ピーター・スワンソンのレビュー一覧

  • 8つの完璧な殺人

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    全部読んでないので読んだ方が楽しめたのかな。でもミステリー読み慣れてないからか、最後のオチではー!なるほどと唸った。

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    2024年04月06日
  • だからダスティンは死んだ

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    海外作家さんのサスペンスは ほぼほぼ初読書で、途中で挫折しそうになった(笑)犯人がわかっているのに、きっとこの人 殺されちゃうんだし、みたいに読んで気がついた。そもそも夫婦って 秘密めいたこと持ってる。お互いがお互いを探り合うとか なんとなく目が離せないとか、あるわーという感じ。隣が気になるのも もちろん、ありだ。それが殺人に繋がっちゃうのが サスペンスなんだなぁ〜と思ったところ。登場人物はみんな クセが強すぎ。

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    2024年03月20日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    「そしてミランダを殺す」を読んでから、この作品を読む。そして~は最初から犯人の視点から物語が進むので、あまり面白く無かったが、今回は犯行には、まったく係わっていない人物の視点から語り始めたので、多少は面白いと感じたが、途中で早々に犯人が分かってしまう。これはそして~を読んでいるので、作者のワンパターンなトリックで、直ぐに気が付いてしまい興ざめする。
    主人公を始め、精神的に問題の有る人ばかりが出てくるので、少し現実味が無い様にも思えるのだが、逆に世の中、本当はおかしな人ばかりなのかもしれない(笑)
    前作同様、ミステリー初心者の方が読むのに丁度よい小説ですね。

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    2024年03月14日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ミステリー専門書店の店長マルコムのもとにFBI捜査官のグウェンが訪れる。マルコムが以前ブログに書いた「8つの完璧な殺人」というリスト中の作品に相似した殺人事件が起こっており、また被害者の中にマルコムの知人もいた…。

    ・感想
    8つの作品の中に有名なクリスティ作品もあったので語り手が信用できない事、その先の展開はすぐ把握。
    クリスティ2作以外は未読なので、全部知ってたらより楽しめるんだろうと思う。
    マルコムは別に悪人なわけじゃないっていうか優しくて善良な人なのでラストは切なかった。

    もう一捻りくらいあるかと思ったらそんな事もなく肩透かしなとこもあった。
    とある登場人物は絶対に職業偽

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    2024年03月02日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    まるで自分が追われているみたいに、ハラハラしながら読んだ。(え、そんなことまで今話しちゃって大丈夫なの⁈のような笑)

    それにしても交換殺人は、後から殺す方が不利…ですよね?(いくらアリバイがあるといっても、自分が恨みを持つ人が殺されて、警察から疑われている中、殺人を決行するのは至難の業では…なんて思ってしまう)

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    2024年02月28日
  • 8つの完璧な殺人

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    8つの古典推理小説を紹介するのか?
    推理小説を書くのか?
    、、、わたしの辛抱が足りないのでしょうが、
    8つは多いな、もう少し絞った方が読み易いなと感じました。

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    2024年02月26日
  • そしてミランダを殺す

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    詰まらなくは無いけど、物語が退屈、殺人計画も杜撰で運が良いだけ、今までの人生が上手く行き過ぎなんだよね。
    最後のおちは確かに「太陽がいっぱい」を彷彿させる。
    少し期待外れだった。
    ミステリーをあまり読んだ事が無い人に薦めるには丁度良い作品。

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    2024年02月10日
  • アリスが語らないことは

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    拗らせると怖い
    思春期の大人に憧れる気持ちがひしひしと伝わる
    アメリカの街に入り込むのに時間がかかった

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    2024年01月11日
  • だからダスティンは死んだ

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    精神疾患のある主人公の言い分を周囲がなかなか信じてくれない、というタイプの話は読んでいてストレスを感じてしまう。登場人物全員に魅力を感じなかった。

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    2024年01月07日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    このミスのランキングをみて気になり、年末年始またいで読みました。過去の名作をふんだんにオマージュということで期待大。

    語り手が信用できないことはかなり序盤で明かされるので、最終的には自殺か逮捕されてしまうのかな、と経過を見守るような気持ちで読み進めていたからか、残念ながらあまりハマらず終わってしまいました。

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    2024年01月02日
  • 8つの完璧な殺人

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    名品。巻末の千街晶之氏の解説が適切だ。アガサ・クリスティ的な、「嘘は書かれていないが、事実は語り落とされている場合がある」というあの名作を発展させつつ、パトリシア・ハイスミス的な曖昧で薄暗い心理領域を抱えた、自分さえも信じられない人間の姿を表現する。2人の巨匠の長所を描出し合体させるという離れ技である。ここに「歯と爪」のバリンジャー的なテイストも感じた、と付け加えておきたい。

    数々の名作のネタバレがあるので、「見知らぬ乗客」はもちろん、「アクロイド殺し」「赤い館の秘密」は読んでおいたほうがいい。そういうマニアに向けた作品だ。「処刑台広場の女」よりは圧倒的にこちらだな。

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    2023年11月29日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    回想録とあるように、一人称の叙述で、「信頼できない語り手」を想起させる。

    引き算していけば、犯人の見当はついてしまうのだが、その人についてはほとんど語られていないので、ちょっともやもやする。
    主人公も共感できるキャラではないし…

