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出版業界で続く「日本史」ブーム。書籍も数多く刊行され、今や書店の一角を占めるまでに。そのブームのきっかけの一つが、東京大学史料編纂所・本郷和人先生が手掛けた著書の数々なのは間違いない。今回その本郷先生が「日本史×失敗」をテーマにした新刊を刊行! 元寇の原因は完全に鎌倉幕府側にあった? 生涯のライバル謙信、信玄共に跡取り問題でしくじったのはなぜ? 光秀重用は信長の失敗だったと言える? あの時、氏康が秀吉に頭を下げられていたならば? 日本史を彩る英雄たちの「失敗」を検証しつつ、そこからの学び、もしくは「もし成功していたら」という“if”を展開。失敗の中にこそ、豊かな“学び”はある!
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年10月17日
2021/10/16
古代の政治家から安土桃山時代、江戸時代の有名武将たちまで、幅広く彼らが地域や国の中心として政治を行なっていく上での「失敗」に着目して、その行動の何がいけなかったのかを考える本です。
著者も書いているとおり、歴史に「もしも」はないですが、現代まで名が残る時代を作り上げてきた成功者...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月14日
平清盛、源義経、上杉謙信、そして織田信長、豊臣秀吉といった、歴史上の名だたるヒーロー達。彼らの犯した(?)過ち、失敗とその背景を振り返り、もし彼らがその失敗とは違う「別の道」を歩んでいたらどうなったか考察する。歴史にifは無いが、敢えてそのシミュレーションをして見るのも歴史を学ぶ楽しさだろう。
し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月08日
近年の日本史ブーム(新書だけ?)の立役者の一人、本郷和人先生による一冊。「失敗」観点から日本史を振り返る。
失敗の観点からの日本史。例えば豊臣秀吉の失敗でいえば、
1.なぜ家康を放置したか。
2.なぜ朝鮮出兵をしたのか。
など定番。
他に鎌倉時代から戦国時代までの多くの貴族や武士、大名の知ったにつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月12日
平清盛、源義経、北条時宗、上杉謙信、豊臣秀吉、伊達政宗といった時代の寵児たちの失敗を紐解く。
平清盛の京都に政権を開いたことが、武家政権を確固としたものにできなかった。
源義経は兄の頼朝の気持ちを汲み取ることが出来ず、対立を招くことになった。
北条時宗は、元寇で働いた武士たちに対して、自分の身を削っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月16日
失敗という切り口から歴史上の人物を見ていくというのは非常に興味深く、サラッと読めた割にはためになるものであった。
しかし正直なところ、失敗というのは一口では言えるものの、なかなかにその本人は意図してないところや、自身ではどうにもならないところからも作用されるところがあるものだとも考えさせられた。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月18日
021年3月刊。この筆者の本は初めて。筆者は『逃げ上手の若君』に関する歴史コラムを、『少年ジャンプ』に毎週、連載中。本書は歴史上の人物の「失敗」に焦点を当て、「あの時、どう行動すれば良かったのか?」「もし、その失敗がなければ、歴史はどう変わっていたのか?」を検証する一冊。鎌倉時代から関ヶ原の合戦ま...続きを読む
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