ピーター・スワンソンのレビュー一覧

  • そしてミランダを殺す

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    全く前情報なしに買ってみた本作。
    帯に「最低でも3回の驚愕を保証」とあるが、「え!?(大)」が1回、「え?(小)」が1回の計2回でした。

    確かに面白いが、「恋愛サスペンス系(解説によれば犯罪小説)」「性的描写が多い」という自分の苦手要素がギッシリだったため、その点が面白さからマイナスされる、という印象。

    特にこれまで古典小説ばかりを読みまくっていたこともあり、現代的な性的描写の多さとストレートさには辟易してしまった。
    「セ○クス」「体位の描写」「股」「股間」「ペ○ス」「キ○タマ」「立たない」「胸が云々」「○慰」などが、最初から最後まで一定間隔でワードや描写として出てき続ける。
    そういう描写

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    2025年09月20日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    読むのが止まらない。すごいペースで読んだ。サクッと死んでいくし、内面描写も堀下がってなくて深みはないかなあ。妹を殺された恨みかと思いきや、お前も加担しとったんかいっ!ってツッコんだ。だからリストに載ったんだけど。

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    2025年09月05日
  • 9人はなぜ殺される

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    ピーター・スワンソン最新作。
    前作「8つの完璧な殺人」とはまた違った切れ味がある作品。しかし登場人物の多さが頭を狂わせてしまいちょっと今誰の話だとなってしまったのも否めない。
    けど序盤、中盤の面白さはエグい
    特にある人物の視点からの話からは固唾を飲みました。
    しかしラストは賛否分かれるかも
    あの作品のオマージュなのはわかるけども‥って感じです。

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    2025年08月29日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    このミス第2位!
    驚嘆必至のサスペンス!

    とか、帯に煽られて購入。
    しかし…
    スワンソンらしいなあ、と思った仕掛けはあるも、んんん?え、これで終わり?と思ってしまった。

    スワンソンじゃなかったら★3.5にはしてたかも、だけど決して4以上とは思えなかったなあ。
    殺されるリストに載ったそれぞれの受け止め方、終わり方、それまでの色々が良かったという感想の人はいたし私も嫌いではないんだけど……
    でも、それだけ?って思えてしまったんだなあ。

    殺し屋が妻子を大切にしてそうな描写だとか、散りばめられたクリスティの作品とか、なんかもう、もう少し掘り下げられるのかな?なんて構えすぎて首痛くなっちゃったよ

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    2025年08月25日
  • 9人はなぜ殺される

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    ちょいむずかしかった。
    いつも名前を雰囲気で呼んでいる私にとっては誰がどれかわからないところが何箇所かあった。

    またオチがよくわからなかった。

    何回か読めばわかるかも??
    超スパンで読みすぎたのかもしれない

    外国人作家は難しいね、、、
    謎解きっぽいところは面白かった

    アガサクリスティのそして誰もいなくなったの話が出てきすぎているので、作者が好きだったんかな〜と思っていたら、後書きで似たような感想が書かれてた。

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    2025年08月23日
  • 9人はなぜ殺される

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    クリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。
    どっちも面白いけど、個人的に本作の騙し方の方が好き。
    単純に上手いなあと思うし納得感がある。
    正直、動機よりも犯人がどうやって計画を完遂させるのかだけが気になって仕方なかった。
    とは言いつつも、隠された共通点を探るシーンはやっぱり楽しい。

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    2025年08月23日
  • ケイトが恐れるすべて

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    まさか!と唸る「ウッチャリ」感はないものの、スリルを、終始与えてもらえた。登場人物も少なく読みやすい。
    猫ですら、良いアクセント。

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    2025年08月21日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    犯人とトリックはたしかに衝撃があった!
    ただ、なんとなく不完全燃焼感が残った。これもまた人の死に大きな意味と影響を求めてしまう人間のサガなのでしょうか。

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    2025年08月16日
  • 9人はなぜ殺される

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    私の記憶力の問題ですが、この人誰だっけ?と何度も冒頭の登場人物確認が必要で、冗長に感じる箇所も多々。タイトルと設定にわくわくしただけに若干の期待外れ感は否めず。でも、ラストはよかった。丸善日本橋にて購入。

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    2025年08月16日
  • そしてミランダを殺す

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)ご都合主義展開もあるけんど

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]まずまず。〇〇ーが怖いんだけど。

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    2025年08月07日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    動機は納得できるけど、犯人も悪いのに…?と少しもやもや 他責思考が強く見えてしまって…
    親に同じ苦しみをと言っていたけれど、その描写が無いので本当に彼のやりたいことは達成したのかどうか分からず…

