ピーター・スワンソンのレビュー一覧

  • アリスが語らないことは

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    オフィシャルなあらすじ以外、余計な情報を入れないで読んでください。作者の意図に身を任せて、流れるままに読み進めるのがいいと思います。作者が明らかに犯人が誰かを示してから後が結構長くて、ちょっと飽きちゃうんですが、ぐっと抑えて最後まで見届けてくださいね。

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    2022年12月17日
  • 時計仕掛けの恋人

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    ネタバレ



    関わったら絶対ヤバいわかっていても、読んでいくうちに主人公の男性と一緒に沼にハマってしまう!笑

    サイコパスで危ない女性とのミステリー


    どんな手を使っても過去を精算し、

    人生を変え続ける女と

    過去からは決して逃げられない、

    昔の女を忘れられない変われない男


    男女の本質な部分を分かりやすい対比で深掘りしてる。
    傑作だと思った。

    ミステリー好きじゃない人にもおすすめしたい






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    2022年11月18日
  • そしてミランダを殺す

    ネタバレ

    面白かった

    既出のスワンソン氏邦訳本のなかでは一番楽しめた。

    俗な視点から
    氏の作品の特徴として感じることは、

    1)死人がやたらに多いこと。

    2)主人公・サブ主人公の女性が皆、美人でスレンダーもしくはスタイル抜群であること。
    (金髪率多し。昭和感のあるステレオタイプの美女。笑)

    3)いかなる理由があれ、殺人を犯した者を許さないこと。
    (デビュー作「時計仕掛けの恋人」を除く)

    今後の作品の翻訳が待たれる。



    #ダーク

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    2022年11月16日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    ピーター・スワンソン二作目。

    誰が本当のことを言っているか、本当に起こっていることは何か、語られていることは真実か。
    相変わらずこの作者の登場人物はみんな怪しい笑

    ぐいぐい引き寄せられる感じは前作「ミランダ…」の方が上か。後半の展開は面白かったが、序盤が退屈すぎて…少し残念。

    犯人のヤバさは前作を軽く超える。
    一緒に暮らすスリルが好きなサイコキラーとか、ド変態すぎてどうしたらいいのかわからない笑
    前作も今作も、呼吸するように人を殺める人物が多すぎる…外国こえー。

    最後は一見ハッピーエンドか?と思ったけど、よくよく考えると窓の向かいから生活を監視していたやつですよ、その人。

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    2022年11月02日
  • 時計仕掛けの恋人

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    アリスが語らないことには、のピーター・スワンソンデビュー作との帯に惹かれて。
    なかなか面白くてするすると読み進められました。

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    2022年09月19日
  • ケイトが恐れるすべて

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    気が付いたら怒涛の務台夏子さんヘビーローテーションだったw

    そして次はダフネ・デュ・モーリアの『鳥』なんて読んでみようかなと思ったりしてこれじゃあまるで「僕って結構海外ミステリを訳者さんで選んでるみたいなところあるじゃない?(知るか)だって重要じゃない?誰が訳してるかで物語の雰囲気って変わってくるし」みたいな鼻につくタイプの海外ミステリファンみたいだ

    もしフォローして下さってる人の中に海外ミステリを訳者さんで選んでる方がいらした場合はここまでのことは全て忘れて下さい(フォロー外さないで!)

    でも訳者さんが重要だというのは激しく同意したい
    鼻にはつくが同意したい

    同じ作家さんでも訳者さん

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    2022年06月12日
  • ケイトが恐れるすべて

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    そしてミランダを殺す、読んだことある気がしたけど覚えていないまま本作を。犯人は早めの段階で勘づいてしまったけど、全体としてよくまとまっていて、さくさく読み進められた。

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    2022年05月21日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ネタバレ

    こういうミステリーとサスペンス両方の側面を持つ小説大好き。出てくる登場人物次から次へとヤバいやつばっかで草。それぞれの視点から物語が紡がれていきストーリーが進んでいくのも◎メンタル抉られそうなくらいシリアスでサイコパス。先の展開がどうなるのか気になりすごく楽しくあっという間に読み終わってしまった…
    この作家さんは初見でしたが他の作品も評価が高いので読んで見ようと思う。

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    2022年01月20日
  • ケイトが恐れるすべて

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    ミランダ〜から早数ヶ月。無駄な寄り道が多いイメージの作家だが、今回は最後まで楽しく読む事が出来た。

    又従兄弟のコービンと住居交換をしたケイト。
    過去の男ジョージの黒い影に苦しみ、自分を変えるために踏み出した一歩のはずがーー。
    翌日隣人オードリーが不審死を遂げる。彼女を取り巻くアランやジャック 悲劇の定番スパイス複数メンズの存在。このスリーメンズの発言はどれも興味深く、まるで「ダウト」をしているかのよう。

    誰が真実を語り、誰が嘘を吐いているのか...主にこちらが読者の興味をそそるメインストリートとなるのだが、この侵食していくようなジワジワと進む前半とは打って変わって、終盤に入っての突如のギア

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    2021年07月16日
  • そしてミランダを殺す

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    男女4人による殺人狂躁曲 - ピーター・スワンソン「そしてミランダを殺す」 ★★★★☆

