ダン・アリエリーのレビュー一覧

  • 「幸せ」をつかむ戦略

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    過去10年の変化は感じるのに、この先10年はあまり変わらないと感じる人が多いらしい。
    この矛盾は面白い。

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    2021年06月13日
  • 「バカ」の研究

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    「バカ」はla connerieで、bullshitの意味らしい。各種の認知バイアスとかの話をインタビューでわかりやすくやるってやつ。読みやすいのでよいだろう。

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    2020年12月28日
  • 「バカ」の研究

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    とても面白かった❗️24人の超一流科学者、心理学者、元ジャーナリストのそれぞれの【バカ】に対する個性的な知見が特に興味深かった。しかも読みやすい構成で一気に読めました

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    2020年08月14日
  • 「バカ」の研究

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    「あぁ、俺はなんてバカなんだ」「またあいつはそんなバカなこと言ってんのか」
    自分も日常で結構頻発してしまっている「バカ」とは何なのか、20人以上の学者、著名人が大まじめに定義しようとしたり、分析、考察している。
    中には直接「バカ」に言及していないインタビュー対談などもあるが、心理学や近年の脳科学ブームも敏感にとらえて、実に様々な視点から研究されていてとても面白い。
    人間観察や対人スキルから、ネット社会での生き方、自己変容など、いろいろな応用がきく知見満載の秀作。

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    2020年08月08日
  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理

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    1.行動経済学が読みたくなり、人気教授と評判だったので、購入しました。
    行動経済学の視点から、どのような習慣づくりをしていけば良いのかを学ぶ。

    2.ダンアリエリー教授に寄せられた日常で起こる質問に対して行動経済学の視点から教授が答えていくような作りになってます。また、それぞれの答えを示した後にキーワードが3つ提示されており、自分なりの答えも考えられるようになってます。
    日常で疑問に思うような質問ばかりなので、自分に当てはめながら答えを出していくとより面白く読める一冊です。

    3.時折でてくる素直すぎる意見に笑ってしまいました。例えば、p.236の「新年の誓いに意味ってある?」の答えに対して、

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    2019年12月31日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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    相対性でお金を考えないようにする。
    クレジットは痛みを消す
    出費と消費が同時に行われると痛みをともなう
    アンカリング、確証バイアス
    サンクコスト
    公正さが支払いの際の心情に影響を与える
    機体が価値判断を歪める
    機会費用→これを買えば何を犠牲にするかを思い浮かべる
    全ての物事は相対的
    公正さと労力を気にしない
    与えてもらえたものに対して価値を感じるようにする
    言葉に騙されない
    残ったお金を分類する

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    2019年09月01日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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    行動経済学の中でも、特にお金にフォーカスした本作。
    人がお金を使う時に、どういう思考で財布からお金を出すのかを、具体例を用いながら説明していく。
    今まで漠然としていたお金が、読み終わると親近感の湧くツールとなるだろう。
    訳者の技術もあると思うが、非常に軽妙な文章で読みやすかった。

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    2019年06月30日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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    ネタバレ

    お金*行動経済学
    「合理的に非合理」よりも好き.
    (行動経済学が身近なところで生きるのはお金に絡むことが多いから)

    消費者からあの手この手で商品を買わせようとする現代の消費文化とそのトリックを行動経済学というメガネを通して可視化,賢い行動を啓蒙している

    ・相対性:「X%OFF」はその支出を肯定する根拠になり得ない場合が多い.絶対値で価値判断をする.

    ・メンタルアカウンティング
     お金に色はついてないのに心の中で勘定項目をつけりことで合理的でない収支をつけてしまう
     賢く使えば貯蓄や蓄財に使えるが,しばしば欲に身を委ねる時の言い訳にしてしまいがち.
    ・出費の痛み
     出費は痛みを伴う(MRI

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    2019年06月14日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ネタバレ

    人は、どのような時にずるをするのか、ずるに焦点を当てた本。耳がいたい。
    「そこの解答だけ見るつもりで見えてしまった隣の問題を、自分で解けたことにして、なんとなく出来ている気になる」よくあることだ。この導入部分からすでに引き込まれた。

    本書では様々な実験について記述されているのだが、その中でも「偽物を身につけるとずるをしやすくなる」という実験が興味深い。
    クロエのサングラスを 本物・偽物(偽物と伝えていても本物を使用)・なにも伝えない という3つのグループに分けて、サングラスをかけたままテストを行う。
    すると、偽物だと伝えていた人がずるを多くしたという結果になった。偽物で他人は騙せても自分は騙

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    2017年12月22日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    人々の行動の不合理性を行動経済学の視点から考察してベストセラーとなった『予想どおりに不合理』『不合理だからすべてがうまくいく』に続く著者の第3弾。本書ではさらに突っ込んで不正行為について述べている。不正と言っても紙面を賑わすような汚職や粉飾決算などの話ばかりではなく、身の回りのちょっとした「ずる」について、人はどんな時に不正を働くのかを検証したものだ。人々を不正行為に駆り立てるものは何なのだろう。
    簡単な問題を解き自己申告した正解の数によって報酬が支払われるという実験を行い、様々に条件を変えて正解数のごまかし(報酬金額の不正な上積み)がどれくらいの割合で起こるかを調べると実に興味深い結果になる

