古沢嘉通のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく番外編のような感じを受けたのはわたしだけ?おもしろくなかったわけでもないんだけれど、なんだか警察とFBIの政治的駆け引きとか警察機構のなかでの立ち回り方みたいなあれやこれやが、どうもダラダラしているように感じてしまった。なんだかフツーのミステリって感じで。いや、フツーでもいいんだけれど。ボッシュ・シリーズはボッシュの生い立ちとか過去とか、難しい性格?とかがつねに影を落とすような、なんというか、陰影のあるストーリーが魅力と思っているので。なんとなくものたりなかったというか。ベトナム体験の話がちらりと出てきて、なにかふくらみがあるのかと思ったらそうでもなかったし。レイチェルとの絡みはおもしろかったけれど。それが目玉だった?以下ネタバレなのでずっと下に続きます。ロス壊滅のテロ?と壮大な事件をにおわせておいて、なーんだ、みたいな肩すかし感が。そんなつまらないことで放射能物質を持ち出さないでくれ、とか。なんだかモヤモヤするような……。
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Posted by ブクログ
評価は中。中の上でも中の下でもない。中の中。
作者に個人的思い入れがあるのか、それともそういうキャラ設定にしたかったのかわからないが、ベトナム戦争にこだわっている印象が強い。戦地でのトラウマ、そこからのタイトル、トンネル破りという構図はわかるが、あまりにも現実離れしてないだろうか。
全体的に骨太で硬派な作風は今も同じだが、一作目はやはり荒削りな部分が目立つ。アメコミっぽいというのか、無理に世界観を創ろうとしてるようにも見える。こうして読むとやはりボッシュという刑事は変わっている。変人で危険。よく組織に属しているものだと思う。
私の場合、シリーズを逆走して読んでいるのだが、本作品を起点としてボッシュの人生とシリーズの世界観がどのように変貌していくのか、ゴール側から熟読してみようと思う。 -
Posted by ブクログ
この本は、「このミステリーがすごい!」の2006年版の第2位で、さらに、エドガー賞にノミネートされているということで、おもしろいかな?と思って読んでみました。
エドガー賞といえば、桐野夏生さんが「OUT」でノミネートされて話題になりましたね。また「OUT」は、「このミステリーがすごい!」で1998年に第1位をとっています。
ストーリーは、警察官を辞めて探偵になったボッシュが、以前担当した未解決事件をもう一度調べなおすという内容。
そこに元同僚で今は下半身不随のロートン・クロス、その奥さんのダニー、FBI捜査官でその事件で行方不明になったマーサ・ゲスラー、その恋人のリンデル、弁護士でボッシュに協力するラングワイザー、などなど・・・
色々登場してくるから、ゴチャゴチャしてきます。
それでも、上巻の方は面白く、割と早く読みました。そして、下巻の途中まで読んだところでゴールデンウィークに入ってしまい、4日間の空白があったらすっかり登場人物の名前を忘れてしまい(苦笑)、だれだったっけ・・・と考えながら読むから・・・面白さが半減してしまいました。
これは、一気に読まないとだめです。
ただ、私のような人向けでしょうか?
栞が入っていて、そこに登場人物と簡単な説明が書いてあるのです。
すぐれものだわ!
翻訳物の読みにくい原因は、登場人物がカナなので、覚えにくいってこともありますが、たとえば、マーサ・ゲスラーをマーサと呼んだり、ゲスラーと呼んだりされると、同じ人なのに、2人いるのかと勘違いしたりすると、もうゴチャゴチャです。
統一して欲しいわ!なんて思ってしまいます。
シリーズの最初から読んでる人は、その人間関係も分かっているからかなり面白かったと思います。別れた奥さんとの成り行きも興味深いし・・・ね。