ピーター・スワンソンのレビュー一覧

  • 時計仕掛けの恋人

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    ネタバレ

     10代の大学生時代から忘れることのできない彼女と、39歳で再び巡り会う主人公ジョージ。騙され続け、利用され捨てられる、情けない男の話である。

    発端 彼女の名前はリアナ・デクターではなくオードリー・ベックだった、、、はぁ?どういう意味?訳わからん??

    中盤 リアナを探す旅で、オードリーの写真を見せられ「頭がこんがらがっていて。これは誰の写真なんですか?」とジョージが言うが、読んでる私もこんがらがってます、、、

    結末 はぁ?嵌められたのに、まだ、追いかけるの?まだ、リアナを探すの?呆れる。

    ピーター・スワンソンのデビュー作。デビュー作だから許せてしまうところも多々あったが、デビュー作にしてこの才能。これから先の彼の作品の面白さを予感させる。
    あとがきにもある通り「読み手にもどかしい思いをさせながらページをめくらせる」言い得てる!
    最初から最後まで、分かったような分からないような謎をスッキリさせたくて読み進め、挙句、最後も、もやもやとした終わり方。スワンソン作品のそんなところ、好きかもしれない。

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    2024年08月04日
  • 8つの完璧な殺人

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    元刑事が交換殺人を引き受け、そのことがきっかけになり、連続殺人事件を起こしてしまうという設定が腑に落ちるかどうか…。
    過去の8つの作品たちと、作中の殺人との接点や関連も残念ながら、いまひとつ読みとれなかった。

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    2024年07月30日
  • 8つの完璧な殺人

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    普段読んでいるミステリーとは異なる印象。
    ミステリー愛読者が執筆したミステリー、という説明がしっくりくる。
    ああこれリストに掲載された8作全てを読んでいたら、もっと面白かったかもしれないなあ。
    マルコムが語る各作品の説明や各事件に対する解釈もなかなか興味深い。
    そして迎えるあのラスト。
    とても良い。

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    2024年07月10日
  • アリスが語らないことは

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    「死体から始まらない本は、どうも信用できないんだよ」

    ミステリ小説好きなら、同感できる人が多いのではないでしょうか?
    人物紹介がダラダラ続いて、おまけの殺人事件ではなく、最初っから殺人事件!って分かるのが読みやすい。

    現在と過去を交互に描き、真相が理解できていく。

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    2024年06月21日
  • アリスが語らないことは

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    うーん。

    ピーター・スワンソンを期待して読んだから星3つにしかならなかった…いや、作者をみなかったら買ってさえいなかったかも。

    時系列ごとに読ませる物語構成はわかりやすく、ミランダの時のように主人公の深掘りがされて効いている。なんだけど、なんだろ、この、ハラハラ感のなさ。

    過去と現在だけで舞台の転換が少ないせいなのか…と思ったけどあれだ。多分、全ての発端が現在ではなく過去に起因してるので、今の事件を起こすメインキャラが全員、老人だからだ。高齢者による殺人なのでこう言ったら失礼だけど見せ場に乏しく、よってちょっとうーん、という気分になってしまったのかも。あとはどうも、誰も本気で犯人探しをしてないように見えて、熱が感じられなかったのもそうかも。熱血刑事もいなければ真犯人を憎む遺族もいない。なんとなく淡々と事件があって、あらたいへん。死んじゃったわね。みたいに見えちゃって。

    殺人経済的には優秀なんだろうけどすみません、フィクションないしはファンタジーとしての殺人事件を期待してしまった自分としてはなんだか刺激を受けられず、ちょっと期待はずれな気分になってしまった。

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    2024年06月09日
  • 8つの完璧な殺人

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    ミステリー専門書店の店主はお店のブログに(完璧なる殺人8選)という記事を書いた。そこFBIの捜査官が現れブログの記事に沿って殺人が行われていると言う。著者のミステリーへの愛情が溢れる作品でオマージュした殺害方法は元ネタを読んでみたくなるものばかりでした!

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    2024年05月19日
  • 8つの完璧な殺人

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    犯人が意外すぎて?地味すぎて?びっくりした。しっかり読んでなかったからか、全くノーマークだった。
    ストーリーは面白く、最後はやっぱりマルコムが、、、という流れで、面白かった。

    ミステリが好きなので実際にあるミステリーや、本の話が出てきて面白かった。
    8作品のうち、クリスティの作品しか読んでないので他の作品(特に見知らぬ乗客)も読んでみたいなと感じた。

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    2024年05月17日
  • アリスが語らないことは

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    この作家さんの3冊目だけど毎回、精神的に異常な方ばかり出てくる。
    流石にあきる(笑)
    思春期に熟女によって、仕込まれた奴がロリータになるのか?経験が無いからイマイチ分らんが・・
    毎度、この人があの人だったのワンパターンで、さして驚かなくなる(読んでる途中で気が付くよね)
    三冊ともミステリー初心者にはお勧めな作品です。

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    2024年05月05日
  • 8つの完璧な殺人

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    このリストにまず賛否両論あると思う…
    そしていきなりABCを自由に解釈!
    などなど、ちょっとうーんと思うが
    まぁ面白く読んだ。

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    2024年04月15日
  • ケイトが恐れるすべて

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    想像したら怖いシーンも。でも文体自体は凄く読みやすかった。ケイトって弱いと思ってたら、最後読み終わった時には強いという真逆に。

