本郷和人のレビュー一覧
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ネタバレ著者は最近よくTVのクイズ番組で見かけるのでチャラチャラした人物かと思っていたら、本職は「大日本史料」の第5編という史料集を編纂することで、そのため来る日も来る日も建長年間(1249~1256年)の資料を読んでいる真面目(?)な東大教授でした。
その本職から離れて、歴史学によって「むかし」を知ることを「いま」に結びつける、という過程の中で、歴史はどういうベクトルで動いているかを知るために、つまり日本の古代~明治以前までの流れを把握するために、「天皇、宗教、土地、軍事、地域、女性、経済」の7つの観点から、歴史の流れを捉えている。
読んで驚いたのは、本当に「ツボ」と思われる箇所をしっかりと押さえ -
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<目次>
まえがき 史料とのつきあいはバランスが大事
第1章 あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか
第2章 「天下統一」という新概念はどう生まれたか
第3章 部下・光秀が「本能寺」を決めた出来事
第4章 「戦国最強の武将」はだれか
第5章 武将たちが残した人生哲学
第6章 執権北条氏、粛清政治の手法~戦国前夜①
第7章 「大義名分」がない中世武士の感覚~戦国前夜②
第8章 利休は強欲だから秀吉に殺されたのか
第9章 「利休七哲」と徳川大奥
第10章 武将の名から人間関係が見える
第11章 家康と「信康切腹」と「長篠」
<内容>
最近はテレビでのAKB高城推しなど、 -
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≪目次≫
はじめに
第1章 平清盛と源頼朝―治承・寿永の内乱―
第2章 後鳥羽上皇と北条義時―承久の乱―
第3章 安達泰盛と平頼綱―霜月騒動―
第4章 足利尊氏と後醍醐天皇―南北朝内乱―
第5章 細川勝元と山名宗全―応仁の乱―
第6章 今川義元と北条氏康―駿東地域の争奪戦―
第7章 三好長慶と織田信長―戦国の畿内争奪の諸相―
第8章 豊臣秀吉と徳川家康―小牧・長久手の戦い―
おわりとあとがきを併せて
≪内容≫
日本史中世の専門家が、武士の時代を2人ずつ対立関係で時代を見ていこうという大胆な試論。本郷さんの著書はとてもわかりやすいので、廉価な本が出ると手に入れています。しかし、 -
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鎌倉時代から安土桃山時代までをメインに、歴史上の戦いを戦略・戦術・兵站・大義名分というテーマで分析し、それらの戦いのリアルな姿を浮かび上がらせようという一冊。
特に期待したのは戦術・兵站に関する部分でした。鎌倉時代から室町時代ぐらいまでは装備としては刀、槍、弓矢ぐらいしかなく、安土桃山時代になってようやく火縄銃が登場します。刀・槍・弓矢がメインの戦場とはどういうものなのか、その辺りの記述を期待して読んでみました。当時は侍のような職業軍人なら刀を抜きあって殺し合いができたとしても、農民をかき集めて戦場に送り出しても、なかなか人を切り殺すという行為はできなかっただろうとの事。そこで、長距離から攻 -
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ネタバレすごく自由にのびのびと語られているように思った。その点に個性があってよかった。
非戦闘員を戦わせるために、豪傑が真っ先に敵陣に攻め込むことが重要になるという古い時代の戦場の話が怖かった。どうして農民が戦おうと思えるのか不思議だったけれど、考えてみればそうだ。こういった戦争の歴史においては「もしも」を考えることはかなり意味のあることだと私も思う。犠牲者を出さないために考え抜かなければならない。
日本人と宗教の話も面白かった。宗教本来の厳しさのようなものが、日本では根付きにくいように思えるのが不思議。日本人はこれが普通だと思い込んでいて同調圧力もあるけれど、世界的に見れば特殊なのかもしれない。
日 -
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何故、豊臣秀吉は天下を獲れたのか?
そして弟・秀長は如何に秀吉を支えたのか。
信頼できる史料を元に考察し、豊臣政権とは何かを解説。
・まえがき
第一章 秀吉の何が、他の武将と違うのか
第二章 戦う秀吉は、なぜ強かったのか
第三章 天下人with秀長
第四章 豊臣政権とは何だったのか
・あとがき
織田信長の後継と成るための全国統一。
その後の秀吉と、弟・秀長の役割を中心にした解説。
特に、農民出身であること。
武士の原理、武士の「家」の重要視とは異なる思考。
信長も織田家を考えていたが、秀吉には分からない。
それ故の武士とは異なる考えは、武勇よりも
デスクワークの能力を評価した。
秀吉自身は