本郷和人のレビュー一覧

  • 日本史を疑え

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  日本史を疑ってみよう
    第2章  古代
    第3章  平安時代
    第4章  鎌倉時代
    第5章  室町時代
    第6章  戦国時代
    第7章  江戸時代

    <内容>
    われわれが至極当たり前と思っている日本史の常識を、単純な疑問から解き明かしていく。「変だな?」「不思議だな?」の感覚は大事である。それを大人はスルーしていることが多い。授業の後の「振り返りシート」でも、予想外の質問がくることが多く、「確かにな」とつぶやきながら、調べて返答することが多い。それの根幹の部分を論じている本だと思う。本郷氏はやや粗製乱造の感もあるが、この視点は大事だろう・

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    2022年06月03日
  • 軍事の日本史 鎌倉・南北朝・室町・戦国時代のリアル

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    ●タイトルはわりと硬めだが、中身はいたって読みやすい。
    ●事実の羅列ではなくしっかりした意欲的な考察なのでわかりやすい。
    ●戦国時代の戰のリアルが少しは理解できたかな。農民ならそりゃ殺せないし、槍で叩くというのもなるほどなと。実際斬り合いなんて中々出来るわけじゃない。
    ●あまり日本史は詳しくなくて、将軍と天皇の関係性はどうかわからないけれど、筋の通った解釈というのは中々難しいのではないか。原則はあれど例外も多いし、当時の状況で臨機応変に変わるはず…
    ●しかし、戦国時代なんて昔すぎて精緻な話はないなんて、とんでもないなと。小さい島国の中でも必死に知恵を絞りながら乗り切っていたんだとわかる。昭和時

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    2022年05月29日
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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    日本の「合戦」、具体的には戦国時代を中心とする大名同士の戦争について、戦法、動員兵力、攻城籠城戦などについて分析している。このような「軍事」については、戦後日本の歴史学では研究されてこなかったため、未だ研究余地の大きい学問分野であるらしい。
    本書では、「合戦」の勝敗はいかなるものか、つまり、局所的な戦闘の優劣ではなく「合戦」の目的・意図を達成した・しなかったのはどちら側かという視点が重要という点は新たな発見であった。また、勝敗を決定する基本要素は戦力の多寡であることや、兵站の重要性という点もなるほどと思わされた。そのような意味で、戦闘のリアルを実感することができた。

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    2022年05月25日
  • 壬申の乱と関ヶ原の戦い――なぜ同じ場所で戦われたのか

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    壬申の乱と南北町時代の青野ヶ原の戦い、そして関ケ原の戦いについて分析した一冊。

    どの時代も戦略上、大規模戦闘をする上で関ヶ原の位置が重要だったことが理解できた。

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    2022年05月23日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    頼朝以前から遡って、鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、
    その人間模様を追い、13人の合議制について考察する。
    序章 鎌倉幕府とは何か
    第一章 「13人の合議制」とは何かを考えるために
    第二章 頼朝以前  第三章 鎌倉幕府の成立
    第四章 「13人の合議制」の真実  第五章 そして内乱へ
    平将門の時代から遡り、平家の仕える者、拠点の地域等での違い。
    頼朝以前の奥州で成功した源氏。特に関東に地盤を作った義朝と
    関東武士との関係。頼朝の、乳母を含めての人間関係。
    東西の繁栄の差。西の権力体、朝廷の存在等を詳しく説明。
    文官の存在を重要視した、頼朝。
    文官と良好な関係を築いた、北条氏。
    頼朝が関東の地で

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    2022年05月21日
  • 承久の乱 日本史のターニングポイント

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    『龍馬伝』以来、久々に放送を心待ちにしている
    大河ドラマ『鎌倉殿と13人』。

    平家を滅亡せしめ、いよいよ征夷大将軍に…という段階にたどり着いたというのに、義経追討の宣旨…そこに泰平さはなく、不穏な空気が漂う。

    ただ、これはあくまでも前半の山場。今後は頼朝急死後に繰り広げられる、濡れ衣・謀殺・暗殺…血で血を洗うサバイバルトーナメントが待ち構える。

    御家人の権力闘争となると大学受験の日本史程度の知識では歯が立たないので、承久の乱までの流れをより深く理解するべく中世史が専門の本郷先生の冴え渡る解説書を手に取った。

    さて鎌倉幕府というと、朝廷政治から武家政権への転回点。以後650年間、武士が政

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    2022年05月16日
  • 鎌倉殿と13人の合議制

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    竜馬以来の大河ドラマ「鎌倉殿と13人」をみていて、この本を手に取りました。帯には、頼朝とその仲間たちとありますが… 歳を重ねてきたせいなのか大河のおかげなのか、歴史に関心を持つようになってきました。この本を読むと大河的にはネタバレ?になりますが、背景や人間関係など詳しく書かれていて、益々大河にはまりそうです。

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    2022年05月12日
  • なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか

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    本郷先生の本は、わかりやすく解説してくれて好きです。
    幸村以外にもマニアックな方々の紹介がされ、なとかつ系図つき!私好みの本に仕上がっていました。

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    2022年04月01日
  • 東大教授がおしえる さらに!やばい日本史

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    歴史アレルギーだったけど、すごく興味が湧いてきてもっと歴史上の人物について知りたくなった。ほんと、やばい(笑)
    人物を点で知るだけでなく、人と人とを繋いで線となり、時代背景を学んで面となり、これからの未来のことを歴史を参考にしてから考えたい。

