ダン・アリエリーのレビュー一覧

  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    不正に関連した仕事をしているので気になって読んでみた本。

    自分が当初思っていたことと全く違う結論が、実証実験によって示されており、各章いずれも非常に興味深かかった。

    行動経済学って面白いなあ。なんか仕事にも活かせそうな気がする。

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    2025年11月06日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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     行動経済学が理解できる本である。なぜか、最近この行動経済学が、かなり気に入った。この問題をどう行動経済学で考えるか?を考えるだけで、随分と視野が広がる。人間って、なんと矛盾した生き物であることだと思うが、そこに人間らしさがあるのだろう。
     
     トランプを行動経済学で見てみると、 「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」や「America First(アメリカ・ファースト)」といったシンプルで力強いスローガンは、愛国心や自己防衛の意識といった感情に訴えかけ、国民に特定の行動(トランプ氏への支持など)を促すナッジとして機能し、支持を集めた。メキシコ国境問題を語

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    2025年10月22日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    私は自分の行動を振り返ると、「なぜこうしたのか」「また同じことをしてしまった」「おかしいな」と後悔や不思議に思うことが多い。自分で判断し行動しているはずなのに、その理由を理解できないことがしばしばあった。

    本書『予想どおりに不合理』を読んで、腑に落ちた。人間の行動は合理的ではなく、むしろ不合理さに満ちている。著者は数々の実証実験を通して、私たちの判断がどのように歪められているかを明らかにしている。その結果は「予想どおり不合理」であり、経済学で語られるような合理的な決断は存在しなかった。私たちは見えない力に操られているのではないかとさえ感じる。

    本書で紹介されている不合理さはどれも共感できる

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    2025年10月04日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    多くの実験結果と共に経済学では起こり得ない人間の不合理さを教えてくれる本であった

    確かに経済学を学んでいると、いかにも市場の原理が正常に動くと思わせられるが、現実はそうでないことが多いと感じていたので非常に納得させられた

    また、ユーモアのある表現も多く読んでいて飽きない。ダン・アリエリーの書を他にも読もうと思う

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    2025年09月26日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    じっくり読んでいたら大変時間がかかったが、面白い実験例が満載の絶対に読むべき本。私たちがいかに合理的でないものの考え方をしてしまうか、自分の行動を決められてしまっているかがわかるし、自覚のある話ばかり。そしてそれを証明する実験はとてもユニーク。全部の実験結果が正しいと信じるべきでないとは思うが、実験する側の人にも参加する側の人にも愛着が湧き、こんな実験ができるなら研究職もいいな、なんて。

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    2025年08月20日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    ・高額な新モデルを出したところ、旧モデルの売上が爆発
    →人間は比較で「お得」を感じている

    ・送料無料と2点購入で送料20円では送料無料を喜ぶ人が多かったこと、20円のチョコを0円に、100円のチョコを80円にしたところ、0円のチョコの方が5倍人気になった
    →無料とは魔法

    ・性的興奮を前にした人間に、正常な経済学は通用しない
    ?故にポルノ業界の売上は成り立っているのではないか

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    2025年07月31日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    読み終わった印象は、心理学の本ということ。
    ある状況下で、人の選択のクセを実験で解き明かすが、それが必ずしも合理的ではなく、むしろ全くの非合理的。

    相対性の章で、入札金額がそれとは全く関係ない保険番号に影響を受けるというのが一番印象に残った。そんなことある???

    社会規範と市場規範の関係も興味深い。人は対価を提示されない方が気持ちよく他者や社会に貢献できる。

    行動経済学は実験の再現性に疑問符がつけられているらしい。ただ、「あるある」と思えるものも少なからずあり、あくまでこういう傾向があるかもね、と捉えるのが正しい見方かもしれない。

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    2025年07月04日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    1章 相対的に評価する
    3つ選択肢がある場合は真ん中
    パン焼き機…最初売れない。次に値段が1.5倍,大きさも前回より大型を売り出した。すると最初のが売れた!
    独身パーティーでもてたいなら?おとりとしてあなたに容姿が似ているけど少し劣った人,または会話術が少し劣った人を連れて行こう!

