本郷和人のレビュー一覧

  • 戦国夜話

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    口調はフランクだけどさすがに史料編纂所教授だけあって史実をきちんと調べてあってよかった 最新の研究事情も垣間見れた

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    2016年08月03日
  • 戦国夜話

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    マンガやゲームから入る以外にも、歴史に興味を持つ人の裾野を広げようとする試みか。研究者としては、かなり危険な取り組みだと思うが、人文系アカデミズムの無用論を唱える人が増えているので、なんとかしようと努力されているみたい。

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    2018年10月14日
  • 戦国武将の選択

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    <目次>
    まえがき  史料とのつきあいはバランスが大事
    第1章  あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか
    第2章  「天下統一」という新概念はどう生まれたか
    第3章  部下・光秀が「本能寺」を決めた出来事
    第4章  「戦国最強の武将」はだれか
    第5章  武将たちが残した人生哲学
    第6章  執権北条氏、粛清政治の手法~戦国前夜①
    第7章  「大義名分」がない中世武士の感覚~戦国前夜②
    第8章  利休は強欲だから秀吉に殺されたのか
    第9章  「利休七哲」と徳川大奥
    第10章  武将の名から人間関係が見える
    第11章  家康と「信康切腹」と「長篠」

    <内容>
    最近はテレビでのAKB高城推しなど、やや興ざめの感もある本郷さんの本。産経新聞連載の記事をまとめたもの。相変わらずの軽妙な筆致で中世から江戸にかけてを縦横無尽に書いている。ポイントは人間。史料編纂所の教授なので、史料を基にしてその隙間を今までの経験や記憶から埋めていく。首肯できることも多い。通説に対する反論も多く、読みやすさを含めておすすめの一冊である。

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    2015年10月31日
  • NHKさかのぼり日本史(8)室町・鎌倉 “武士の世”の幕開け

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    南北朝分裂が我が国特有の天皇を中心とした権威に
    大いなる揺らぎをもたらした
    天皇の権威の失墜は、そのもとにある公家も権威がなくなり、その庇護にあった武士も頼る者がなくなり、税金の徴収システムが綻び始めて、困窮の時代が来ます

    29.4.30再読

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    2017年05月02日
  • 戦国武将の明暗

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    関ヶ原の秀秋の件、なるほど。◆大谷吉嗣と三成の茶器の話のソースがない件。秀吉の逸話としてはあり。◆江戸と穢土。◆関ヶ原と群雄割拠が常態と言う意識の件。◆島津の内府の乱。◆立花道雪の話。?千代。◆佐竹の話。秋田美人の件。◆◆◆◆面白そうな本の紹介あり。◆◆山本博文「島津義弘の賭け」中公文庫◆山本博文「江戸人のこころ」角川選書◆高殿円「剣と虹」文春 井伊直虎の話

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    2020年07月27日
  • 戦いの日本史 武士の時代を読み直す

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    ≪目次≫
    はじめに
    第1章  平清盛と源頼朝―治承・寿永の内乱―
    第2章  後鳥羽上皇と北条義時―承久の乱―
    第3章  安達泰盛と平頼綱―霜月騒動―
    第4章  足利尊氏と後醍醐天皇―南北朝内乱―
    第5章  細川勝元と山名宗全―応仁の乱―
    第6章  今川義元と北条氏康―駿東地域の争奪戦―
    第7章  三好長慶と織田信長―戦国の畿内争奪の諸相―
    第8章  豊臣秀吉と徳川家康―小牧・長久手の戦い―
    おわりとあとがきを併せて

    ≪内容≫
    日本史中世の専門家が、武士の時代を2人ずつ対立関係で時代を見ていこうという大胆な試論。本郷さんの著書はとてもわかりやすいので、廉価な本が出ると手に入れています。しかし、内容はなかなかハードで、大胆な提案もちらほら。今回も史料を縦横無尽に使いながら、現在の歴史学の主流に棹さす提案が見られます。ただ、まったく新しいものは少なく、どこかで読んだようなものも…(たとえば、信長は天皇を利用する意図はなかったが、秀吉は必要だった、など)。
    霜月騒動や北条義時論などは、私の知らなかった(ただの勉強不足ですが)論点だったので、面白く読めました。