    「ソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)」という言葉は初めて聞きました。よく聞くような「サイコパス」は先天的なもので、「ソシオパス」は後天的なものになります。
    あまりソシオパスになった原因をはっきり記載していないので、「サイコパスじゃね?」って気がしますが、本文上ソシオパスとなっているので、それにならいます。
    最終的なオチはアメリカっぽくて皮肉が効いていていいのですが、その手前の墓地のシーンはいらないだろ。そこまで完璧にしてきたのにあまりに雑すぎ。もったいない。
    中盤のネタは、日本では実現できない表現の

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    2023年10月27日
  • ケイトが恐れるすべて

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)まずまずですわい。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ケイトが幸せになれそうなエンディングはエエね。

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    2025年12月05日
  • そしてミランダを殺す

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    ネタバレ

    空港のバーで出会った女と妻の殺人の計画を立てるという話。
    全体的にジメジメしたような雰囲気でどこか不気味な感じがよかった。
    ミランダとフェイスが同一人物だと分かった時はかなり驚いた。
    終わり方が好き。

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    2025年12月03日
  • 9人はなぜ殺される

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    延々とリストに載った人たちの生活が語られ、ウンザリすることも。ミステリーとはいえないのでは? 謎解きもあっさりだし、犯人の捜査も皆無だし、主人公もいないし。

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    2025年12月02日
  • 9人はなぜ殺される

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    アメリカ各地の9人に自分の名を含む9つの名前だけが
    記されたリストが郵送された。差出人も意図も不明。
    だがその後、リストにあったホテル経営者の老人フランク・ホプキンズが溺死。
    その翌日、ランニング中のマシュー・ボウモントが射殺される。
    FBI捜査官のジェシカはリストの人々の特定を進めていた。
    自分も死んだ二人と同じリストを受け取っていたのだ。次は誰が殺されるのか?

    といったあらすじ。
    まさに『そして誰もいなくなった』の様な展開。
    各章の最後で9人のうちの誰かが殺されるという展開で進んでいくので
    毎章ごとに、あぁこの人が殺されてしまったのかという驚きがある。
    そう、それなりにミステリーの楽しさ

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    2025年11月17日
  • 9人はなぜ殺される

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    ネタバレ

    有名な『そして誰もいなくなった』を、オマージュというか意識した作品。
    どうしてミステリ好きは『そして誰もいなくなった』につい心惹かれてしまうのか…

    ある日9人の元に送られてくる9人の名前のみが綴られたリスト。
    そしてひとり、またひとりと殺害されるリストの人物。
    孤島でもクローズドサークルでもないのに『そして誰もいなくなった』を感じられるストーリーはわくわくした。

    『ABC殺人事件』にも触れていると注意書きがあったので、彼らの共通点は?犯人は?と作中のヒントを探したけど結論べつになかった笑
    トリックとかも特段なにがあるわけでもなくて、別につまらなくはなかったんだけど、
    ミステリー…なのか?と

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    2025年11月13日
  • 8つの完璧な殺人

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    ネタバレ

    ⭐️3.4
    作家が好みでないと言いながらも読む。
    名作ミステリーへのオマージュが楽しく、ミランダ〜よりこっちの方が好きかも。
    信頼できない語り手ってやつですね。
    犯人自体は途中からわかっちゃったけど、それでも手に汗握るラストまで楽しめました。

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    2025年11月08日
  • アリスが語らないことは

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    因果応報。読み終えた瞬間、まさにその言葉を思い浮かべた。

    大学生のハリーは、父親ビルの事故死を知らされる。
    急ぎ実家に戻ると、傷心の美しい継母アリスが待っていた。
    その後の調査で、父が海辺の遊歩道から転落する前、
    何者かのよって父は頭を殴られていたということがわかる。
    しかし、アリスは事件について話したがらず、ハリーは疑いを抱く。

    まず、怪しさしかない継母のアリス。
    父の死の真相を探るハリーの現在と、10代のアリスの様相を描く過去。
    その二つの時間軸が交互に展開されていく構成。
    なかなか読み応えはあった。
    次の展開がどうなるのかというワクワク感はありつつも、
    テーマとしてなのか、またここで

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    2025年10月18日
  • 9人はなぜ殺される

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    9人の名前が載ったリスト
    一見関係のなさそうな9人が、なぜ突然リストに名を連ねたのか…
    9人それぞれの視点から物語は進んでいきます。

    物語ではアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」などの古典ミステリが出てきます。私はこれまで読んだことはありませんでしたが、この本をきっかけに読んでみたいです。

    ただ9人の視点が頻繁に変わっていくので、登場人物を把握するのが大変でした。冒頭に登場人物の名前とその関係性が書かれていたので、それを見ながら読めばより分かりやすいと思います。

    ぜひ読んでみてください

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    2025年10月08日
  • だからダスティンは死んだ

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    隣人の部屋で、ある殺人事件の証拠品を目にした主人公。
    隣人を告発したいが、自身も過去に起こした事件や疾患のせいで周囲の理解が得られない。
    更なる証拠を掴もうとするが…
    犯人との対峙シーンが印象的。

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    2025年10月03日
  • 9人はなぜ殺される

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    始め人物がごちゃごちゃして読みにくかったし,途中で犯人も分かったけれど,まあ面白くは読めたが,最後までその理由に共感できなかった.

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    2025年09月21日