爪切男のレビュー一覧

  • もはや僕は人間じゃない

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    「死にたい夜にかぎって」の一年後の話。
    前作よりも増して感動した。
    人生なんて何があるのかわからない。
    頑張ろう、今がどんなに辛くても。

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    2022年02月02日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    俗に言う好きになり方とはズレてるのが面白い、でも子供のころ案外どうでもいい理由で女の子をすきになったりしてたかも。ふつうじゃないことを誇ってもいいと思える

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    2022年01月22日
  • 文庫 死にたい夜にかぎって

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    タイトルからいいよね。
    心が折れて死にたいって思う日ってあるよね、
    でもこの作品の主人公は、どんなにつらい時でも、どうにか前向きに物事をとらえる。クレイジーな彼女が、メンタルの不調で見境なく首を絞めてきても、絞められた回数だけ自分用のポイントカードを作る前向きさ。
    「幸せ」はなるものじゃなく、気づくものかもって(この言葉は本に出てくる言葉じゃないよ)、僕自身はそこまでポジティブ人間にはなれないけど、死にたい夜も、次の日の朝には何か希望があるかもしれない。
    「希望のおオ〇ニー」の話も良かった。

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    2022年01月15日
  • 死にたい夜にかぎって

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    こんなに優しい男性がこの世にいるなんて。
    首を絞められても前向きに考えてくれる男性がいるなんて。

    どこか優しくて温かくて切なくて。知らない間に涙が出てた。悲しい話じゃないのにな。

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    2021年11月14日
  • もはや僕は人間じゃない

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    本書もどハマりし、すぐ読み切ってしまった。
    世の中に出ていく本とは思えないくらい、綺麗ではない表現もあるけどそれが等身大なんだなと強くかんじた。

    大人になってから仲良くなる関係性って本当に貴重だと感じているからこそ、もはや羨ましくすら感じる。

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    2021年10月28日
  • 働きアリに花束を

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    爪切男さんの成り立ちが感じられる一冊。
    当然別冊と被るシーンもあるけど、深く知ることができたと感じる。

    一貫して爪切男さんの視点での話で、のめり込みやすく一気に読み込んでしまった。
    表現が上品・下品とかそんな話じゃなくて、心が感じられる良作。

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    2021年10月27日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    読書開始日:2021年10月2日
    読書終了日:2021年10月2日
    所感
    爪切男の本を読むと必ずどこかで笑いが出てしまう。しかもどうしても音が溢れてしまう程。
    文章で人を笑わせるのって、とてもすごいことだと思う。
    爪切男はつくづく優しいなと思う。
    生まれついての純粋さと自らの存在意義の低さ、そこに性善説が合わさることで、こんなにも暖かく優しい人間できるのか。
    優しい人間ってどんな人って問いにはこの人をあげようと思う。
    1番尊敬できることは、どんな関係性の女の子にも、自分の愛、自分の正義を伝えているところ。向き合っているところ。
    自分とは大違いだ。
    処女作を教えてくれた友人に感謝を。

    新井まど

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    2021年10月02日
  • 死にたい夜にかぎって

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    本当くだらないなぁーと思いながらも読む手が止まらない。とてもとても面白かった。
    癖が強い登場人物たちがとてつもなく愛おしい。
    不思議ともう少し頑張ってみようと思える一冊。

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    2021年09月20日
  • 死にたい夜にかぎって

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    著者が心をよせたさまざまな女性たちと、6年間のアスカさんとの日々の奮闘が赤裸々に書かれた私小説。

    スッと読めた。
    僕にとっては感動というより、ずっと傍らに置いておき、気が向いたときに読み返したくなる、常習性がある感じ。

    読む人を、読むたびに、少し元気づけてくれる感じもする。

    体験を書くことができ、人に読まれて、何かを「あげる」ことができる人生は素晴らしい。うらやましい限り。著者が懸命に生きてきた証だろう。

    「akodam」さんの高評価で爪切男さんを知り、初めて読みました。好きな小説です。今後も何度か読むと思います。ありがとうございました。

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    2021年09月04日
  • 働きアリに花束を

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    著者のエッセイをまとめた一冊。
    どれもこれも面白くて今回も笑わせてもらったけど、人生において人との出会や言葉はとても大切だなと思えた。著者はこんなに素敵な影響を与えてくれる方々に出会えてて羨ましくもあり。
    父親との関係が年々素晴らしくて、最後はジーンときた。

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    2021年07月10日
  • もはや僕は人間じゃない

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    前作の『死にたいのるにかぎって』に引き続き、笑ったー!トリケラさんと住職のキャラが濃すぎるw
    本当バカだなーと思いながらも何度も吹き出した。
    最後はBL読んでるのかと錯覚したw
    私もこんな素敵な方々に出会いたい。

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    2021年06月29日
  • もはや僕は人間じゃない

