本郷和人のレビュー一覧

  • 日本史のツボ

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    本郷先生の本はわかりやすいですね。
    歴史好きだけど、研究者じゃない人にぴったり。

    特に「女性を知れば日本史がわかる」章が面白かったです。
    だから、江戸時代ひいては徳川家康が苦手です。

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    2022年09月25日
  • 北条氏の時代

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    「鎌倉殿の十三人」の放映開始前くらいに書かれた本。筆者は大河ドラマ「平清盛」で歴史考証を担当している。(一応)初代の北条時政から、鎌倉幕府滅亡時の高時までの各執権を中心に、北条氏よ足跡を追う。

    関連する大河ドラマ(草燃える、鎌倉殿、時宗、太平記)の場面や登場人物を思い浮かべながら読んだ。この時代はとにかく縁戚者内での婚姻が盛んで、同時に「近親憎悪」とでもいうべきか、一族内部での権力闘争が全てのような印象さえ受ける。

    傭兵のようなだけの存在だった武士達が国を統治する術を模索しながら身に付けていった努力に感心すると共に、限られた土地(富)を奪い合って分け与える仕組みがいずれは破綻していく姿が見

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    2022年09月18日
  • 歴史学者という病

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    <目次>
    はじめに
    第1章  「無用者」にあこがれて
    第2章  「大好きな歴史」との訣別
    第3章  ホラ吹きと実証主義
    第4章  歴史学者になるということ
    おわりに

    <内容>
    歴史学者・本郷和人の半生記。彼は近年やたらと教養書を書いている(一方で研究書は少ない、というかかなり少ない)。まあ、東大教授と言っても史料編纂所の教授なので、通常の学者とは少し違うのだろうが、異端と言ってよい。「なんで?」という疑問も含めて読んでみた。自分も歴史好きから文学部史学科に入った口なので、大学入学時の話はうなずけた。彼はとても優秀な感じなので、そこを乗り越えられたわけだが、今の異端の位置に就くまでの過程も面白

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    2022年08月28日
  • 日本史のツボ

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    おおまかな流れで日本史を論じていてもっと勉強してみたいとモチベーションが上がる本だった。
    著者がわかりやすさを重視しているおかげかなと。

    内容はどれも興味深いが、1番印象的なのは土地や経済の問題といったバックボーンがあるからこそ歴史が動いていくという主張だった。

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    2022年08月28日
  • 歴史学者という病

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    ネタバレ

    学問的な新書ではないから、こんなことを言うのもどうかと思うが、オビのような要約は果たして意味があるのだろうか。これは「奥も闇も深い」ことを支えているのか?
     
     史学の学者の回想記といえば良いのだろうが、できれば最後に示されている3点について、新たな新書を一冊と望む。
     ①「一つの国家としての日本」は本当だろうか。
     ②実証への疑念
     ③唯物史観を超えていく

     第四章が一番学ぶところが大きい。 
     調べることと、考えることは違うということも再認識する。

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    2022年08月19日
  • 権力の日本史

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    才能、徳行、世襲の3つの観点から、日本史における権力のありようについて、様々な史書を読み解き、平易に、しかし深く解釈して説かれているのが印象的でした。しばしば「重箱の隅をつつく」との言葉がありますが、史書の片隅にこそむしろ人間の機微があるのではないか、と感じました。

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    2022年08月18日
  • 乱と変の日本史

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    外敵からの侵入が少なく(黒船や敗戦など除く)、多神教(宗教的には何でもあり)であるが故に常に場当たり的で、それこそ場の空気を読みつつ、穏やかにゆっくりと、だけど一部の権力による力技にほとんど歪められることなく、確実にトレンドに沿う形で変化してきた日本社会。勝者と敗者を分ける分岐点は、このトレンドに沿ってるかどうかによる。

    乱や変には「天下分け目」となる争いもあるが、時代からの要請というトレンドが見えるまでしっかり目を凝らしながらポジション取りをしていきたいところだ。

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    2022年08月09日
  • 変わる日本史の通説と教科書

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    ネタバレ

    歴史は物語として捉えれば本当に面白いのに、実際はその本郷氏の意見が通ることなく、相変わらずの暗記科目に成り下がっているのは大学入試で受験生に差をつけるため。歴史嫌いが増えるわけだ。

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    2022年07月26日
  • 日本史のツボ

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    7つの観点から日本史を見るという内容で、視野が広がった気がする。

    また全体をテーマごとの流れで見れたのでよかった。

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    2022年07月26日
  • 危ない日本史

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    タイトルから歴史の改竄的な話なのかなと思ったらそうではなく、上杉謙信、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、石田三成、土方歳三、坂本龍馬、徳川慶喜などの人物についてや関する出来事についての著者の考察が書かれていたのとNHKの取材班によるそれぞれの健康診断も記載されていた。なので結構人物像がくっきり浮かんでくるので、面白かった。

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    2022年07月24日
  • 日本史を疑え

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    自分の頭で歴史を考える絶好の水先案内書  古代から幕末までの日本史において、様々な学説を著者なりの視点から説いている。
     歴史書を読んだり、授業で習ったりしたことを鵜呑みにするのではなく、考える視点を与えてくれる。決して難しくなく、いい意味で常識的な解説なので、腑に落ちやすい。