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    2013年01月26日
  • 日本史の血脈

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    「家」と「血」。タイトルに血脈とあるけど、そのどちらを日本人が、その歴史が大事にしてきたか一考となる一冊。相変わらず本郷先生の本は歴史好きにはたまらない。

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    2026年09月27日
  • 東大教授がおしえる 超!やばい日本史

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    敏腕プロデューサー天武は「日本には天皇が紀元前からいた」という内容の歴史書を作るよう命令し、これは後に『古事記』『日本書紀』と呼ばれるようになりました。 神話と歴史をごちゃ混ぜにして「天皇は神の子孫」とする設定はここから始まり、日本が第二次世界大戦に負けて昭和天皇が「人間宣言」を出す1946年迄続きました。 読み易くする為に同音のかなを使い分ける「定家仮名遣」と「文章の改行」を行い、現代の日本語の基礎まで作り上げてしまったのです。 夫さん音二郎が47歳で亡くなった後、貞奴は初恋の岩崎桃介と運命的な再会を果たし、約30年ぶりに結ばれます。桃介は水力発電事業を起こして大金持ちになり「電力王」と呼ばれていました。 藤田嗣治は、フランスで人気になった画家です。 「共通の敵を叩く」事は何よりも人を熱狂させ、結束を高めるのです。 「賢い人は歴史から学び、愚かな人は自分の経験からしか学ばない」という有名な言葉があります。

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    2026年09月24日
  • 東大教授がおしえる やばい日本史

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    歴史を変えた人物の「すごい」と「やばい」を見てみれば
    日本の歴史がざっくり分かる!卑弥呼、聖徳太子、紫式部、織田信長、徳川家康、坂本龍馬、夏目漱石・・・日本のはじまり~現代までまるっと全部網羅しました。
    教科書で一通り学んだけれど、こんなキャラだったわけ!?とか変なエピソードがたくさんあって爆笑。歴史上女性の影が薄くなりがちだけど、何人か強烈な人が入っていて楽しかった。

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    2026年09月13日
  • 最期の日本史

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    歴史とは、過ぎ去った人々の物語だと思いがちである。だが、人はいつの世も生き、老い、そして死んできた。武将も天皇も名もなき人も、その一点では変わらない。死に方を見れば、その人が何を大切にして生きたかが浮かび上がる。歴史の表舞台では見えなかった素顔が、最期の瞬間にのぞく。となれば、これは昔の人の話だけではない。私たちもまた、いつか歴史の側へ回る。最期から人生を眺めれば、今日という一日の重さも、少し違って見えてくる。

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    2026年08月27日
  • 日本史の血脈

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    「いい家柄」という言葉がある。古くから優れた血が流れてきた家、という響きをどこかに持つ。だが、本当にそうなのだろうか。
    家柄は単に血脈だけから生まれたものではないことが見えてくる。婚姻があり、養子があり、官職や土地があり、時には系図さえ整えられてきた。そこへ周囲の承認が重なって、「名家」という姿がつくられてゆく。
    家柄とは、血という一本の糸ではなく、幾本もの糸を撚り合わせた綱のようなものなのだろう。「どこの家に生まれたか」よりも興味深い問いが浮かぶ。その家は、何を受け継ぎ、何を守り、何を後世に伝えてきたのか。家柄とは血の古さではなく、歴史の積み重ねなのかもしれない。

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    2026年08月26日
  • カラー版 皇室のお宝

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    「本郷先生、ついに美術史にも手を出し始めたのか」というのが正直な感想。本文中でも述べられている通り、美術史の文脈から作品を論じるのではなく、あくまでその作品が成立した背景や時代の説明が中心となっている。豊臣秀吉の書状について、書札礼の視点から解説するあたりは、歴史家ならではといえるかもしれない。皇室に伝わる宝物をカラーで見ることができるのが、最大のメリットだと思う。

