本郷和人のレビュー一覧
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自分の頭で歴史を考える絶好の水先案内書 古代から幕末までの日本史において、様々な学説を著者なりの視点から説いている。
歴史書を読んだり、授業で習ったりしたことを鵜呑みにするのではなく、考える視点を与えてくれる。決して難しくなく、いい意味で常識的な解説なので、腑に落ちやすい。
日本という国のかたちがどのような変遷で現在に至ったか。また外圧によってそれがどのように変化してきたかという話は、非常に興味深く、現在の日本をみる上でも参考になる。
非常にややこしい話(応仁の乱とか)でも、筆者の解説により視点を定めると、なるほど、分かりやすい話になる。
要するに、歴史の見方、考え方を学べる本 -
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ネタバレ<目次>
第1章 日本史を疑ってみよう
第2章 古代
第3章 平安時代
第4章 鎌倉時代
第5章 室町時代
第6章 戦国時代
第7章 江戸時代
<内容>
われわれが至極当たり前と思っている日本史の常識を、単純な疑問から解き明かしていく。「変だな?」「不思議だな?」の感覚は大事である。それを大人はスルーしていることが多い。授業の後の「振り返りシート」でも、予想外の質問がくることが多く、「確かにな」とつぶやきながら、調べて返答することが多い。それの根幹の部分を論じている本だと思う。本郷氏はやや粗製乱造の感もあるが、この視点は大事だろう・ -
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日本の「合戦」、具体的には戦国時代を中心とする大名同士の戦争について、戦法、動員兵力、攻城籠城戦などについて分析している。このような「軍事」については、戦後日本の歴史学では研究されてこなかったため、未だ研究余地の大きい学問分野であるらしい。
本書では、「合戦」の勝敗はいかなるものか、つまり、局所的な戦闘の優劣ではなく「合戦」の目的・意図を達成した・しなかったのはどちら側かという視点が重要という点は新たな発見であった。また、勝敗を決定する基本要素は戦力の多寡であることや、兵站の重要性という点もなるほどと思わされた。そのような意味で、戦闘のリアルを実感することができた。 -
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頼朝以前から遡って、鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、
その人間模様を追い、13人の合議制について考察する。
序章 鎌倉幕府とは何か
第一章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
第二章 頼朝以前 第三章 鎌倉幕府の成立
第四章 「13人の合議制」の真実 第五章 そして内乱へ
平将門の時代から遡り、平家の仕える者、拠点の地域等での違い。
頼朝以前の奥州で成功した源氏。特に関東に地盤を作った義朝と
関東武士との関係。頼朝の、乳母を含めての人間関係。
東西の繁栄の差。西の権力体、朝廷の存在等を詳しく説明。
文官の存在を重要視した、頼朝。
文官と良好な関係を築いた、北条氏。
頼朝が関東の地で -
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『龍馬伝』以来、久々に放送を心待ちにしている
大河ドラマ『鎌倉殿と13人』。
平家を滅亡せしめ、いよいよ征夷大将軍に…という段階にたどり着いたというのに、義経追討の宣旨…そこに泰平さはなく、不穏な空気が漂う。
ただ、これはあくまでも前半の山場。今後は頼朝急死後に繰り広げられる、濡れ衣・謀殺・暗殺…血で血を洗うサバイバルトーナメントが待ち構える。
御家人の権力闘争となると大学受験の日本史程度の知識では歯が立たないので、承久の乱までの流れをより深く理解するべく中世史が専門の本郷先生の冴え渡る解説書を手に取った。
さて鎌倉幕府というと、朝廷政治から武家政権への転回点。以後650年間、武士が政