本郷和人のレビュー一覧
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朝廷中心の世を覆し、武士が優位に立った歴史の転換となる
承久の乱。武士とは、鎌倉幕府とは、そして承久の乱に
至った経緯とその後について、著者の考察を交え、解説する。
第一章 「鎌倉幕府」とはどんな政権なのか
第二章 北条時政の“将軍殺し”
第三章 希代のカリスマ後鳥羽上皇の登場
第四章 義時、鎌倉の...続きを読むPosted by ブクログ -
2023年1月読了。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の便乗…、いや失礼、本郷先生の解説本2冊目です。
本書は、大河ドラマへの解説と云うより「鎌倉幕府を支えた執権北条氏は、どう興り、どう栄え、そしてどう滅んだのか」迄を、年代順と云うより歴代執権の順に、当時の国難や政変等を交えて、「中世日本史...続きを読む -
大河の「鎌倉殿の13人」「平清盛」から、この時代をもっと知りたいと思い読み始めた。研究者の方の本だから、難し過ぎたらやめようと思っていたが、とても読みやすく、面白い。大河のおかげで人物名や地名、官位にも馴染みがあったが、よりスッキリ理解できた。こういう本があれば、歴史がもっと好きになると思う。Posted by ブクログ
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正直、歴史はあんまり…という人も結構楽しめそうな本。合間にざっくり歴史の流れ漫画があって、どっかのコナンより流れが分かりやすいと私は感じました。
ただ好きな武将とかのヤバいページはあんまり見ない方がいいかもねPosted by ブクログ -
2022/12/28
大河ドラマで話題になっている鎌倉時代。
源頼朝が関東に作り上げた鎌倉幕府はどのような体制のもとになぜ関東に作られたのか、という基本的な疑問でありなかなか明確な答えが出ないこの問いに対してのヒントをくれる本であると思う。
鎌倉幕府が作られたその過程と中身(北条氏に執権として実権を...続きを読むPosted by ブクログ -
この本は本当に分かりやすく、おもしろい。後鳥羽上皇の目指すところと頼朝と、その仲間たち、その後の義時とその仲間たちが護りたかったところのギャップを浮き彫りにするための背景を遡って分かりやすく説明してくれている。本郷先生曰く、乱そのものではなく、そこに至るまでが非常に重要であることも納得。さらにはこの...続きを読むPosted by ブクログ
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史実がわかりやすく解説されています。
オモテとウラに分かれていますが、ウラ情報もまあまあ有名な話題なので入門書的ですね。
小学生が読めるように振り仮名振ってあります。Posted by ブクログ -
関ヶ原は日本史上の重要な合戦が起きている場所である。古代には壬申の乱が行われた。慶長五年(一六〇〇年)九月一五日には天下分け目の関ヶ原の合戦が起きた。
各合戦の迎撃側と攻撃側を整理すると以下になる。
壬申の乱:迎撃側・近江朝廷、攻撃側・大海人皇子
青野原の戦い:迎撃側・室町幕府、攻撃側・北畠顕家
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