     日本という国のかたちがどのような変遷で現在に至ったか。また外圧によってそれがどのように変化してきたかという話は、非常に興味深く、現在の日本をみる上でも参考になる。

     非常にややこしい話(応仁の乱とか)でも、筆者の解説により視点を定めると、なるほど、分かりやすい話になる。

     要するに、歴史の見方、考え方を学べる本

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    2026年01月18日
  • 日本史を疑え

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    放送大学のテレビ講義が面白かったので、本屋で偶然見つけて購入。年号を覚えるのでない歴史の面白さが伝わってきた。年号と言えば、幕府ができたとは何をもってそう言うのか。権力の確立がその定義となる。こんな風に学んだら日本史も楽しかったかな。でも、ある程度知識がついた今だから楽しいと思えるのだろう。

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    2022年07月06日
  • 北条氏の時代

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    歴史の面白さを再認識させてくれた本郷先生のご専門である鎌倉時代を、特に北条氏を軸に読み解く一冊。
    大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」時代から続く、政治システムとして機能した北条氏の解説書。
    さまざまな文献、歴史書を基に、詳に解説される鎌倉時代はとてもリアル。
    ぼんやりと認識していた、将軍頼朝と北条の関係をとてもクリアに学ぶことができる。
    新書ではあるが、情報量が多すぎて、何度も読み返す必要がありそう。
    読んでから買う本認定。

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    2022年06月10日
  • 北条氏の時代

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    大河ドラマをもっと深く知りたくて読んだ。鎌倉幕府とは、北条氏とは、が分かり易く解説されていて、一層興味がわいた。

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    2022年06月04日
  • 日本史を疑え

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  日本史を疑ってみよう
    第2章  古代
    第3章  平安時代
    第4章  鎌倉時代
    第5章  室町時代
    第6章  戦国時代
    第7章  江戸時代

    <内容>
    われわれが至極当たり前と思っている日本史の常識を、単純な疑問から解き明かしていく。「変だな?」「不思議だな?」の感覚は大事である。それを大人はスルーしていることが多い。授業の後の「振り返りシート」でも、予想外の質問がくることが多く、「確かにな」とつぶやきながら、調べて返答することが多い。それの根幹の部分を論じている本だと思う。本郷氏はやや粗製乱造の感もあるが、この視点は大事だろう・

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    2022年06月03日
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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    日本の「合戦」、具体的には戦国時代を中心とする大名同士の戦争について、戦法、動員兵力、攻城籠城戦などについて分析している。このような「軍事」については、戦後日本の歴史学では研究されてこなかったため、未だ研究余地の大きい学問分野であるらしい。
    本書では、「合戦」の勝敗はいかなるものか、つまり、局所的な戦闘の優劣ではなく「合戦」の目的・意図を達成した・しなかったのはどちら側かという視点が重要という点は新たな発見であった。また、勝敗を決定する基本要素は戦力の多寡であることや、兵站の重要性という点もなるほどと思わされた。そのような意味で、戦闘のリアルを実感することができた。

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    2022年05月25日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    壬申の乱と南北町時代の青野ヶ原の戦い、そして関ケ原の戦いについて分析した一冊。

    どの時代も戦略上、大規模戦闘をする上で関ヶ原の位置が重要だったことが理解できた。

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    2022年05月23日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    頼朝以前から遡って、鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、
    その人間模様を追い、13人の合議制について考察する。
    序章 鎌倉幕府とは何か
    第一章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
    第二章 頼朝以前  第三章 鎌倉幕府の成立
    第四章 「13人の合議制」の真実  第五章 そして内乱へ
    平将門の時代から遡り、平家の仕える者、拠点の地域等での違い。
    頼朝以前の奥州で成功した源氏。特に関東に地盤を作った義朝と
    関東武士との関係。頼朝の、乳母を含めての人間関係。
    東西の繁栄の差。西の権力体、朝廷の存在等を詳しく説明。
    文官の存在を重要視した、頼朝。
    文官と良好な関係を築いた、北条氏。
    頼朝が関東の地で

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    2022年05月21日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    『龍馬伝』以来、久々に放送を心待ちにしている
    大河ドラマ『鎌倉殿と13人』。

    平家を滅亡せしめ、いよいよ征夷大将軍に…という段階にたどり着いたというのに、義経追討の宣旨…そこに泰平さはなく、不穏な空気が漂う。

    ただ、これはあくまでも前半の山場。今後は頼朝急死後に繰り広げられる、濡れ衣・謀殺・暗殺…血で血を洗うサバイバルトーナメントが待ち構える。

    御家人の権力闘争となると大学受験の日本史程度の知識では歯が立たないので、承久の乱までの流れをより深く理解するべく中世史が専門の本郷先生の冴え渡る解説書を手に取った。

    さて鎌倉幕府というと、朝廷政治から武家政権への転回点。以後650年間、武士が政

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    2022年05月16日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    竜馬以来の大河ドラマ「鎌倉殿と13人」をみていて、この本を手に取りました。帯には、頼朝とその仲間たちとありますが… 歳を重ねてきたせいなのか大河のおかげなのか、歴史に関心を持つようになってきました。この本を読むと大河的にはネタバレ?になりますが、背景や人間関係など詳しく書かれていて、益々大河にはまりそうです。

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    2022年05月12日