ピーター・スワンソンのレビュー一覧

  • ケイトが恐れるすべて

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    ロンドンに住むケイトは、又従兄のアメリカのボストンに住むコービンと、半年間、それぞれのアパートを交換し暮らすことになる
    しかし、ケイトがコービンのアパートに到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される…
    ケイトは彼女の死にコービンが関係しているのではないかと疑い始めるが…

    複数視点で物語は進み、その度に新しい事実が判明するが、見え方も違っていく…
    しかし何よりも、登場人物が誰とて信用できず、読者は常に不安を感じる…
    しかしそれがこの作品の面白さ!
    そしてちょいちょい登場する猫のサンダースがいい仕事をしている…(笑)
    でも謎解きとしては消化不良な感じかな…
    なので帯にある『真相が明かされた瞬間

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    2025年03月18日
  • そしてミランダを殺す

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    第一部はダラダラ読んでいたけど、第一部ラスト〜最後までは続きが気になる展開で面白く一気に読み進められた。
    ただモノローグを担う男女4人が全員好きになれず、そのためラストも不完全燃焼感があった。

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    2025年03月02日
  • アリスが語らないことは

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    海外の翻訳作品に登場する人の名前が最近覚えにくく、面白さが半減してしまうこともありました。しかし、この作品は登場人物が少ないのがありがたかったです。

    過去と現在が入り交じった2部構成で描かれていますが、登場人物の現在を知るためには、過去が重要であり、展開をより面白くしていました。

    原題は「All the Beautiful Lies」直訳すると「すべての美しい噓」ということになり、これはアリスの本質を指しているようです。日本語訳はその本質を題名で推測させないためだったように感じました。

    最近は日本のミステリー、サスペンスも上質になり、海外に引けを取らない作品が数多くあります。それでもその

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    2025年03月01日
  • だからダスティンは死んだ

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    2.9

    早い段階で結末が読めてしまったし、他のピータースワンソン作品と比べるとかなり評価が普通の印象。
    マイラについて、もう少し色々と知りたかったな。

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    2025年02月23日
  • ケイトが恐れるすべて

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    サイコパス、変態が多すぎて世の中ってこんな人間ばかりなのか?って思ってしまう。
    本来は安らぎの与えられる自宅が恐怖の場所になってしまう。知らない間に誰かが家の中に侵入してたとなるとゾッとする。

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    2025年01月20日
  • そしてミランダを殺す

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    ★3の下。

    空港で知り合った男女の殺人計画。その行く末と真実は。

    タイトルが印象的。
    原題はThe Kind Worth Killing
    英語知らんから意味わからん。

    「そして」でも
    「ついに」でも
    「やっと」でも
    「とうとう」でも可。
    「それから」なら不可。

    目的はあくまでもミランダであり、しかし時間の経過はあるもののそれほどの執念もない。
    結局「そして」でいいのか(笑)

    キャラクターはわりと好き。

    長く感じるけど終盤は良い。
    ラストも。
    少し古い感はあるが皮肉っぽい切れ味があって好感が持てる。
    昔のオーソン・ウェルズ劇場なんかを思い出したな。
    いや、懐かしい~。オープニングが怖

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    2025年01月19日
  • アリスが語らないことは

    購入済み

    くりかえす

    大学卒業間近のハリーの父が亡くなったことが発端となる、過去と現在のループ。義母のアリスが自己中過ぎて、読み進むことに疲れてしまい、ミステリってことも忘れてしまった。すべては繰り返して、やがて、自分へと返ってくると言う教訓をもたらした作品。

    #ドロドロ

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    2024年11月03日
  • アリスが語らないことは

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    主要人物たちが精神異常者でキチガイすぎてなーんも感情移入出来ないんだけど、それでも読み入ってしまうのは翻訳者の技術のなせる技か 
    そうは言ってもラスト150頁くらいは読み切るのにとても体力が必要だった 作者の次作を読もうか迷うな 同系統の内容なら正直期間空けずに読むタイプの代物ではない笑

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    2024年09月02日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    最初主人公は巻き込まれただけなのかとおもったけど、読み進めていくと…しれっと死に追いやってた。
    “チャーリー"の正体は意外だったけど、そっちの方がまだ人間らしいと思っちゃった。

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    2024年08月12日
  • 時計仕掛けの恋人

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    ネタバレ

     10代の大学生時代から忘れることのできない彼女と、39歳で再び巡り会う主人公ジョージ。騙され続け、利用され捨てられる、情けない男の話である。

    発端 彼女の名前はリアナ・デクターではなくオードリー・ベックだった、、、はぁ?どういう意味?訳わからん??

