ダン・アリエリーのレビュー一覧

  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理

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    著者のこれまでの著作を読んでないと、おじさんの適当な場当たり回答に見えるかもしれない。読んだ目で見ると、著者の専門である行動経済学の考え方に沿ったケーススタディとして非常に興味深い読みものになる。

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    2016年12月27日
  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理

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    空港で到着ゲートと荷物受取ターンテーブルの距離を近く(最適化)すると、何もしないで待つ時間が増えるため、不評であったというエピソード(無為への嫌悪)がおもしろかった。アリエリー教授は、火傷のため3年ほどの入院生活を強いられたこともあり、人間の性質を客観的に観察できるようになったとのこと。

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    2016年12月24日
  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理

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    行動経済学を使って人生相談に面白おかしく答えてくれる。とは言え、損失回避などが意思決定に及ぼす影響をアカデミックにではなく、日常生活の中で解き明かしてくれるというのは、とても良いアプローチだと思った。

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    2016年10月09日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ネタバレ

    【読み易さ】
     やや易しい
    【気付き】
     ★★★・・
    【ハマり】
     ★★★・・
    【共感度】
     ★★★★・

    人がずるをするのはときはどんな時か?
    ずるを減らすにはどうすればよいか、
    実験を元に、人のずるを誘発する条件を検証していく。

    ・ごまかしによって獲得するものが現金から遠ざかるとごまかしが増える
    ・偽物を身に付けると、ごまかしへのハードルが低くなり、他人を疑い易くなる
    ・創造性がごまかしを生む
    ・他人のごまかしを目撃するとごまかしへのハードルが下がる
    ・不正行為の基準が文化等によって異なる

    仮説を証明する実験結果が平均値のみであり、
    被験者の数も明らかになっていない為、データの信憑性に

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    2018年08月05日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    嘘とごまかしの行動経済学。
    「ばれる確率が低くなっても、ごまかしは増えない」「共同で仕事をすると、不正が増える」「偽ブランドを身につけると、ずるしやすくなる」など、なるほどと思った。

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    2013年10月27日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    大きな犯罪ばかりでなく、日常自分も良くやっているような小さな【ずる】がどういう行動理論から起きているのか解き明かす事で、大きな犯罪の抑制に繋がる可能性があるか。

    小さなズルをしてしまう、その条件、環境や心理特性、歴史など、多くの実験例を通して解説する。

    医療従事者としてはMRの作戦は見抜いているつもりだが、それでも想定以上の危険がある事を意識すべきだろう。

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    2013年10月24日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ズルは皆、出来るところでは少しずつやってしまう。後押しする要素と止める要素。
    ネタを知られると追試がし難いと思うが、他の研究者で検証されているのだろうか。
    インパクトの大きい実験結果が多いが、その結果の綺麗さも相まって、鵜呑みにするにはまだまだという印象。
    他国でやっても結果が同様というのも何かおかしい。学生だから、ということか。

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    2013年10月11日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    へええ。2桁の数字を覚えさせられた被験者は果物を選び、7桁の数字を覚えさせられた被験者はチョコレートを選ぶ。ストレスが大きいほど高カロリーな食べ物を選ぶ傾向にあるというのは言われてみれば確かによくある話だ。

    ここを読んで思ったのが、普段の生活にストレスがあるから高カロリーの食事を自分に許すというよりも、そもそもストレスの無い状況に持っていく改善こそが人間にとっては必要であるはずなのに(というようなことはこの本には書いていない)。

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    2013年08月24日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ネタバレあり。

    |なぜ疲れているとしくじるのか・・・
    ストレスの多い日は誘惑に屈して健康を害すると分かっている食べ物を選んでしまう。
    引越しで疲れ果てた夜は、ジャンクフードを取ることが多い。

    |自我消耗・・・
    論理的な思考力が占有されてしまうと、衝動システムが行動を支配してしまうことがある。
    誘惑に抵抗するには、大変な努力とエネルギーが必要という考え方。
    意志力を筋肉に置き換えると分かりやすい。

    フライドチキンやチョコレートを見ると、食べたい!という欲求が湧き上がる。この欲求を克服して、回避する時にはエネルギーを消費する。(重量挙げを1度するようなもの)
    これを繰り返しているうちに、欲求

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    2013年07月07日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    不正は費用便益分析の結果行われる。極端に言えば、強盗しても捕まらないなら、やっちゃう人は結構いるはず。しかしそれよりも、不正というのが、悪事というよりも、創造性から生まれる場合もある。
    不正を増やすファクターと、不正を減らすファクターは、全然別の出来事が作用している。不正を増やす側の重みを減らすために、ある種の宗教的道徳心リセット儀式っぽいという話。しかし日本にはそういうものがさっぱりない。せいぜい初詣、ぐらいか。こうした傾向により、ますます無自覚な不正ブームが加速する、きっと。多分本書の意図はそういう読み方じゃないけどね。自分に置き換えるか客観的に見るかで、爽快感が随分違うと思う。

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    2013年05月25日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    誰もがごまかしをする能力を持っている。その自分が不正直でも不道徳でもない理由を説明づけるのがうまい。他人のごまかしに感染しやすく継続しやすい。

    人間としての根源的なもの。みんなが、ちょっとづつの効果。

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    2013年09月15日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

    匿名

    購入済み

    騙されてはいけない

    ダン アリエリー教授の著作は大変面白いが、この本は アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇- と同じ内容であり、あたかも別の本を装っているだけです。
    私はこの本と アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇- を別々に買ってしまい、大変がっかりしました。

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    2023年08月11日