本郷和人のレビュー一覧
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本書は古代から明治維新までの主な合戦を見開き1頁で図解。
1頁なので深いところまでは書かれていないけれど、合戦マップは分かり易いし、兵力の比較なんてはじめてみたので面白かったです。
要所要所の戦いの様子をなんとなく知っていただけの初心者の私には、日本の合戦の流れを簡潔に追いながら日本史が学べる本としてちょうどよかったです。
まだレビューは書けていないのだけれど、最近南北朝時代がマイブームなので、そこの大まかな流れだけ備忘録として書いときます。
1333年千早城の戦い
勝・楠木正成(1000騎)-負・北条高時(100万騎)
後醍醐天皇を助けるために挙兵。この時は幕府側についた尊氏が負けている -
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教科書に載っている偉人。
脈々と語り継がれる歴史を切り開いてきた数々の有名人たち。
その功績を学ぶと、世の中にはこんなにすごい人がいるのか…と感銘を受けるが、もちろんどんなに偉大な人でも失敗や短所がたくさんある。
「すごい」ばかりではなく「やばい」部分も知ることでより関心が深まるどころか、面白く楽しく学ぶ きっかけにもつながるのだと痛感した。
偉人も完璧人間ではなく、普通の生きた人間なんだなと親近感が湧き、もっと詳しく深掘りしたくなるような、小学生くらいの子が日本史を学ぶとっかかりにちょうどいい一冊。
もちろんどの年代の方でもポップなイラストと驚愕の偉人失敗談に笑い驚くこと間違いなし。 -
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日本史の大喧嘩を個人の関係にフォーカスして説明していて、しかもその喧嘩が歴史的にどう重要なのか、高い視点からの解説もあって日本史の見方が深まる。
頼朝と義経、源氏将軍と北条氏、鎌倉幕府と地方武士、尊氏と直義、尊氏派と直義派、謙信と信玄、信長と光秀、家康と秀頼、吉良上野介と赤穂浪士、井伊直弼と水戸・薩摩藩という章立て。
日本史上親殺しはあまりないけど兄弟殺しが結構あったり、西上せず鎌倉に留まった頼朝は読み書きもできない武士たちの利益を貴族や寺社から守る棟梁として朝廷から距離を置いて政権を作ったとか、頼朝や秀吉など最高権力者が生きている時の不満が梶原景時や石田三成に向かったんだとか、フビライは日本 -
購入済み
子供でなくとも
古文は、定期試験で平均以上取れればいいやって過ごしてきたので、源氏物語と言われても説明は適当なものしか出来ない。
古文は原文で読めと言われても今や無理。
そんな大人にも何となく紫式部の生い立ちが分かる児童書。 -
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豊臣政権
西向き、朝鮮出兵、中央集権、重商主義、貨幣経済、
貿易重視
新自由主義、貧富の格差
徳川政権
東日本重視、地方分権、農本主義、内需拡大
格差が少ない、セーフティネット
清盛
西日本中心の日宋貿易
頼朝
関東、土地の安堵
天智天皇
朝鮮進出、白村江の戦い
天武天皇
遣唐使一次廃止、古事記、国内集中
明治政府
朝鮮併合、薩長を中心とした中央集権、貿易重視
現代
冷戦終結以降新自由主義、グローバリズムに触れ過ぎた反動が来て、国家主義、ナショナリズムの内向きの傾向。逆に触れ過ぎない様に気をつけつつ、歴史に学び、東京一極集中を防ぎ、地方分権、内需拡大を目指すべき。 -
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「喧嘩の日本史」とは面白いタイトルですね、数年前から追いかけている本郷氏による今年(2024)5月に発刊された新書です。本屋で見つけた時にはすぐ購入しましたが、最近読みたい本が多くて先日読み終えました。
この本で取り扱っているのは、歴史上の有名な事件ですが、私が歴史の授業で習った「その後の日本の方向性」を決めてしまうような事件も、元を辿れば、人間同士が起こしたものなので「喧嘩」に行き着くとのことです。
喧嘩を起こす前の「感情の高まり」を抑えることができれば、大事件に繋がることが防げたケースもあれば、個人で努力しても、個人についているグループ(派閥等)の影響で、どうしようも無かったケースもあ -
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記録によれば2年前(2022)のコロナ体制の時に読み終わった本です、読み放しにしていて部屋に放置してあったのを、GWの清掃で発掘しました。
この本の筆者である本郷氏の本は、これで33冊目(何冊かはレビュー未着手)となります。記録に残っている歴史と本当に何が起きているのかは異なるという見解で「逆説日本史シリーズ」をかつて愛読しましたが、本郷氏の本はそれに通じるものがあります。
本を仕上げるために、古書を読み解いてそれを名誉の得られる学会に投稿して終了するのではなく、素人にもわかりやくす解説する本を出してくださることで、私のようなものでも歴史の新たな側面を楽しむことができます。このような本を読 -
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ネタバレ鈴木保奈美さんが案内役を務める『あの本、読みました?』を毎週楽しみにしている。
今回は「新書」を取り上げていた。そこに出ていた本郷和人さんの本を読んでみた。
天皇・宗教・土地・軍事・地域・女性・経済の7つの視点から歴史を語る。
当たり前だと思ったことが当たり前じゃない。
「川中島の戦い」は引き分けじゃなく、信玄の勝ちと言い切るところが面白い。
戦いの勝ち負けは犠牲者の数でも、大将の首でもなく、その戦いが何の目的かによるという立場。
謙信が北信濃の領地を狙ったのに、結果的に占領するに至らず越後に帰ったのだから信玄の勝ち!
なるほどと思った。
目から鱗の歴史講義だった。さらに本郷説を知りたくなる。 -
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平清盛、源義経、上杉謙信、そして織田信長、豊臣秀吉といった、歴史上の名だたるヒーロー達。彼らの犯した(?)過ち、失敗とその背景を振り返り、もし彼らがその失敗とは違う「別の道」を歩んでいたらどうなったか考察する。歴史にifは無いが、敢えてそのシミュレーションをして見るのも歴史を学ぶ楽しさだろう。
しかし今よりも昔の人の方が、先人の歩み功績に学び、失敗から多くの教訓を得ていた筈。頼朝にせよ、信玄にせよ、あれ程他者の動向から多くを学び、糧にしていた筈の人でも、結局は「失敗」する。それも思わぬところで。
人間は「考える葦」というより、「失敗する動物」と定義し直した方がいいのでは。
この本で取り上