    中盤 リアナを探す旅で、オードリーの写真を見せられ「頭がこんがらがっていて。これは誰の写真なんですか?」とジョージが言うが、読んでる私もこんがらがってます、、、

    結末 はぁ?嵌められたのに、まだ、追いかけるの?まだ、リアナを探すの?呆れる。

    ピーター・スワンソンのデビュー作。デビュー作だから許せてしまうところも多々あったが、デビュー作にし

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    2024年08月04日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    元刑事が交換殺人を引き受け、そのことがきっかけになり、連続殺人事件を起こしてしまうという設定が腑に落ちるかどうか…。
    過去の8つの作品たちと、作中の殺人との接点や関連も残念ながら、いまひとつ読みとれなかった。

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    2024年07月30日
  • そしてミランダを殺す

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    前から気になっていたもの。男女4人の視点で語られる。(終盤は刑事視点も)ラストの手紙はあの罪がいずれさらされることになるという提示かな。破滅ということかしら。

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    2024年07月25日
  • 8つの完璧な殺人

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    普段読んでいるミステリーとは異なる印象。
    ミステリー愛読者が執筆したミステリー、という説明がしっくりくる。
    ああこれリストに掲載された8作全てを読んでいたら、もっと面白かったかもしれないなあ。
    マルコムが語る各作品の説明や各事件に対する解釈もなかなか興味深い。
    そして迎えるあのラスト。
    とても良い。

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    2024年07月10日
  • アリスが語らないことは

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    ネタバレ

    「死体から始まらない本は、どうも信用できないんだよ」

    ミステリ小説好きなら、同感できる人が多いのではないでしょうか?
    人物紹介がダラダラ続いて、おまけの殺人事件ではなく、最初っから殺人事件!って分かるのが読みやすい。

    現在と過去を交互に描き、真相が理解できていく。

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    2024年06月21日
  • アリスが語らないことは

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    ネタバレ

    うーん。

    ピーター・スワンソンを期待して読んだから星3つにしかならなかった…いや、作者をみなかったら買ってさえいなかったかも。

    時系列ごとに読ませる物語構成はわかりやすく、ミランダの時のように主人公の深掘りがされて効いている。なんだけど、なんだろ、この、ハラハラ感のなさ。

    過去と現在だけで舞台の転換が少ないせいなのか…と思ったけどあれだ。多分、全ての発端が現在ではなく過去に起因してるので、今の事件を起こすメインキャラが全員、老人だからだ。高齢者による殺人なのでこう言ったら失礼だけど見せ場に乏しく、よってちょっとうーん、という気分になってしまったのかも。あとはどうも、誰も本気で犯人探しをし

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    2024年06月09日
  • 8つの完璧な殺人

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    ミステリー専門書店の店主はお店のブログに(完璧なる殺人8選)という記事を書いた。そこFBIの捜査官が現れブログの記事に沿って殺人が行われていると言う。著者のミステリーへの愛情が溢れる作品でオマージュした殺害方法は元ネタを読んでみたくなるものばかりでした!

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    2024年05月19日
  • 8つの完璧な殺人

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    犯人が意外すぎて?地味すぎて?びっくりした。しっかり読んでなかったからか、全くノーマークだった。
    ストーリーは面白く、最後はやっぱりマルコムが、、、という流れで、面白かった。

    ミステリが好きなので実際にあるミステリーや、本の話が出てきて面白かった。
    8作品のうち、クリスティの作品しか読んでないので他の作品(特に見知らぬ乗客)も読んでみたいなと感じた。

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    2024年05月17日
  • アリスが語らないことは

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    この作家さんの3冊目だけど毎回、精神的に異常な方ばかり出てくる。
    流石にあきる(笑)
    思春期に熟女によって、仕込まれた奴がロリータになるのか?経験が無いからイマイチ分らんが・・
    毎度、この人があの人だったのワンパターンで、さして驚かなくなる(読んでる途中で気が付くよね)
    三冊ともミステリー初心者にはお勧めな作品です。

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    2024年05月05日
  • 8つの完璧な殺人

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    このリストにまず賛否両論あると思う…
    そしていきなりABCを自由に解釈!
    などなど、ちょっとうーんと思うが
    まぁ面白く読んだ。

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    2024年04月15日
  • ケイトが恐れるすべて

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    想像したら怖いシーンも。でも文体自体は凄く読みやすかった。ケイトって弱いと思ってたら、最後読み終わった時には強いという真逆に。

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    2024年04月10日