<目次>
第1部 鎌倉時代のIF
第1章 もしも、石橋山で、梶原景時が「源頼朝を見つけたぞ!」と叫んでいたら…
第2章 源頼家が重病に。もしも、比企能員が慎重であったら
第3章 モンゴルから国書がやって来た。もしも、鎌倉武士たちに教養があったら
第4章 もしも、後二条天皇が若くして
...続きを読む亡くならなかったら
第2部 室町時代のIF
第5章 もしも、足利尊氏が大好きな後醍醐天皇に反逆しなかったら
第6章 もしも、足利義満がもう数年生きていたら
第7章 もしも、畠山持国が、男としての自信にあふれていたら
第3部 戦国時代のIF
第8章 もしも、「あの人」が長生きしたら、早く死んだら、早く生まれたら
第9章 もしも、浅井長政が織田信長を裏切らなかったら
第10章 もしも、「本能寺の変」のとき、織田信忠が逃げていたら
第11章 もしも、豊臣秀頼が女の子だったら
第4部 関ヶ原のIF
第12章 もしも、鳥居元忠が、島津義弘に「かたじけない」と頭を下げていたら
第13章 もしも、上杉軍が退却していく徳川軍の背中を襲ったら
第14章 もしも、毛利輝元が大坂城に籠城したら
<内容>
歴史研究者としてのタブーは、「IF」を語ることだそうですが、本郷先生はついに語ってしまいました。むろん、日本中世史が本業なので、それなりに時代考証をしていますし、ある程度説得力のある話にはなっています。けれど、やはりダメだったかな?すごく面白いものにはなっていません。「なるほど」レベルだと思います。読んでみる価値はあるかもしれませんが、「絶賛」とはいきません…。