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    2024年04月10日
  • 8つの完璧な殺人

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    全部読んでないので読んだ方が楽しめたのかな。でもミステリー読み慣れてないからか、最後のオチではー!なるほどと唸った。

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    2024年04月06日
  • だからダスティンは死んだ

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    海外作家さんのサスペンスは ほぼほぼ初読書で、途中で挫折しそうになった(笑)犯人がわかっているのに、きっとこの人 殺されちゃうんだし、みたいに読んで気がついた。そもそも夫婦って 秘密めいたこと持ってる。お互いがお互いを探り合うとか なんとなく目が離せないとか、あるわーという感じ。隣が気になるのも もちろん、ありだ。それが殺人に繋がっちゃうのが サスペンスなんだなぁ〜と思ったところ。登場人物はみんな クセが強すぎ。

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    2024年03月20日
  • ケイトが恐れるすべて

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    「そしてミランダを殺す」を読んでから、この作品を読む。そして~は最初から犯人の視点から物語が進むので、あまり面白く無かったが、今回は犯行には、まったく係わっていない人物の視点から語り始めたので、多少は面白いと感じたが、途中で早々に犯人が分かってしまう。これはそして~を読んでいるので、作者のワンパターンなトリックで、直ぐに気が付いてしまい興ざめする。
    主人公を始め、精神的に問題の有る人ばかりが出てくるので、少し現実味が無い様にも思えるのだが、逆に世の中、本当はおかしな人ばかりなのかもしれない(笑)
    前作同様、ミステリー初心者の方が読むのに丁度よい小説ですね。

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    2024年03月14日
  • 8つの完璧な殺人

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    ・あらすじ
    ミステリー専門書店の店長マルコムのもとにFBI捜査官のグウェンが訪れる。マルコムが以前ブログに書いた「8つの完璧な殺人」というリスト中の作品に相似した殺人事件が起こっており、また被害者の中にマルコムの知人もいた…。

    ・感想
    8つの作品の中に有名なクリスティ作品もあったので語り手が信用できない事、その先の展開はすぐ把握。
    クリスティ2作以外は未読なので、全部知ってたらより楽しめるんだろうと思う。
    マルコムは別に悪人なわけじゃないっていうか優しくて善良な人なのでラストは切なかった。

    もう一捻りくらいあるかと思ったらそんな事もなく肩透かしなとこもあった。
    とある登場人物は絶対に職業偽ってると思ってたんだけどなー…

    読みやすいし先の展開も気になるからスイスイ読んでしまった。

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    2024年03月02日
  • 8つの完璧な殺人

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    まるで自分が追われているみたいに、ハラハラしながら読んだ。(え、そんなことまで今話しちゃって大丈夫なの⁈のような笑)

    それにしても交換殺人は、後から殺す方が不利…ですよね?(いくらアリバイがあるといっても、自分が恨みを持つ人が殺されて、警察から疑われている中、殺人を決行するのは至難の業では…なんて思ってしまう)

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    2024年02月28日
  • 8つの完璧な殺人

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    8つの古典推理小説を紹介するのか?
    推理小説を書くのか?
    、、、わたしの辛抱が足りないのでしょうが、
    8つは多いな、もう少し絞った方が読み易いなと感じました。

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    2024年02月26日
  • アリスが語らないことは

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    拗らせると怖い
    思春期の大人に憧れる気持ちがひしひしと伝わる
    アメリカの街に入り込むのに時間がかかった

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    2024年01月11日
  • だからダスティンは死んだ

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    精神疾患のある主人公の言い分を周囲がなかなか信じてくれない、というタイプの話は読んでいてストレスを感じてしまう。登場人物全員に魅力を感じなかった。

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    2024年01月07日
  • 8つの完璧な殺人

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    名品。巻末の千街晶之氏の解説が適切だ。アガサ・クリスティ的な、「嘘は書かれていないが、事実は語り落とされている場合がある」というあの名作を発展させつつ、パトリシア・ハイスミス的な曖昧で薄暗い心理領域を抱えた、自分さえも信じられない人間の姿を表現する。2人の巨匠の長所を描出し合体させるという離れ技である。ここに「歯と爪」のバリンジャー的なテイストも感じた、と付け加えておきたい。

    数々の名作のネタバレがあるので、「見知らぬ乗客」はもちろん、「アクロイド殺し」「赤い館の秘密」は読んでおいたほうがいい。そういうマニアに向けた作品だ。「処刑台広場の女」よりは圧倒的にこちらだな。

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    2023年11月29日
  • だからダスティンは死んだ

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    隣同士の若い夫婦。越してきた夫婦は夕食に招かれ、その書斎でトロフィーを見る。招かれた版画家のヘンはそれはある殺人事件の現場から持ちされれたもので、そこの主人マシューが犯人ではないかと思い始める。

    ヘンは逡巡ののち警察に通報するが、過去に躁鬱病をわずらったこともあり、相手にしてもらえない。独自にマシューを尾行すると・・

    マシュー、その妻マイラ、ヘン、その夫ロイド、この4人の心の内が描かれる。事件が進むにつれそれぞれ夫、妻に対する感情が変化してゆくのがなんだか悲しい。

    最後に2つのへえー。マシューの弟と、ヘンが何故過去の殺人事件を覚えていたのかも明かされる。結果として何とか均衡を保っていたものが壊れる、いやーな結末。

    原題:Before She Knew Him

    2019発表
    2023.1.27初版

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    2023年10月14日