【感想・ネタバレ】蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ一のレビュー

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Posted by ブクログ

見た目の感じや、表題の感じで
三国志かはたまたライトノベルかと思われそう。

思った以上にすごい面白いです!

文体がいつもと違います。簡潔で読みやすい、好きとかは関係なく。

名前や地名で最初わかりにくく感じますが、
なれてくるとこの世界にどっぷり。

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2018年06月03日

Posted by ブクログ

とんでもない壮大な世界観。その頭の中だけに広がるスケールの大きさは絶対映画化しないで欲しい。(まあ絶対するだろうけど、そして絶対失望するだろうけど)

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2016年09月18日

Posted by ブクログ

(巻の一、二を併せての評である)
ケン・リュウ版「楚漢戦争」。竹や木、鯨骨といったアジア的な材料を用いて、飛行船や潜水艦を活躍させる、著者自らの命名によるシルクパンクというジャンルを創出して見せたファンタジー小説。

紀元前中国における項羽と劉邦の対決を、ゲド戦記の舞台、アーキ・ペラゴのような架空の多島海に置き換え、ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』に登場するような神々に似た各国を贔屓する神々まで登場させて換骨奪胎している。

ただ、ストーリーそのものは、人口に膾炙した鴻門之会や四面楚歌など、楚漢戦争をなぞっており、新味は少ない。横山光輝のマンガを読んでいるのと似ている。英雄は英雄らしく、知者、賢人は英知を披歴する。少し違うのは、女性の活躍が目立つことだ。

巻の一、二で第一部を構成している。第二部も、中国の話に基づいたものになるのかどうか。中国の古い物語は白髪三千丈的なスケールの大きさを誇るが、ある意味で人間の描き方が紋切型でマンガチックというか、講談調。調子よく読み進めるのはありがたいが、後に残るものがない。

ないものねだりをしても仕方がないが、『紙の動物園』を読んで、この長編に手を伸ばした読者はあてが外れるだろう。別のジャンルの小説に挑戦した作家の意欲に拍手を送るか、別の作家を探すかは読者にゆだねられている。

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2016年07月24日

Posted by ブクログ

あの『紙の動物園』のケン・リュウの長編第一作。
期待したのだがそっちへ行っちゃったのか感が半端ないです。
残念です。
シリーズの続きを読むことはもう無いです。

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2016年10月13日

Posted by ブクログ

設定が異世界なのでファンタジーではあるが,大筋は項羽と劉邦の物語そのままといっていいほどで,それなら結末が違ってるのかなと,2巻目に期待してしまう.ただ物語は小気味いいほどさくさくっと進んでいく.

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2016年09月08日

Posted by ブクログ

原典としての古典の知識が邪魔をしてしまったのか、最後まで文章の波に乗れなかった。

古典を下敷きとした箇所を読んでいると、唐突に創作された部分が接ぎ木されたように現れてきて、また古典に戻るというのの繰り返し。

読んでいて、方向性はわかるんだが、こちらが疲れてしまった。

あと武侠小説ではないと思う

若干、翻訳者の方の知識不足的な部分もあるような気がした。

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2016年08月31日

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