本郷和人のレビュー一覧

  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    教科書で習ったが、実は承久の乱についてなにもわかっていなかったことがわかった。人名とその関係がなかなか頭に入らず、難儀したが、構成が見事なので、要はこういうことなのですね。ということは理解できた。あとがきを読んで、著者と編集者の労力に敬意を表します。

    ・幕府と言い始めたのは江戸時代。幕府という用語は室町時代。
    ・鎌倉幕府は、保証人ならぬ保障人・源頼朝と主従関係を結んだ仲間たちが、東国に築き上げた安全保障体制。
    ・刀が武士の象徴になるのは、実践から遠ざかった江戸時代のこと。
    ・『吾妻鏡』は基本的に北条氏支配を正当化するもの。
    ・鎌倉時代は女性の地位が高い時代。
    ・「権門体制論」と「東国国家論」

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    2019年04月19日
  • 乱と変の日本史

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    やや親書を書きすぎでマンネリ気味の本郷先生ですが、本書は個人的にはヒット。中世のみならず、相当広い範囲を乱と変をキーワードに説明していきます。応仁の乱に至る室町時代の経緯など、腑に落ちるところが多かったです。

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    2019年04月18日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    シンプルで面白く、すこしドラマ調に。
    この時代の支配や幕府、朝廷の及ぼす範囲にとても興味があって、非常にわかりやすい言葉で伝えてくれた。
    伝える。という難しさが歴史書の課題だと思う。
    それを理解した上で書いているのが良く分かる良著でした。他の作品も読んでみます

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    2019年03月27日
  • 考える日本史

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    新書を乱発している本郷先生の最新作。10のテーマに基づき日本史が語られます。それぞれ興味深いのですが、他と重なる話が多いのが気になるところ。そろそろ一休みのタイミングでは?

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    2019年03月22日
  • 考える日本史

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    歴史を学ぶとは、考え続けること。
    歴史は繰り返すということで学ぶのではなく、歴史を学ぶことで選択肢を増やすことができる、とハラーリも書いてたと思います。
    いい本でした。

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    2019年01月25日
  • 日本史のミカタ

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    それぞれ一家言ある井上・本郷両先生の対談本。鎌倉期から幕末まで流れる経済の底流や、実体的な力を失った後の朝廷の生き残り戦略、 など参考になる切り口が多かったです。井上先生の発言が要所要所関西弁なのが面白い。

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    2018年10月25日
  • 日本史のツボ

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    わかりやすい!
    かくも歴史をわかりやすく書いた本があるのだろうか。
    中学程度の知識があれば充分。歴史学の最先端の人が我々にわかりやすく書いてくれている。
    面白くないはずがない。

    それも、時代毎に区切るのではなく、7つのテーマを基にして通史で語ってくれている。すーっと頭に入ってくる。

    地域の項が心に残った。「日本」はどこまでか。当時の人々はどこまで「我が国」と意識していたか。

    「日本」と聞いて北海道から沖縄までを浮かべるのは現代だから。「日本」の範囲は時代によって異なる。

    まさにアハ体験。是非一度。

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    2018年09月26日
  • 上皇の日本史

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    ふむふむなるほど、という一冊。歴史的には政治的権力の担い手としての上皇がいる方が当たり前であり、摂関政治とも共存して(というより混じり合って)いたこと、一方、天皇は権威の源泉として存在していたこと、それであるがゆえに、武家政権の権威づけとしての天皇が活用され(秀吉と家康の例はわかりやすい)、武家政権の完成形となった江戸時代を最後に上皇が存在しなくなったこと、などが私の理解です。天皇退位に伴い、新天皇との関係が気になるところ。本書を敷衍すると、結局権威の源泉は一人、という気がしますが。

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    2018年09月20日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    ▶︎-2018/06/04▶︎関ケ原町住民として大変嬉しい本です。ただ地元住民としては、大海人皇子の行宮がどこにあったのかを明確にしていただきたかったし、地形図や写真などがあるとより興味深くなったと思う。▶︎著者は5回関ケ原にきたとあるが、残念ながらその成果が具体的に現れていないと思う。

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    2018年06月07日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    著者の近作(日本史のツボ)とややダブりますが、日本の歴代政権の地域感を学ぶためには良い本。勉強になります。

