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Posted by ブクログ
私のこの中の一人として語り継がるそうな存在になりたい、と思った。それにはあまりにも私は平々凡々な女の子だった幼少期。変わった部分はあったかもしれないけどこの本の中に登場できるだけの突出すべき「なにか」がなかったと思う。もっと、個性的な小学生になりたかった。
爪切男さんもこれだけの女の子に恋をできる心を持ってる、これだけ詳細に覚えいる記憶力がすごい。ここに登場した女の子からしたら、こんなこと覚えてんな、と思われるからもしれないけど、十何年?後でもここまで鮮明に彼女たちへの恋心を覚えてるなんてなんか人として素敵だなと思った。私は、くそ一途だったせいで、幼稚園・小学生・中高生とあまり恋をしてなかった。たまに、あ、この人良いかなと思っても、次の日には忘れてる。そんな感じで、数人に対しては、そこそこの恋心を覚えててもここまで詳しくは覚えてない。
こんな素敵人に思いを寄せてもらえてたらいいな。でも、余計なことは忘れててくれ。
Posted by ブクログ
『死にたい夜に限って』が良かったので本作を購入!
作者!?の青春時代に好きになってしまった女の子達との思い出に浸る物語!
一つ一つが短めの短編のようになってます!!!
個人的な白眉は『幼なじみの罪とやまぼうしは蜜の味』
【気になってしまう作中の文章】
・鼻くそをほじると、たまにあなたのことを思い出します。
・人を幸せにする素敵なゲロを吐く女の子だっている
・せっかく集めたベルマークを燃やしちゃってすいません
・中島みゆきの歌のように時代は回る。ジャイアントスイングのように時代は回る。
作者と同い年のせいか言い回しと例えが私の中の琴線に触れます!
Posted by ブクログ
何十年も生きていると他人に知られたくない過去なんて山ほどある。例えば学生時代の黒歴史なんてまさにそうである。社会の荒波に揉まれる中で角が取れ、今ではさも常人かのように振る舞っているが、昔は目を覆いたくなるような言動をしていた。
著者が昔好きだった女の子たちをそれぞれショートエッセイにまとめた本作。顔が可愛いから好きだったとかそういうありきたりなのではなく、可愛いけど水の飲み方が下品というギャップが好きだとか、たぶん相手が閉まっておきたい過去を炙り出して、それを好きだったとさえ言っている。かと思えば、地味で目立たない女の子1人だけが、バク転したことを褒めてくれたとか、2人しか知らない、そのままにしていると通り過ぎる過去を回想するお話もあったりする。隠し金庫と玉手箱どちらが開かれるのかが楽しみで、ちょっと昔のことが懐かしくなる。そんな素晴らしいエッセイです。
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小説・文芸
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