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    2026年08月11日
  • 戦国武将の明暗

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    ネタバレ

    YouTubeで動画を拝見させていただいた本郷先生の著作を読んでみたく拝読。本の中で先生は、「僕の本は売れない」と謙遜されていたが、なるほど前半は同じような登場人物が多く読みにくい。しかし、解りやすくする努力は感じられる。印象に残ったのは戦国の女性の逞しさである。戦国時代は男だけ戦っていたのではない。女だって命がけだ。中には女城主として城を統括していたものまでいた。その女城主も偶然的にちらほら出現していた印象を受けた。江戸時代が封建的なものになっていたのに比べ戦国時代はルール無用の実力主義で面白い。女だから男だからというくくりではなく、実力あるものが全体を統べる。

    また戦の城のなかの描写があるのが面白い。女性や子供は、城の中で銃の弾作りに戦利品の敵の首に化粧を施す。また、その首と一緒に寝るのである。現代の感覚からすると考えられないがその時代の空気を知ることができて面白い。

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    2026年08月06日
  • なぜ秀吉は信長を呼び捨てにしたのか

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    表題の関連は僅か。戦国時代に活躍した織田、豊臣、徳川の1章。武田、上杉、毛利を描いた2章。石田、明智、今川の敗者に焦点を当てた3章。地方の英雄として島津家と伊達政宗を描いた第4章。人気先行気味の伊達政宗の痛い話が以外性があって私は面白かった。

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    2026年08月04日
  • 戦国時代のタイムライン

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    大河も見ていて、ちょうど知識が蓄積されてきたころだったので。
    夏休みの学生さん向けで並べられていた。

    ふざけた感じかと思いきや、内容は真面目。でも結構面白い。学校の図書室には必ず置いてほしい。

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    2026年08月01日
  • インテリジェンス関ヶ原

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    なるほど〜という感じの本の。当然だけど関ヶ原に至るまでは、大名のさまざな駆け引きがあって、戦に至ってる。登場人物が多く、ごちゃごちゃしちゃってたが、そういうことだったのかということがわかった。入試の薄っぺらい日本史じゃなくて、こういう日本史を勉強するべきですね。入試でも日本史は苦戦したけど。

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    2026年08月01日
  • こわい日本史

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    気分転換にすぐ読める。「こわい」って定義が章により違ってた。政策や裏切りの怖さや信長や秀吉のような残虐的な人間の怖さだったり。すごく初歩的な話が多かった。

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    2026年07月29日
  • 喧嘩の日本史

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    喧嘩と聞けば、感情のぶつかり合いを思い浮かべる。しかし日本史を振り返ると、喧嘩は単なる私怨ではなく、時に政治を動かす火種でもあった。武士の意地、家の名誉、権力の均衡――その衝突の裏には、それぞれ譲れぬ理があった。争いは破壊を生む一方で、時代を変える契機にもなる。歴史に残る喧嘩の数々は、人が何を守ろうとしてきたかを示す。対立の絶えぬ現代だからこそ、争いの奥にある人間の業と知恵を、歴史から学びたい。

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    2026年06月28日
  • 歴史学者という病

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    歴史は過去の出来事を並べた年表ではない。なぜそうなったのかを問い続ける営みである。歴史学者は古文書の一文字にこだわり、通説を疑い、わずかな証拠から真実を探ろうとする。その「病」とも呼ぶべき探究心が歴史の見方を変えてきた。英雄とされた人物の実像を掘り起こし、忘れられた人々の声に光を当てる。歴史は絶えず書き換えられるのである。過去は遠く去った世界ではない。歴史学者たちの終わりなき問いかけは、私たち自身を知る旅へとつながっている。

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    2026年06月05日
  • 東大教授がおしえる やばい日本史

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    日本史の偉人のすごいところとヤバイところを時代ごとに対比させている。偉人も人だった。というように功績や美化されたところ以外に欠点や変なところがあったということをわかりやすく漫画も交えて書いている。歴史が苦手な人がとっかかりとして読むととっても良い。

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    2026年06月04日