ダン・アリエリーのレビュー一覧
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ネタバレ・1円とゼロ円には大きな違いがある。ゼロはただの値引きではなく、特別な力がある。助成ではなく無料を。
・市場規範と社会規範は共存できない。
プレゼントであれば社会規範が適用されるが、お金が絡むと市場規範が適用される。社会的な関係は一度市場規範を持ち込むと元の関係には戻れない。
愛、忠誠心、向学心はお金では買えない。
プレゼントは合理的には経済効率が悪いが、関係を築くためには大切。
・期待があるからこそ、食事や芸術を存分に楽しめる。期待がなければ、失望もしないが感動も生まれない。意図的に期待させることで相手を感動させることができる。プライミングにより、その人はそのように成果を上げる。 -
Posted by ブクログ
「人間は様々な情報をもとに合理的に判断する理性のある生き物だ」という思い込みを根底から覆す一冊。
自分たちの決断が無意識のうちに別の力(感情、相対性、社会規範等)に大きく左右されていることを、様々な実験を用いてわかりやすく説明してくれている。行動経済学という小難しそうな学問だが、クスッと笑える実験も多く、ユーモア溢れる素敵な本。
人は自分の決断を正当化しようとしてしまう傾向がある、っていうことが書かれている章があるのだけれど、
確かに正当化の危険を認識し、常に選択を振り返り内省することは大切な一方、
時には自分の選んだ選択を「正解」と思って突き進むことも大切だなと思ったり。バランス感が難しい。
人間はとっても不合理で、それがまた人間らしくて、なんだかほっこりした。 -
Posted by ブクログ
行動経済学のケースが数多く、易しい文体で取り上げられている為、人がどれほど不合理か、ということがよく理解ができる一冊。
タイトルの通り、人は予想通りに不合理である
しかも、不合理であり続けているため、未来にとる行動も不合理と予測できる、ということが一番の気づきであった。
たとえば、無料の魔力。
1000円のギフトカードを無料で貰うか2000円のギフトカードを700円で購入するか、という選択肢の場合どちらを選ぶでしょうか。
合理的に考えると、1300円得をする方を選ぶのだが、ほとんどの人は1000円のギフトカードを無料で貰うこと選ぶ。
また人は自分が何を求めているかわかっていない。そのため、他の選択肢と比較して、初めて自分が求めているものを理解する。
その際、似ているAとA’に加えて、異なるBの選択肢という3つの選択肢であれば、AとA’に目がいきどちらかが選ばれる
つまり、何を選ばせるかはコントロールがされやすいことを意味している
他にも、アンカリングであれば、何の根拠のない数字、例えばマイナンバーの下二桁を記載した後にオークションに参加すると、下二桁が大きい数字の人は入札価格が高く、下二桁が小さい数字の人は入札価格が低くなる。
これは、はじめに見た数字がアンカーとなって、人の判断基準に影響を及ぼしている。
こういった合理的に考えれば選ぶであろう選択肢を選ばない、という不合理さを一貫して持っていることに気づき、日々の生活やビジネスに役立てられる本です。 -
Posted by ブクログ
表紙の「ずる」に惹かれて読みました。
内容は、人間のシンプルな合理的犯罪についての多くの実験結果に基づき進められます。
シンプルな合理的犯罪とは、誰もいない車もこない深夜の赤信号渡るなど日常で人間がやってしまう「ずる」が、どどのような要因で起こり、どのように「ずる」を回避できるのかを説明されており、人間の意思の弱さを感じました。
割れた窓ガラス効果ように職場の人数が、多いほど「ずる」が起きやすくなる。
名前のない仕事(コピー用紙補充、書類整理など)を一部の職員がやって困っていたのでこの本を参考に少しでも「ずる」の少ない職場になってほしいと願います。
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Posted by ブクログ
アリエリー氏の本が好きなため購入しました。本書はコメディアンでもあるジェフ・クライスラー氏との共同執筆となります。我々が普段使っているお金に対して、いかに不合理な使い方や選択をするリスクが潜んでいるかを、行動経済学を通して学ぶことができます。
この本を読みながら、つい先日雑貨屋に寄った購入したアメリカンなステッカーやバッジの事を思い出しました。お洒落な内装に釣られてしまい、合計で400円程でしたが上記の買い物をしました。後から冷静に考えると不要なもの、ただ単に雰囲気に当てられて衝動買いをしてしまったなと思います。ですが、購入をする時の心の満足感があったことも確かです。かくも人間の行動は面白いなと自分自身に対して感じてしまいました(笑)