本郷和人のレビュー一覧

  • 歴史学者という病

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    「半生記にして反省の記」という帯のノリにどれくらい乗っかって良いものか・・・
    前半はご自分の生い立ちや学生時代などをユーモアを交えて書かれているが、終盤に近づくにつれてマジになり、専門的な話になり、私の頭脳では消化できなくなってくる。
    (まあ、頭脳は消化器官ではないわけだが)

    本郷先生は、時々テレビにも出演されているから顔と名前が一致する学者さんで、とても面白い方だということも分かっている。
    「東京大学資料編纂室」という肩書きも知っていたが、そこが何をするところなのか知らなかった。
    たとえば誰もが知っている「日本書紀」みたいな歴史書を編纂しているのだという。
    驚いた。
    そして、そこでの上司が

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    2023年01月19日
  • 考える日本史

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    うーん、今まで信じてきた歴史が、実は違った…なんて。
    よくあることですけど。
    既に起こったことなのに、後世の研究で過去が変わるということが面白い。
    今年の大河、どうなるんでしょう。

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    2023年01月19日
  • 北条氏の時代

    ネタバレ 購入済み

    大河ドラマの先にある興亡史。

    2023年1月読了。

    大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の便乗…、いや失礼、本郷先生の解説本2冊目です。

    本書は、大河ドラマへの解説と云うより「鎌倉幕府を支えた執権北条氏は、どう興り、どう栄え、そしてどう滅んだのか」迄を、年代順と云うより歴代執権の順に、当時の国難や政変等を交えて、「中世日本史に輝く鎌倉幕府の実態」を、豊富な史料と本郷先生独自の推理力でズバッと切り込んだ上質な歴史解説本でした。

    大河ドラマは北条時政~義時~泰時迄の、鎌倉幕府草創期の動乱を描いた素晴らしい作品でしたが、本書は「その後の鎌倉は…?」と云う思いを抱いた方々へ、正に波瀾万丈の「中世日本史」を垣間見せてくれる

    #笑える #タメになる #深い

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    2023年01月18日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    大河の「鎌倉殿の13人」「平清盛」から、この時代をもっと知りたいと思い読み始めた。研究者の方の本だから、難し過ぎたらやめようと思っていたが、とても読みやすく、面白い。大河のおかげで人物名や地名、官位にも馴染みがあったが、よりスッキリ理解できた。こういう本があれば、歴史がもっと好きになると思う。

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    2023年01月14日
  • 日本史のツボ

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    日本史のこぼれ話を集めたような一冊。

    天皇と将軍、どちらが上か? きっかけは1221年の後鳥羽上皇が敗北した承久の乱で形勢逆転。

    神道と仏教の関係

    江戸のお寺は「役所」の存在も兼ね備えていた。

    荘園は口利き的な要素もあり、自分達の土地を自分達で守ろう!という意識のもと、武士が発生した。 田舎の武士は在地領主、京都の武士は貴族を守るため、と起こりは異なれど、発生したのはこの辺りから。

    貨幣経済の発展により、鎌倉幕府は潰えた。

    信長が実現させた自由とは?

    悪党たちが戦い方を変えた(ルール無用)

    日本は「ひとつの国」ではなかった?

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    2023年01月12日
  • 歴史学者という病

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    大学で歴史学を学んでいた者にとって、歴史学の奥深さ、闇深さを感じて面白かった。物語ではない科学としての歴史、実証史学とはなにか。歴史を研究するということの意味について考えることができる。①一つの国家としての日本は本当だろうか、②実証への疑念、③唯物史観を超えていく。の3つの柱は興味深い。

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    2023年01月09日
  • 歴史学者という病

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    ブタに歴史はありますか? なんたるパワーワード!
    平泉澄、ヤベェな。
    それはさて置き、本筋は以下。
    まるで熱血実証史学者群雄伝だね。
    戦前の皇国史観との抗争と敗北から始まり、戦後の唯物史観の隆盛と崩壊、そして今も続く訓詁学的実証史学原理主義者との内ゲバ的な闘争が、魅力的な史学者達のキャラクターとともに物語られる。
    私達の愛読する歴史小説や歴史本の参考文献に列記されてる、名前だけはお馴染みの、あの学術書群の著者達の、歴史です。
    歴史好きのキミ!面白いから読んどきな♪
    今までと違う角度で読書が進むこと間違いないから。

    そして、何者でも無かった私達と同じような歴ヲタ少年が、いかにして実証史学のプロ

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    2023年01月09日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    2022/12/28
    大河ドラマで話題になっている鎌倉時代。
    源頼朝が関東に作り上げた鎌倉幕府はどのような体制のもとになぜ関東に作られたのか、という基本的な疑問でありなかなか明確な答えが出ないこの問いに対してのヒントをくれる本であると思う。
    鎌倉幕府が作られたその過程と中身(北条氏に執権として実権を握られたことなど)は一般的な事実として歴史、日本史で学習するが、その内実はどうだったのか、もともと京都に朝廷権力という長年にわたって鎮座していた圧倒的な権力の基盤があったはずなのに、武士が政治の中心として権力を握るように変化したのはどうしてなのか、とこの感想の文章がまとまってないところからも、読めば

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    2022年12月30日
  • 歴史学者という病

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    実証の位置付け等から考える、本郷版の「歴史とは何か」。

