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歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。朝廷と決別をはかった武門の覇者が、いかにして真の統治者となりえたか。南北朝の合一(1392年)→室町幕府の成立(1336年)→撫民政策の開始(1253年)→武家政権の誕生(1180年)と“学ぶ”ことで成長した武士の姿を見る。 ■著作権上の契約により、印刷版に掲載されている図版は、掲載しておりません。
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Posted by ブクログ
武士がどのようにして権力を得ていったかをターニングポイントを中心に鎌倉幕府、室町幕府について解説。公家・天皇から武士の時代へ。
南北朝分裂が我が国特有の天皇を中心とした権威に 大いなる揺らぎをもたらした 天皇の権威の失墜は、そのもとにある公家も権威がなくなり、その庇護にあった武士も頼る者がなくなり、税金の徴収システムが綻び始めて、困窮の時代が来ます 29.4.30再読
≪目次≫ はじめに 第1章 足利義満「日本国王」の権力 第2章 足利尊氏「京都」に挑む 第3章 北条時頼 万民統治への目覚め 第4章 源頼朝「東国」が生んだ新時代 ≪内容≫ さかのぼり日本史シリーズの第8巻。中世史で旬な本郷和人なので安心して読める。 テーマは、野蛮な武士が天皇や貴族を乗...続きを読むり越えて、一人前の政治家になっていく過程が、足利義満、足利尊氏、北条時頼、源頼朝の順で描かれています(さかのぼりだから、新しい順に)。
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