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    状況早々にとんでもない洗礼を受けることから始まる、著者とオカマと坊主を巻き込んだ不思議で、切ない、だけど最後はなぜか笑えてしまう自伝的エッセイ。
    おそらくこの著者のキャラクターもあるのかもしれないが、様々なトラブル・葛藤に見舞われつつも、周囲のちょっと突き抜けた人達との関係性から、今の自分を受け入れていくことで成長へと繋げていく、その過程がなぜかすごく読んでいて励まされる。
    エッセイというよりは、まるで現代のお伽話を読んでいるようで、読後の不思議な幸福感はどう表現してよいかわからないが、他の作品も絶対に読むことだけは間違い無い。

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    2021年06月13日
  • 死にたい夜にかぎって

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    関わってきた女性を中心に
    愛が欲しくて愛に振り回された
    筆者の実話小説。

    登場人物は、
    ワケありの曲者ばかり。

    不器用で、メンヘラ、ろくでなし、
    だらしなくて、どうしようもなくて、
    足りないモノが多すぎて。

    だからこそ、
    綺麗なだけの恋愛小説なんかより、
    よっぽど純粋で美しい。 

    破壊的なエロス、精神病のカオス、
    いろんな闇が詰まってるけれど、
    ただただ愛しかない。

    読後、筆者が聴くたびに
    ボロ泣きしてしまうという
    フジファブリックの
    「茜色の夕日」を聴いてみた。

    綴られた夕暮れ時の抒情的な心象模様が、
    この本を読んだ感情に重なって、
    まるで、エンディング曲の様で
    自然と胸と目頭が

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    2021年05月31日
  • 働きアリに花束を

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    著者自身の幼少期、小中高大時代の思い出や、上京してからのバイトを含むさまざまな仕事とその周辺人物にまつわるエッセイ集。

    基本下ネタか、自分を含め、親、親戚、友人、恋人、仕事がらみの人たちのアホ話なのだが、その中にたまにホロっとさせる話を入れてきて、文章のうまさとの相乗効果で一気に読んでしまった。

    それにしても、著者自身が相当オモロイ人のせいかどうかわからないが、幼少のみぎりよりアホでオモロくて、時にちょっと切ないエピソードに事欠かない人のようである。読んでいて、往年のリリーフランキーのエッセイを思い出した。

    自分にはそんなエピソードの記憶はさっぱりないが、単に忘れているだけなのか、著者の

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    2021年04月16日
  • もはや僕は人間じゃない

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    前作で爪切男さんのファンになってしまったので今作も楽しみにしていた。そんな期待も軽々と超えて読みながら愛おしさに溢れた。もしかしたら人によっては嫌悪感を抱くかもしれないけど、愛と下ネタと笑いと悲哀が入り混じったこの一冊は、辛くなったときに読み返そうと思う。特に初めて競馬に行く話が最高だったな。

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    2021年04月16日
  • もはや僕は人間じゃない

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    マジで悟る5秒前

    人生のどん底期、救ってくれたのは
    お寺の住職と
    オカマバー店員でした。



    あたしも爪さんとおんなじでたぶん無宗教ってやつだと思うし、ノンケだとも思うけど

    あたしにとっての住職みたいな人も、性別じゃなくて心が好きなっちゃうような人もめっちゃわかる、

    ほんとすごい楽だよねー爪さん、なんだろねあの存在のあったかい感じ。
    この本読んだからといって信仰がどうとかLGBT問題考えよとかじゃないけど、リアルに誰でも当事者だし天上天下唯我独尊、その人がなりたいようになるための過程が人生であってほしいなー

    そんでもってやっぱ

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    2021年03月16日
  • もはや僕は人間じゃない

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    評判通りすばらしく、一気読み。『死にたい夜にかぎって』から1年後、屈辱と性欲と仏教とギャンブルと、そして友情の物語。キン肉マン屈指の名シーンからの引用に目頭が熱くなった。

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    2021年03月14日
  • 死にたい夜にかぎって

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     僕はバカ笑いしたが、奥さんには「下品」って一蹴された。下ネタとか大丈夫な人はぜひ読んでほしい。きっと声をあげて笑うはずだ。

    おすすめ度 85点。

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    2021年02月28日
  • もはや僕は人間じゃない

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    爪切男さん2冊目
    初めましては、一昨年の辛くどうしようもなかったときに読んだ、死にたい夜にかぎって。
    あの時の一気読みと同じくまたしても一気読み。
    全くお節介じゃなく、なんとなく心の支えになってくれる話。
    心が、過去の辛いことを過ぎ去ったと思うまで無理せずに頑張らずにいようと思える。
    そんでもってめちゃくちゃ面白い。
    最後の方は、あーそっちに行っちゃったかぁって苦笑だったけど。。

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    2021年02月28日
  • 死にたい夜にかぎって

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    ひとつ前に読んだ「マチネの終わりに」とは全く異なる恋愛小説ではあり、著者(男性)の実体験による恋愛遍歴が男性目線でとても面白く書かれている。男性からすると、口にはしないが誰もがあるあると思うことが赤裸々に描かれており、自分だけじゃないんだっと安心する側面もあった。
    ぜひ女性の方は、男性とはこんなしょうもない(?)生き物だという視点で読んでみてほしい。
    ブログから書籍化されたというのが納得いく(?)内容であり、「マチネの終わりに」とは全く別の意味で次の展開が気になり引き込まれる作品であった。

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    2021年01月09日