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    2018年03月10日
  • 日本史のツボ

    購入済み

    なかなかの出来

    難しいことは書いていませんが、知性と教養がある人にはより味わい深く読めると思います

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    2018年03月01日
  • 戦国武将の選択

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    ネタバレ

    小和田哲男氏が「御大」化(失礼!)する中、著者は磯田道史氏とともに、メディア露出の多い歴史学者のツートップといえるのではないだろうか。

    別の著書の前書きで「ぼくの本は売れない」と嘆いていたけど、決してそんなことはなく、本書も語りおろしの形式で、とても読みやすいものとなっている(ときどき筆が走るのもご愛嬌)。

    日本の歴史研究の最前線とも言うべき東京大学史料編纂所にいるだけあって、自説にも資料的根拠を付加するところも興味深い。「あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか」とか「家康と『信康切腹』と『長篠』」などはなるほどなぁと思わされてしまった。

    AKBヲタの先生だけに、「大島優子とキャラが似

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    2015年09月17日
  • 鎌倉幕府の真実

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    鎌倉時代を中心に、歴史の真実を追求する歴史学者が、
    古文書を読み解く重要性と検証の必要性、そして苦労を語る。
    ・はじめに
    第1章 鎌倉時代の武士の謎
    第2章 鎌倉幕府を分析してみた
    第3章 人物像を掘り下げる
    第4章 古文書抜きに日本史は語れない
    第5章 「実証」と「推測」
    第6章 歴史学者を悩ませる「自作自演」

    古文書抜きには日本史は語れない。
    平賀氏、和田義盛、実朝の首、伊賀氏、義経VS景時など、
    古文書の読み解きと考察によっての語りが楽しい。
    特に「男衾三郎絵詞」の考察が面白かった。
    また、中世文書の形式での基本と応用は、まるで
    ミステリーの謎解きのよう。
    まさかの後醍醐天皇の、部下に

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    2026年06月17日
  • 「将軍」の日本史

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    鎌倉から江戸までを将軍と言う切り口でまとめている。将軍には、世襲というイメージがついてくるが、実質的な権力、支配の正当性は、家臣の総意に基づくことを立証している。朝廷からの任命としての名目としての将軍と軍事、政治を司る権力者は、時間軸一致しない。

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    2026年06月16日
  • 日本史の血脈

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    歴史学者の本郷和人が描く日本人の血脈について。

    日本人は血脈よりも家柄を尊重するということがよくわかった。

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    2026年06月13日
  • 日本史を疑え

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    歴史が動く本質によって時代区分は、区切られるべきという考え方で、中世の定義しを提案している。
    論理的考え方、本質の捉え方が面白い。

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    2026年06月07日
  • 北条氏の時代

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    歴史学者の本郷和人が説く、北条氏とそれを取り巻く鎌倉幕府について。

    武家政権の台頭や公家との関係などがよくわかった。

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    2026年05月23日
  • 豊臣の兄弟 秀吉にとって秀長とは何か

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    大河ドラマでやってる内容なので、すっと理解できた。戦国時代に、兄弟が協力することの、難しさ、希少性が理解できた。また、兄弟で役割を分担してきたとの推論も、客観事実からも納得性が高い。

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    2026年05月18日
  • 東大教授がおしえる やばい日本史

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    新聞の書籍広告欄にて本書を見つけた。
    歴史上の人物は、いわゆる光の側面から一般的に
    知られていることが多い。それだけに、史学に
    馴染みのない私には、本書は斬新だった。


    本書は、日本史上著名な人物を時系列に横断的網羅的に平易に紹介している。

    一般的に、日本史のテキスト等においては、本書の表現を借りると、『すごい』事実をその人物の功績等として記載している。本書においては、『すごい』事実だけでなく、『やばい』事実、つまり、影の側面から見た事実も余すことなく紹介している。

    印象的だったのは、清少納言と紫式部、葛飾北斎である。

    ★清少納言
    枕草子には美しい風景描写だけでなく、特定の層を
    批判す

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    2026年05月12日
  • 東大生に教える日本史

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    大河ドラマなどで知っているつもりになっている歴史上の人物。時代の流れの中で捉え直す面白さ。信長、秀吉、家康の見方も変わってくる。家族に対する考え方、サラリーマン大名とオーナー大名は目から鱗。今は、江戸時代末期に似てないか?「歴史は推理の学問。史料以外のさまざまな歴史の知識、そして推理と想像力で埋めていく」「現代社会も答の見つからない問いだらけ。知的作業のトレーニングとして歴史学はけっして無意味ではない」なるほど。

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    2026年05月06日