    2章 需要と供給の誤謬
    トム・ソーヤの冒険 トムがペンキ塗りの仕事を友人に売りつけたエピソード
    アンカー(イカリ)が働く。(例えば見た数字に影響される)
    自分の決断を疑う。

    3章 ゼロコストのコスト
    498年頃 インドの天文学者アリヤバータがある朝ベッドから起き上がり,「スタナム・スタナム・ダシャ・グナム」(値

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    2025年06月15日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    タダでもらえるものを過大評価しちゃったり、プレゼントを贈る理由だったりなぜ現金じゃだめなのかだったり、
    あーなるほどね!あるある!っていうことを面白おかしく事例を交えて紹介してくれて読みやすかった。

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    2025年06月05日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    MITの学生で実験。人間は不合理な判断をすることをデータで示す。訳も読みやすいです。
     人間が相対的にしか判断出来ない事実を知れる。無料の威力。オトリに騙される事例、商業的にこの仕組みを使ったトリックが既に横行していることを知るのは自身の行動判断について再考する価値がある本です。

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    2025年05月31日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    脳のフィルターによって、決断される結果がいかに不合理かを学べる一冊。
    500ページ近くある本だけど、全体的に例え話が豊富で分かりやすい内容となっている。
    読んでいて"うんうん、分かる分かる笑"と何度も心の中でつぶやいたことか笑。

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    2025年05月18日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    「あるある!やっちゃう!」というところをついてくる面白い心理学実験ばかり。

    どんなに優秀な人でも、環境によって不合理な選択をしてしまうことがある。

    わたしたちを動かしているものがほんとうはなんなのか人間の行動を研究するおもしろさがつまってる!

    楽しい!

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    2025年05月17日
  • 予想どおりに不合理  行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

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    人はなぜプレゼントをするのか。
    お金を直接渡すのと、何が違うのか。
    人は、お金が介在すると、なぜ人を助けづらくなるのか。
    ここらへんの「なぜ?」が詳しく書かれていて、仕事だけでなく、人間関係についても考えさせられる本だった。

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    2025年04月20日
  • 「バカ」の研究

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    様々なバカがあちこちに蔓延する現代、そもそもバカとは何なのかを考察している一冊。
    「頭が悪い人」がバカなのか、あいつをバカだと思っている私とあなたはバカではないのか…などのバカげた深遠なる探求へ本書が読者を導きます。
    天才には限界があるがバカには限界がなく、しかも彼らは増殖しているように見えるほど目立つ性質を持った生き物です。
    様々な専門分野からバカを考察した結果では定義も様々となるわけですが、子供=バカなのかという問いには一貫してNOとなります。
    思慮不足、経験不足から引き起こされるバカげた結果は“粗相”であり、もたらされる結果がどんなものかわかっていながらバカげた行動を起こしてしまう大人こ

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    2025年04月10日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    行動経済学は、大雑把に言うと経済学+心理学ということらしいのですが、脳科学にも近いように思えます。そして、実は「マーケティング」の別称にすぎない、とも言われています。
    行動経済学ブームの火付け役とも言われるアリエリー教授は、本書で人々のお金にまつわる不合理な判断(エピソード)について、ユーモアを交えながら解説。400ページとやや分量は多めですが、なかなか楽しく読めました。
    しかしながら、読み進めていくにつれ、自分自身のお金の使い方に関する無知と愚かさを示されたようで、ちょっとお恥ずかしい限り…
    お金に関して合理的な判断力を身に付けたいと思われる方は、本書を読んでおいて損はないと思います。

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    2025年01月06日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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     読みやすかったです。経済の本と思って読み始めましたが、理論がどうとかではなくあなたのお金にまつわる「選択」をより良い方向にするための考え方が例を挙げて書かれてました。文章が軽快で楽しめました。

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    2024年01月27日
  • 「バカ」の研究

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    一言でバカと言っても定義は広く各々でバカについて真面目に研究していることが「バカらしくて」好き。(褒めてます)
    悩んだ人にオススメしたくなる本でしたので、知人に紹介してしまいました。
    僕の結論は「バカは相手にしない」でした。
    自分も誰かのバカであるということに改めて気付かされた本です。
    一度はバカらしいなって思いながら読んでみて下さい。
    意外と面白いかもしれませんよ?

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    2023年07月13日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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    読みやすい。金融リテラシー高めたい人におすすめ。

    行動経済学とは 人間が非合理的な理由で購買活動をすることを前提に置いた 経済学。

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    2023年05月08日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    お金に関する「人間的だけど不合理」なエピソード、学術的な解説、対処方法の提示までがワンセットで示される。苦笑い必至。
    今後、お金に関する大きな決断をする時に一度でも本書の存在を思い出すことができれば確実に「書籍代金と投資時間」が回収できる。
    本書は単なる節約本ではなく「ハネムーンなど出費の痛みを回避しても良い時は費用を前払いしよう」といった提案もなされている。
    語り口も軽妙。大当たりでした。

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    2022年06月25日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    行動経済学という言葉を一切使わないが、それを体現した本。
    アリエリー教授の本は、なぜと解決法がしっかり書かれているので、わかりやすくて面白い。

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    2021年12月21日