ピーター・スワンソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレえ、え!どうなる?
の連続で寝る間も惜しんで読みふけった本。
こういう本に出会える幸せを噛み締めつつ、
主人公の不幸せさに怖気を震わせながら。
ケイトは普通の女の子のはずだったのに何故か変な男を呼び寄せてしまうという磁力もある(本人が言うのだから間違いない)
又従兄のコービンという、殆ど見ず知らずの男性と半年間住まいを交換するなどと、住宅事情の悪い日本では考えられない、イギリス人とアメリカ人。この件については、まあ、不問とすることにしたとしても!
次々に判明する、(作者が案内してくれる)過去の事件の諸々。いちいち驚いていたのでは追いつかない変態たち…
「ミランダ」も「アリス」も読んだので -
Posted by ブクログ
ページをめくって目に飛び込んでくるのは、ある注意書きだ。
「この本は複数の本のネタバレをしています(意訳)」
作中にはアガサ・クリスティやハイスミス、あるいはA・A・ミルンなど、実在するクラシック・ミステリーの名作が実名でバンバン登場する。
それらのプロットを現代の事件にどう落とし込んでいるのか、というオマージュが本作の特徴だ。
私がネタバレリストの中で、知っているのはアガサ・クリスティだけだった。
だから気にせず読み出した。
しかし、途中で有名作品のとんでもないネタバレをくらい、衝撃の大きさに笑ってしまった。
めっちゃネタバレしてくるじゃん!!!
(注意書きに書いてあるのだから当たり前 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今年はひと月に1冊は海外ミステリーを読むという目標を立てたものの、『ハウスメイド』のようにさくさくというわけには行かず。驚異の読みやすさだったそれと比べると、まずこれは字が小さい。果たしてどれぐらいの日数がかかるのかと心配していたら、なんちゅうことありませんでした(笑)。
第1部の最後では「マジ!?あんたが死ぬんかい!」と唖然とし、あとは寝る間も惜しんで読みたくなる。但し、気持ちの良い話ではなく。最初の殺人ではリリーに肩入れしたくなったけど、彼女も含めてどこか好きにはなれない登場人物ばかり。刑事もキモすぎてゾッとします。
最後の最後に苦笑い。嫌な感じがちょっと癖になりそう。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公ハリーの母はハリーが15歳のときに癌で亡くなっている。
父ビリーは15歳年の離れたアリスと2年ほど前に再婚していたが、そのアリスから大学卒業を目前に父の訃報を受け取る。
散歩中に足を滑らせて崖から転落死したという父の死の状況にまつわる事件性の有無を巡る「現在」。
「過去」として語られるアリスの来歴。
話の真相が分かるまでのピーター・スワンソンが好きだ。
導入の事件だったり背景語りの分かりやすさの中にあるちょっと引っかかる感じ。
話が進んで裏の事情とかも見え隠れする中での全ては明かさずおあずけ状態で引っ張っていく牽引力。
ただ、霧が晴れてからのもうひと捻りを期待するところで案外普通に終 -
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Posted by ブクログ
ネタバレアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』へのオマージュでありながら、
登場人物は集まらず、孤島にも行かず、クローズド・サークルにもならない──
その構造自体がとても斬新でした。
一方で、犯行動機にはまったく共感できず、
自分の行いを完全に棚に上げているように感じられたのも正直な印象です。
物語は、1人ずつ人が減っていく過程が淡々としているようでありながら、
それぞれの人生が突然、他人の手によって断ち切られていく点では非常にドラマチックでもあり、
結末に至るまでの展開は大変読み応えがありました。
この緊張感の持続こそが、ピーター・スワンソン作品の魅力なのだと感じました。
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