    ただ、ミステリ好きとしては、作中に名前が挙げられている作品にはやはり興味を引かれてしまう。

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    2023年11月24日
  • だからダスティンは死んだ

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    隣同士の若い夫婦。越してきた夫婦は夕食に招かれ、その書斎でトロフィーを見る。招かれた版画家のヘンはそれはある殺人事件の現場から持ちされれたもので、そこの主人マシューが犯人ではないかと思い始める。

    ヘンは逡巡ののち警察に通報するが、過去に躁鬱病をわずらったこともあり、相手にしてもらえない。独自にマシューを尾行すると・・

    マシュー、その妻マイラ、ヘン、その夫ロイド、この4人の心の内が描かれる。事件が進むにつれそれぞれ夫、妻に対する感情が変化してゆくのがなんだか悲しい。

    最後に2つのへえー。マシューの弟と、ヘンが何故過去の殺人事件を覚えていたのかも明かされる。結果として何とか均衡を保っていたも

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    2023年10月14日
  • ケイトが恐れるすべて

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    導入はよかったのに、読み進むにつれて入れ替わり立ち替わり視点が変わり、同じ場面が何度も繰り返されるとさすがにまどろっこしく感じてしまった。
    別の視点から見たら実は…という手法は好きだけど、今作ではあまりうまく活かせていなかったように思う。ただ冗長なだけというか説明過多というか。ケイトともう一人くらいに絞ったほうがよかったのでは。
    ケイトはいつも最悪の事態を想像をしてはパニックを起こしそうになっている。それなのにホラーやサイコ作品が好きというのが不思議。

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    2023年09月06日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    2年半前の事件の被害者の持ち物であるトロフィーを、マシュー宅でヘンが発見するところから一連の話は始まる。
    優しそうでありながら隣人に秘密を暴露する大胆さもあるマシューだが、まさかの、弟の存在。
    最近読んでる本でよくあるネタだが、好きだ。

    マシュー側から接近禁止命令まで出してヘンをいかれた女扱いしていた流れから、世間的にはいかれた女だからあいつが何を通報しようが誰も信じまい、ならば今まで秘密にしてきたことを暴露する相手として良いんじゃないか、と、マシューとヘンが秘密を持つ共通の友人という関係になり、バーで会話しているのが奇妙で面白かった。

    暴力的な父と、それに従う母という、問題のある両親の元

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    2023年09月06日
  • ケイトが恐れるすべて

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    読みはじめて、、、あれ、なんかどこかで、、、と、思ったら、
    そして、ミランダを殺すの著者と同じ人だった。
    失敗したなぁ、、、、
    あの、なかなかミランダ殺さない本と同じ人かぁ、、、、と、思ったら、案の定進みの遅いミステリーでした。笑

    海外がこういうのが多いのかもかぁ?

    近隣情報をモリモリ盛ってもって、やっぱり犯人はこの人。みたいな。笑
    いや知ってたし、そうだよね。
    伏線のような伏線じゃないような。
    帯に、真相が明かされた瞬間驚愕で震える!

    って書いてあったけど、これは誇大広告で訴えられるわ。

    淡々と始まって、だよねーで、終わった。

    ただ、一つ言えるのは。
    こんな淡々と始まって終わるのに

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    2023年07月03日
  • アリスが語らないことは

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    過去と現在の二部構成で話が進み、ある場面でその2つの話の秘密が明らかになる。
    サスペンスということもあり、中盤以降の怒涛の展開にとてもハラハラさせられた。原題は「All the beautiful lies(すべての美しい嘘)」ということを解説で知ったのだが、結末を知った上で改めて邦題の意味を考えると、粋な翻訳だと感じた。

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    2023年06月20日
  • 時計仕掛けの恋人

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    他のスワンソン作品と比べると、少し物足りなさがあったかなと思いますが、これがデビュー作(?)だとしたらお見事!!

    過去の出来事と現在の出来事を交互に追っていく様な作りになっているので、飽きずに読めました。

    強いて言えば、結構つっこみ所は多かった印象(元々そんな知識は無さそうなのに、リアナはなぜ長期間警察から姿を隠せたのか?とか、とある人物はただのバーテンダーだったのになぜ肉体的にこんなに強かったのか?などなど)

    本作もそうですが、スワンソン作品は終わり方が独特なイメージ。はっきりしない終わり方が好きな方は楽しめるかと思います!

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    2023年06月05日
  • だからダスティンは死んだ

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    CL 2023.5.30-2023.6.1
    相変わらずの気持ち悪さ。
    どの登場人物も何かしら抱えていて信頼できないところがあり、どんどん不穏になっていくのが面白い。

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    2023年06月01日
  • だからダスティンは死んだ

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    ネタバレ

    ミステリかと思って読み始めたらサスペンスだった。
    隣人が犯人か…?という話が続くのかと思いきや、犯人はそいつだと早々にわかり、そこからさらにいろんな視点で話が広がっていく。

    序盤の緊迫感などは好きだったけど、途中からはちょっとトンデモ感があるかなぁと。
    この手の真相はあんまり驚きもないしちょっと古い感じもするし…
    あとこれは現代の話なんだよね?監視カメラとかないの?いくらなんでも警察が無能すぎる気がする…

    サクッと読めてアッという気持ちになりたいときにはいいかもしれない。

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    2023年05月29日