爪切男のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
爪切男作品が大好きな私としては、作中の至る所に爪切男さんの今までのエッセイで描かれた自身の話が散りばめられていて良かった。
というかほぼ実話をもとに書いた話なのか。
小説なら父親のこと書けるかもとどこかで言っていた爪切男さん。
私は爪切男さんが描く人間が好き。
普段は人間大嫌いだけれど、爪切男さんが見る人間の世界が好き。
創作ではあるので、少し話の展開が綺麗すぎる気もした。
正直、エッセイの方が好きではある。
それでも、話の中ではどんな嘘も許されるのだからこれでいい気もした。
誰かに決められたことより、自分で決めたことを守ろう。
夏の庭みたいに誰か映画にしてほしいなと思った。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ近所の子供に「太っちょゴブリン」と揶揄された、中年の太ったおじさんが、美容沼にハマっていく本ということで、楽しみに手に取ったのだが、、、
惚気かよ!って感じで、ちょっと食傷気味だった。
タイトルになっている深夜3時に化粧水を買いに行ったエピソードは、彼女と出会う前の出来事のようだが、以降のエピソードは、ほとんどが彼女の助言によるもののようで、大変勝手ながら少しガッカリしてしまった。男性が、パートナー女性の助けを借りずに、自発的にセルフケアの重要性に気づいて、心身ともに健康になるというのは、今の世の中だとやはり難しいことなのだろうか。セルフネグレクト気味に陥り、思考をミソジニーに支配された中年 -
Posted by ブクログ
最近話題になっていた本作を読んでみた。
とにかく色んな感想を持ったのだが、全て書くことはできないのでそのうちのいくつかだけ書いてみたいと思う。
まず著者の爪切男さんは、人の良いところを見つけるプロなのかもしれないと思った。
真正面から見たらネガティブな要素でしかないようなことも、この著者にかかればとんでもない魅力に変わってしまう。
そのテクニックというのか考え方、メガネのかけ方は見習いたいと思った。
笑える話ばかりかというとそうでもなく、著者と同様、貧しい家庭で育った女子との辛い思い出も綴られていて、胸が締め付けられそうになった。
そして、好きな女子のためなら飛べる、というのは、世の男子には思 -
Posted by ブクログ
爪切り男さんの本は2冊目。
この人はなんていうか、かっこ悪いところも含めて丸ごとさらしている。その上で、この人の愛の大きさを感じる。
どんな相手もまるごと受け入れるような器の大きさ。愛のある人だから、恋も多い笑 そしてストライクゾーンの広さよ笑
正直ものだから思いのまま動くけど、思わせぶりなこともしない。
お父さんも祖父母も本当に働き者で、爪切り男さん自身も8歳から今に至るまで働き通しだ。そのバイタリティにただただ尊敬した。豊富な職業経験からドラマチックな小説を描いてくれるのを楽しみに待ちたい。
風俗なしで生きていけない爪切り男さんのことはうら若き乙女時代に読んだら嫌悪感でいっぱいになっ