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    2014年07月21日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    この本は怖いです。全部あたっている。ホントすいません。私はずるい人間です。「人を動かす」がオモテだとすると、この本はダークサイドから人の行動を説明している。人(私も)は正直でありたいと思いながら、その一方でずるをして得をしたいと考える。そんなとき、「つじつま合わせ係数」を柔軟に変化させることで、矛盾を解消しようとする。ばれない程度に、そこそこ正直者を維持しながら。その係数はどんなときに大きくなる(ずるをしやすくなる)のか、小さくなる(ずるをしにくくなる)のか、面白くかつショッキングな実験を通して分析解説されている。

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    2014年11月09日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    誰でも、「ずる」不正行為をする。しかし、自分が悪い人間だとは思いたくない。そこで「自分は正直でまっとうな人間だ」と思うための物語を紡ぎ出す。

    人間はどういうときに、ずるをすることが多いのかということを、さまざまな心理学の実験をすることで、解き明かしていく。このさまざまな実験を考え出すということがすごい。「なるほどなぁ。でも、どうやってこんな実験を考えついたのだろう」と思ってしまう。
    これこそ創造性だろう。

    忘れるといけないのでメモしておこう。

    「ずるを助長する要素」
    正当化の能力
    利益相反(サービス提供者がふたつの方向に引き裂かれる状況):歯科医のCAD/CAM機器の例
    創造性(知能は

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    2013年11月15日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ○シリーズ3作目。過去のシリーズの中で一番面白い。
    ○過去の著作で触れられた実験について詳細に述べつつ、人間の「ずる」さについて特化しているため、内容を理解しやすい。

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    2013年08月12日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ダニエル・カーネマンのファスト&スローが認知、判断など広く扱っているのに対しこの本で扱うのは「ずる」の心理学、そうは言っても重なる部分はかなり有ります。

    どういうときに人はずるをするのか、アメリカのゴルファー1万2千人の調査ではライの改善について「平均的なゴルファーがボールを10センチ動かすと非常に有利になる場合動かす可能性はどのくらいか?」聞いた所、クラブを使って動かす場合23%、ボールを蹴る場合14%、手で動かす10%と言う回答だった。(日本のプライベートコンペだとそもそもリプレースOKとしている場合が多いので質問自体が成り立たないかも・・・)手を使うと心理的抵抗が大きいというわけである

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    2013年05月02日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    これは実験倫理学ですな。



    非常に味が悪くて読むとうっとなるが非常に重要。注は原書にもない。

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    2021年01月05日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    行動経済学について分かりやすい実験の結果を通して紹介してくれる一冊。分かりやすい。とっつきやすい。深掘りして、実験データが有意かどうかについての検証などについてはあまり深くは書かれていないものの、読み物としてはサラリと読めて、内容も薄っぺらというわけでもない。
    特にゼロ円だと社会規範で動くのに対して、報酬があると市場規範で動く、だから下手に安いお金を払って依頼するよりも、ゼロ円でお願いする方が働いてくれるというくだりなんかはとても面白かった。
    良い本でした。

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    2025年11月29日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    行動経済学のケースが数多く、易しい文体で取り上げられている為、人がどれほど不合理か、ということがよく理解ができる一冊。

    タイトルの通り、人は予想通りに不合理である
    しかも、不合理であり続けているため、未来にとる行動も不合理と予測できる、ということが一番の気づきであった。

    たとえば、無料の魔力。
    1000円のギフトカードを無料で貰うか2000円のギフトカードを700円で購入するか、という選択肢の場合どちらを選ぶでしょうか。

    合理的に考えると、1300円得をする方を選ぶのだが、ほとんどの人は1000円のギフトカードを無料で貰うこと選ぶ。

    また人は自分が何を求めているかわかっていない。そのた

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    2025年11月10日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    表紙の「ずる」に惹かれて読みました。

    内容は、人間のシンプルな合理的犯罪についての多くの実験結果に基づき進められます。

    シンプルな合理的犯罪とは、誰もいない車もこない深夜の赤信号渡るなど日常で人間がやってしまう「ずる」が、どどのような要因で起こり、どのように「ずる」を回避できるのかを説明されており、人間の意思の弱さを感じました。

    割れた窓ガラス効果ように職場の人数が、多いほど「ずる」が起きやすくなる。
    名前のない仕事(コピー用紙補充、書類整理など)を一部の職員がやって困っていたのでこの本を参考に少しでも「ずる」の少ない職場になってほしいと願います。

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    2025年11月03日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    人は合理的に行動する訳ではない。
    自分の行動を振り返ってみたとき、合理的ではないことに反省しました。そして、人に対する誘導術の参考になりました。

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    2025年10月19日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    ここ数年よく耳にする行動経済学について知りたいと思い手に取った一冊。
    経済学と行動経済学、お互いがあるからこそお互いが活きるんだとか。
    実験をもとに人間の不合理性にパターンを見いだしていくのが面白かった。
    自分は日々より良い選択ができているのか、はたまた不合理の罠にはまってしまっているのか、考えるきっかけにしたいと思う。

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    2025年10月11日