本郷和人のレビュー一覧
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●タイトルはわりと硬めだが、中身はいたって読みやすい。
●事実の羅列ではなくしっかりした意欲的な考察なのでわかりやすい。
●戦国時代の戰のリアルが少しは理解できたかな。農民ならそりゃ殺せないし、槍で叩くというのもなるほどなと。実際斬り合いなんて中々出来るわけじゃない。
●あまり日本史は詳しくなくて、...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の「合戦」、具体的には戦国時代を中心とする大名同士の戦争について、戦法、動員兵力、攻城籠城戦などについて分析している。このような「軍事」については、戦後日本の歴史学では研究されてこなかったため、未だ研究余地の大きい学問分野であるらしい。
本書では、「合戦」の勝敗はいかなるものか、つまり、局所的な...続きを読むPosted by ブクログ -
壬申の乱と南北町時代の青野ヶ原の戦い、そして関ケ原の戦いについて分析した一冊。
どの時代も戦略上、大規模戦闘をする上で関ヶ原の位置が重要だったことが理解できた。Posted by ブクログ -
頼朝以前から遡って、鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、
その人間模様を追い、13人の合議制について考察する。
序章 鎌倉幕府とは何か
第一章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
第二章 頼朝以前 第三章 鎌倉幕府の成立
第四章 「13人の合議制」の真実 第五章 そして内乱へ
平将門の時代か...続きを読むPosted by ブクログ -
『龍馬伝』以来、久々に放送を心待ちにしている
大河ドラマ『鎌倉殿と13人』。
平家を滅亡せしめ、いよいよ征夷大将軍に…という段階にたどり着いたというのに、義経追討の宣旨…そこに泰平さはなく、不穏な空気が漂う。
ただ、これはあくまでも前半の山場。今後は頼朝急死後に繰り広げられる、濡れ衣・謀殺・暗殺...続きを読むPosted by ブクログ -
竜馬以来の大河ドラマ「鎌倉殿と13人」をみていて、この本を手に取りました。帯には、頼朝とその仲間たちとありますが… 歳を重ねてきたせいなのか大河のおかげなのか、歴史に関心を持つようになってきました。この本を読むと大河的にはネタバレ?になりますが、背景や人間関係など詳しく書かれていて、益々大河にはまり...続きを読むPosted by ブクログ
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現代までの歴史が楽しく学べる本だった。
そこに日本史のヤバい一面をねじ込んでくるという斬新な切り口。
今までの知識に「逸話」として付け加えることをお勧めします。Posted by ブクログ -
本郷先生の本は、わかりやすく解説してくれて好きです。
幸村以外にもマニアックな方々の紹介がされ、なとかつ系図つき!私好みの本に仕上がっていました。Posted by ブクログ -
歴史アレルギーだったけど、すごく興味が湧いてきてもっと歴史上の人物について知りたくなった。ほんと、やばい(笑)
人物を点で知るだけでなく、人と人とを繋いで線となり、時代背景を学んで面となり、これからの未来のことを歴史を参考にしてから考えたい。Posted by ブクログ -
<目次>
第1章 合戦の真実
第2章 戦術~ドラマのような「戦術」「戦法」はあり得たか
第3章 城~城攻め・籠城・補給・築城
第4章 勝敗~勝利に必要な要素とは
<内容>
確かに戦後期の流れから、戦争史の研究は薄い。シロウトのずさんな読み物があるだけだ。プロの研究者として、こうした本で啓蒙...続きを読むPosted by ブクログ -
誰もが知っている歴史上の人物の「やばい」エピソードに加え、和田ラジヲの挿絵ときたら、面白くないわけがない!伊達政宗が遅刻や反乱のお詫びとして豊臣秀吉に死装束で許しを乞うたところがワロタ。小学生の子どもたちにも大ウケ。Posted by ブクログ
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短時間でサッと読むことができ、マンガ形式で歴史も追うことができる。
興味を惹くように工夫されており、小学生、中学生でも楽しんで読み進めることができそうと感じた。
内容としては、既に知っていることも多くあったが、イラストも多く楽しんで読めた。Posted by ブクログ -
教科書検定委員もやったことのある著者によれば、教科書は4年に一度改訂しているそうです。最近の教科書は、これまで自分が習ったこと(覚えていること)と異なる部分もありとのことで読んでみましたが、なるほど中身は結構刺激的。
「ネタばれ」承知で書くと、①聖徳太子は「厩戸王(聖徳太子)」と変更、②鎌倉幕府...続きを読むPosted by ブクログ