    犯人に気付いた瞬間のスッキリ感はある作品でした

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    2025年08月05日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    ネタバレあり

    9人はなぜ殺される
    ピータースワンソンの長編ミステリー。9人の名前が書かれた謎のリストが当人達に送られ、それぞれが殺されていく。9人に少なからず面識は無く、なぜ彼らが狙われるのか、ミッシングリンクを探すストーリー。主人公と呼べる人物は無く、様々な登場人物の視点からストーリーは進行する。
    クリスティに言及しており、おそらく「そして誰もいなくなった」をリスペクトし、ミステリの女王に挑んだ意欲作。しかし、「そして誰もいなくなった」の犯人と真相、全てのトリック、叙述トリック、更にはクローズドサークル、見立て殺人とあらゆる要素を一切の破綻なく描き切ったミステリ史上の傑作には残念ながらも届

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    2025年07月28日
  • ケイトが恐れるすべて

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    面白かった。
    いろいろ重なりすぎるのもあって、あり得ない、けど、でも、そこまであり得ない設定でもない。ラストも私は良かったかな。

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    2025年07月28日
  • アリスが語らないことは

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    過去と現在が交互に語られ、終盤に収束する。中だるみせずどんどん読み進められる。
    これだけ多くの人物の人生を一つの作品に描いたらネタ切れにならないか心配してしまうほど。

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    2025年07月20日
  • そしてミランダを殺す

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    最初は読みにくさからなかなかページが進まなかったけど、中盤あたりからなんとなくスイッチが入ってやっとはまった感。さほど登場人物は多くないので混乱はしないで読めた。たまに視点が切り替わって語られるので、状況はわかりやすかったかな。
    これからも海外ミステリはちょっとずつ読んでみようっと。

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    2025年07月07日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    先日読んだ『自由研究に向かない殺人』内で本の紹介を見て読みました。
    “空港でたまたま出会った人に妻の浮気を知ったことを話す。奥さんを殺す協力を申し出て…”。気になる物語ですぐ読み終わってしまった。
    主人公の目線になりつつも、最終的には罪のある人はそれなりの報いをうけるという結末で後味はスッキリ。(最初に殺された方は微妙ですが)
    ウィノナ・ライダーやナンシー・ドルーの登場にちょっと親しみを覚えたりして。(ナンシー・ドルーは子供向けなんですね、知らなかった)

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    2025年06月01日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    このミス経由で手に取った

    古典ミステリをなぞった8つの短編集かと思いきや長編だったのだが、読み始めてすぐにアクロイドが察せられた

    作品タイトルと共にネタバレ注意とは書かれているが、やはり未読の方は有名どころは先に読んだ方が良いと思う

    特にクリスティの2作品はこの本を読むより貴重な読書体験が得られる、はず

    5/8を読んでいる自分は、残り50%のフーダニットは楽しめたが、やや強引なストーリー展開のために8つのネタバレは釣り合わないので星3

    著者のミステリ愛はよーく分かるが、オマージュというには敬意が感じられないかなあ

    交換殺人を計画しておいて猫を持ち帰るかねw

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    2025年05月30日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    あれよあれよと主役級が殺されていく。誰が最後に残るのか?
    なるほど、でもこの人も無事では済まないのか?

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    2025年05月15日
  • 時計仕掛けの恋人

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    この作家さんの作品は何個か読んでいるけれど、その中だと意外性やオチを含めてちょっとイマイチだった。
    現代と過去が交錯するのだけれど、あの過去を経験してなんでほいほいと信用して騙される。しかも何度も。ちょっと主人公の心情が理解しづらかった。

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    2025年04月25日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    最初から犯人がわかっている、いわゆる「古畑任三郎」方式の倒叙ミステリー。このジャンルはいつか触れたいと思っていたのですが、たまたま手に取った本書がその方式でした。

    タイトルからミランダが殺されることはわかっているものの、第一部の終わり、そして第二部の始まりは衝撃でしたね〜。ただ、予想するストーリーとは尽く異なる方向に進み、最後の最後まで安心できませんでした。最後もね……あれはジ・エンドといっていいでしょう。

    犯人がわかっているのに何を楽しむのか最初はわからなかったのですが、なるほど犯人の思考回路はこうなっているのか!と新鮮な感覚でした。
    それでも、読み進める中でやはり待ち望まれたのは警察(

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    2025年04月15日