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仕事の数だけ出会いがあった。出会いの数だけ笑って泣いた。
居酒屋、家庭教師、交通量調査、警備、清掃、イベントスタッフetc.
デビュー作『死にたい夜にかぎって』が話題となった著者が、これまで経験した数々の仕事と、そこで出会った“愛すべきクズ"たちについて綴った勤労エッセイ。
宙を舞うチャーハンを笑って眺めていた先輩、オナニーのやり方を知りたがる生徒、二人そろってミスをする双子の後輩、嫌われ者だけど頼れる社長、決別して音信不通の父親――人とかかわり、たどり着いたのは「まあ、いいか」なる境地だった。
Posted by ブクログ 2022年06月05日
読書開始日:2022年6月3日
読書終了日:2022年6月5日
所感
読書で、声を出して笑うのって爪切男の本くらいだなと思う。
自然と肩の力が抜けるし、人と話したくなる。
人はみんな寂しいんだって気づける。
爪切男は、人一倍寂しがりやだから、人に優しくできる、人を好きになれる。
寂しさの肯定。
爪切...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月16日
著者自身の幼少期、小中高大時代の思い出や、上京してからのバイトを含むさまざまな仕事とその周辺人物にまつわるエッセイ集。
基本下ネタか、自分を含め、親、親戚、友人、恋人、仕事がらみの人たちのアホ話なのだが、その中にたまにホロっとさせる話を入れてきて、文章のうまさとの相乗効果で一気に読んでしまった。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月29日
呂布カルマ氏がお勧めしていた爪切男氏の死にたい夜にかぎってのドラマを観て面白かったので読みました。ある意味、プロレタリア文学であり、綺麗事だけのお仕事小説にはないリアルがあった。驚くべきは爪切男氏の突き抜けた行動力と真の多様性を垣間見た。愛すべきダメンズ達が自分にシンクロすると共に、いやいやいやいや...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月05日
著者の父を働きアリになぞらえて、働く中で得た経験や考えを、素直な言葉で綴っている。
交通事故を起こして前科者となってしまったが、50歳を過ぎて長年の夢を叶えた父。そして、その姿を見て夢を叶えた著者。引退を決意した父に会いにいき、「おつかれさま」と伝える場面は感動した。
2人とも、色々な仕事をやってき...続きを読む
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