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    2022年03月28日
  • 「合戦」の日本史 城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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    <目次>
    第1章  合戦の真実
    第2章  戦術~ドラマのような「戦術」「戦法」はあり得たか
    第3章  城~城攻め・籠城・補給・築城
    第4章  勝敗~勝利に必要な要素とは

    <内容>
    確かに戦後期の流れから、戦争史の研究は薄い。シロウトのずさんな読み物があるだけだ。プロの研究者として、こうした本で啓蒙してほしい。新書なので読み物レベルだが、きちんと見定めているものだと思う。

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    2022年03月22日
  • 北条氏の時代

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    筆者独自の解釈、共感できる部分が多かった。
    時宗の評価はまさに言う通りかなと思う。
    複雑な人間関係を現代に置き換えて分かりやすく説明されていて、理解が進んだ。

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    2022年03月12日
  • 考える日本史

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    実証的な歴史の専門家が、たまには自分の思ったことを好きなように喋りたい、ということでできた本なのだろう。様々な角度から歴史を見直してみることの面白さが味わえる。ただこうした本の性質上、ずいぶん脇の甘い発言も多い印象。

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    2022年03月01日
  • 東大教授がおしえる さらに!やばい日本史

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    短時間でサッと読むことができ、マンガ形式で歴史も追うことができる。
    興味を惹くように工夫されており、小学生、中学生でも楽しんで読み進めることができそうと感じた。
    内容としては、既に知っていることも多くあったが、イラストも多く楽しんで読めた。

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    2022年02月25日
  • 日本史のツボ

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    出来事の羅列ではなく、天皇や軍事、女性など7つのテーマに分けて日本の歴史の流れを説明してあるので、面白かった。

    天皇の権力が強いと後継者が兄弟など横に広がるというのが、なるほどと思った。

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    2022年02月14日
  • 北条氏の時代

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    分かりやすく、面白かった。
    学校で教わった程度しか、知識が無かったが「なるほど〜」と感じる部分がたくさんあった。
    ただ著者も書いているが、北条さんがたくさん出てくる上に、名前が似ていて(時がつく人がいっぱい!)私は少し混乱してしまいました…。

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    2022年01月27日
  • 北条氏の時代

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    視点が違うので比較するのはオカシイのですが
    最近読んだ呉座さんの”頼朝と義時”よりこちらの方が
    読みやすく面白くかったな。

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    2022年01月21日
  • 歴史をなぜ学ぶのか

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    <目次>
    第1章  歴史とは何か、日本史とは何か
    第2章  日本の歴史の誕生
    第3章  歴史を考えるとは
    第4章  日本史の定説を疑う
    第5章  想像する日本史
    第6章  現代につながる日本史
    第7章  これからの歴史学とは

    <内容>
    いつも踏み込んだ発言をしている本郷先生が、現代「日本史学」の反省をしながら、若き歴史学徒へのアドバイスをした本。専門である中世の話を中心に、具体例を出しながら、未来の日本史を想像してくれる。大学生に良いのではないか?

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    2022年01月20日
  • 北条氏の時代

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    <目次>
    第1章  北条時政~敵を作らない陰謀術
    第2章  北条義時~「世論」を味方に朝廷を破る
    第3章  北条泰時~「先進」京都に学んだ式目制定
    第4章  北条時頼~民を視野に入れた統治力
    第5章  北条時宗、北条貞時~強すぎた世襲権力の弊害
    第6章  北条高時~得宗一人勝ち体制が滅んだ理由

    <内容>
    さすがに本郷さんの本職部分。わかりやすく、的確な史料が出てくる。解釈は相変わらずアバンギャルドだけど。ただ時宗のあたりは、納得の仕上がり。最近元寇の評価もかなり変わってきているので、鎌倉時代の再確認にいい本でしょう。

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    2021年12月06日
  • 変わる日本史の通説と教科書

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    ネタバレ

     教科書検定委員もやったことのある著者によれば、教科書は4年に一度改訂しているそうです。最近の教科書は、これまで自分が習ったこと(覚えていること)と異なる部分もありとのことで読んでみましたが、なるほど中身は結構刺激的。
     「ネタばれ」承知で書くと、①聖徳太子は「厩戸王(聖徳太子)」と変更、②鎌倉幕府は「いい国(1192年)」のみならず「いい箱(1185年)」も併記、③北条政子の演説はなかった、④徳川綱吉は結構な名君、⑤「士農工商」という身分制度はなかった、などなど、「へぇ~」と歴史認識も変わっていくものだと痛感。復活しつつある通勤途中でも、さらっと読める歴史本です。

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    2021年12月02日
  • 「失敗」の日本史

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    近年の日本史ブーム(新書だけ?)の立役者の一人、本郷和人先生による一冊。「失敗」観点から日本史を振り返る。

    失敗の観点からの日本史。例えば豊臣秀吉の失敗でいえば、
    1.なぜ家康を放置したか。
    2.なぜ朝鮮出兵をしたのか。
    など定番。
    他に鎌倉時代から戦国時代までの多くの貴族や武士、大名の知ったについて語っている。定説とはなっていないが、筆者の独自の考えも散りばめられており楽しい。

    語り口調なので読みやすい。

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    2021年09月08日