    筆者の自伝的な内容。生い立ちから歴史との関わり合い、そして現在に至るまで。日本史学界を時に強く批判しつつ、筆者の思想の遍歴から、歴史とは何かを考える。

    ちょっと筆者の他の作品と毛色が違うので、単なる歴史マニア受けはしないかもしれない。

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    2022年12月26日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    この本は本当に分かりやすく、おもしろい。後鳥羽上皇の目指すところと頼朝と、その仲間たち、その後の義時とその仲間たちが護りたかったところのギャップを浮き彫りにするための背景を遡って分かりやすく説明してくれている。本郷先生曰く、乱そのものではなく、そこに至るまでが非常に重要であることも納得。さらにはこの乱の結果の歴史的な意味、そして個人的には三上皇配流の説明が分かりやすくまとまっていて、この流れを他の資料を見ていたのだけど、よく分からず困っていたので目から鱗。またそちらの資料に戻ってみよう。

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    2022年12月23日
  • 東大教授がおしえるシン・日本史

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    史実がわかりやすく解説されています。

    オモテとウラに分かれていますが、ウラ情報もまあまあ有名な話題なので入門書的ですね。

    小学生が読めるように振り仮名振ってあります。

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    2022年12月11日
  • マンガで教養 やさしい日本史

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    史実の5W1Hが図やマンガでわかりやすく解説されていて、楽しく学べました
    歴史上の人物のキャラクターをマンガで読んで、そこから史実と結びつけて覚えています
    巻末の特集、時代劇好きなので「わかる~!」って事が多くて嬉しい…!!
    巻末にざっくり年表載ってるので、色々書き込んで覚えます.ˬ.

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    2022年11月16日
  • 上皇の日本史

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    「上皇」は英語訳がないんですね!
    つまり、英語圏には王が退位したあとは権力をもたない、ということ。
    他にもイロイロと内容たっぷりでしたが、冒頭に記載されていた、これが一番驚きました。
    日本の権力構図はわかりにくい。
    特に鎌倉時代後期の北条家と将軍家。

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    2022年11月11日
  • 歴史学者という病

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    「歴史学ほど時代に流されやすい学問はない」「実証主義と単純実証主義は断じて違う」・・・・人気歴史学者の半生記にして反省の記。

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    2022年10月31日
  • 日本史を疑え

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    「一次史料である古文書や古記録などをもとに編集された歴史書などは、二次史料となります。一次史料に比べると、二次史料は信頼性がやや落ちます」(第一章 日本史を疑ってみよう p.26より)。なるほど。

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    2022年10月19日
  • 日本史を疑え

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    中学・高校の歴史の授業が、こんな内容だったら、めちゃくちゃ面白いだろうなあ。鎌倉幕府の1192年も、徳川幕府の1603年も、もはや意味のない数字だったことを知るにつれ、ホント、日本の知識詰め込み教育って、アホ量産システムだなと痛感させられる。

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    2022年10月09日
  • 歴史学者という病

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    ネタバレ

    「第二章 『大好きな歴史』との訣別」pp.93-94より
     学説を大切にしながら、ものの見方というものは非常に純粋でなければならない。ブレてはいけないし、不純物が混じってはいけない。その一事を肝に銘じ、自分はその一点をきちんと踏まえられる人間だ、自分に詰め腹を切らせることができる人間だ、という一点に自信を持てた人間こそ、「私はこう思う」と伝える資格をもつ。

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    2022年10月09日
  • 歴史学者という病

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    著者は、磯田道史と同様によくTVに出演する東大史料編纂所の教授で、東大教授らしからぬヌーボーとした雰囲気で人気があるようだ。
    「歴史学者という病」という仰々しいタイトルや、表紙の深刻そうな著者の顔とは裏腹に比較的軽い感じで読み進められる。

    内容は著者の半生記とそれに絡めて、東大(というか日本の)歴史学の流れが述べられている。その中でのメインテーマは、「歴史を研究するということの意味について考える」という硬派のものであるが、そこへ時おり、大学院時代に奥さんに惚れ込んだ話や、現在の自分の上司が奥さんという自虐ネタを織り込んだりして、硬軟織り交ぜ内容を柔らかくもみほぐして読みやすい内容に仕上げてい

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    2022年10月07日
  • 歴史学者という病

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    遠藤誠という白髪混じりの豊かな黒髪を無造作に撫でつけた文士然とした弁護士がいた。帝銀事件の弁護団長や『ゆきゆきて、進軍』の奥崎謙三の弁護人、山口組の顧問弁護士を務めた。その遠藤氏が〈右翼と左翼の違い〉について語った記事を、確か『噂の真相』で読んだ記憶がある。

    〈右翼は先の戦争を聖戦と見なし、左翼は侵略戦争とみなす〉。明快な見解を述べるご本人はバリバリのマルクス主義者。またイデオロギーの対極にあるヤクザや右翼団体の弁護も請負った。その理由は『同じ反体制だから…』。渾沌と信念が同居してるような方だった。

    …そんなことを、ページを繰りながら古い記憶が蘇った。自国の歴史についての見解についてもしか

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    2022年10月01日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    日本は外国と比べて、戦乱が少なかったんですね。
    それ故、世襲が一般的になった。
    納得しました。
    ほとんどのものを中国から模倣しているのに、なぜ科挙がなく世襲になったんだろう、と前々から疑問でした。

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    2022年09月26日