本郷和人のレビュー一覧

  • 黒幕の日本史
    興味のあるところだけ拾い読みしました。
    黒田官兵衛、千利休、高山右近、伊奈忠次、西郷隆盛。高山右近が前田家の参謀となってお家存続に大きくかかわったあと出国したのは初めて知りました。
  • 数字でわかる!ぎょうてんな日本の歴史
    タイトルどおり、どのページもわかりやすい
    数字で日本の歴史の面白さを伝えてくれた。
    良いところは、今の数字に換算してあるところ。
    Kmや円など、昔の単位でないところが
    イメージしやすくてよい。

    特に驚いたのは
    東大寺の大仏に貼られた金箔が440kgもあった
    ということ。金閣寺の金箔は20kgという...続きを読む
  • 日本史の法則
    2024.02.24
    なるほどね、と思うことも多くあるが、いろんなところにケンカを売るような書き方には閉口する。もっとおおらかな気持ちで書かれていればいいのに。
  • 日本史のミカタ
    対談を通して日本史学者の名前が沢山出てくるのでその学者がどんな事を言っているのかが分かるのが良かった。
    正直なところ、よくわからない点もあったが、官職一覧や家格表など補足してくれているのはありがたい。
  • 愛憎の日本史
    <目次>
    第1章  天皇家の「愛」と「憎しみ」
    第2章  『源氏物語』の時代は恋愛至上主義
    第3章  源頼朝が政子を大事にしたのはなぜか
    第4章  戦国時代の英雄と剛毅な妻たち
    第5章  「三英傑」の知られざる女性観

    <内容>
    織田信長の女性観=女性に冷たい、は斬新な視点だった。日本史上の恋愛につ...続きを読む
  • 日本史を疑え
    東大の本郷先生の本。
    WEB掲載等の他の記事と同様の語り掛けるような文体で書かれている。

    各時代の事例をあげながら、定説を疑う「考え方」について説く。
  • 東大教授がおしえる やばい日本史
    卑弥呼から現代までの人物を「すごい」と「やばい」の視点でおおざっぱに振り返った本。
    本書の「歴史は人でできている」という見方を中学生くらいのときに持っていたら日本史も世界史ももっと好きになれたかもと思いました。
    1時間くらいで読める本なので日本史をもう一度勉強してみようという方のウォーミングアップに...続きを読む
  • 「違和感」の日本史
    先生もご苦労されてるんですね…。
    いろいろとご意見もあると思いますが、先生の話はわかりやすいです。
    先生がテレビでお話されることによって、歴史に興味を持ってくれる人が増えたらと思います。
  • 徳川家康という人
     「どうする家康」ロスです。賛否両論ありましたが、素晴らしい最終回でした。本書は大河ドラマを見る前の予習として読むのに丁度いいかなと思いました。文章も読みやすいです。大河ドラマ後だと内容的に少し物足りない感がありました。
     ドラマと異なる点で驚いたのは酒井忠次。「えびすくい」で殿を支えていたと思って...続きを読む
  • 黒幕の日本史
    <目次>
    第1章  宇多天皇
    第2章  信西
    第3章  北条政子
    第4章  中原親能
    第5章  極楽寺重時
    第6章  海住山長房
    第7章  平頼綱
    第8章  北畠親房
    第9章  三宝院賢俊
    第10章  細川頼之
    第11章  三宝院満済
    第12章  黒田官兵衛
    第13章  千利休
    第14章  高山右近...続きを読む
  • 「失敗」の日本史
     失敗という切り口から歴史上の人物を見ていくというのは非常に興味深く、サラッと読めた割にはためになるものであった。
     しかし正直なところ、失敗というのは一口では言えるものの、なかなかにその本人は意図してないところや、自身ではどうにもならないところからも作用されるところがあるものだとも考えさせられた。...続きを読む
  • 東大教授がおしえる やばい日本史
    歴史に興味を持ち始めた小中学生にとって、「歴史は人でできている」ということや、教科書に載るような「偉人」であっても私たちと同じように欠点のある「普通」の人間であったことを分かりやすく紹介している本だと思います。

    ただ、紹介されるエピソードはけっして珍しいものではなく一般的に知られているものが多い印...続きを読む
  • 日本中世史の核心 頼朝、尊氏、そして信長へ
    頼朝から信長まで。九条道家、北条重時、三宝院とか全然馴染みのない方々も入っている。ところどころ会話形式(多分著者夫妻)になっているがどうせなら全部この形式して間口広げるか逆省いて論考してもらった方が読みやすかった気もする。
    法然のところに出てきた当時の日本仏教の考え方は研究されている方の見解だけあっ...続きを読む
  • 世襲の日本史 「階級社会」はいかに生まれたか
    地位より人、人というのは血、むしろ血より家、これが日本の大原則。
    ヤンキーにあこがれる精神は、階級意識の裏返し。

    かつての日本では、頭頂部を人に見せるのは恥だった。烏帽子をかぶる。寝ているときも。
    社会で世襲が存在感を持つ。総理大臣や社長も左右する。

    ウルトラマンは、最終的には家族ができてファミ...続きを読む
  • 東大教授が教える 日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本
    何故か、この先生の本を手に取る機会は無かったが、思ったよりはいい内容だった。もう少し他の著書を読んでみようかと感じられた。
  • 東大教授がおしえる やばい日本史
    日本史をなんとなく眺めながら読みたいなくらいの気持ちならこの本がちょうど良い。
    分かりやすくて笑えるとこもあるから自然と読める。
  • 東大教授がおしえる やばい日本史
    晴明の話を読んでいると、人間は昔からスピリチュアルが好きだったんだなぁとワクワクする。道満とのバトルも面白いけど、出世したのは当時ではかなり高齢の40代で、まさかの68歳で仕事をさぼって始末書を書かされたというエピソードがぶっ飛んでいて好き。
  • 徳川家康という人
    著者なりの徳川家康の人物像が論じられている。天才的なところはなかったが、我慢強く努力を積み重ねたと評している。
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント
    「鎌倉殿の十三人」は割りと視聴率が高かったようで、テレビを殆ど見ない自分にとっては、それが興味の対象となった。
    歴史の教科書で、鎌倉時代の記述ってせいぜいで1ページくらいだったような、あまり意識したことのない時代だったけど、考えてみれば、それまでの天皇(朝廷)による統治から、武士による統治と言う、歴...続きを読む
  • 空白の日本史
    歴史の見方というか、視点が広がった気がした。
    面白かったのは、三種の神器が実は複数セット存在するという点。
    深く考えたことなかったけれど、言われてみれば……という。
    そう、まさに「深く考えたことなかったけど、落ち着いて考えてみれば」なネタが多かった気がする。
    常識だと思っていた歴史観を改めたい方は是...続きを読む