爪切男のレビュー一覧

  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    実際にいたクラスメイトとは思えないくらい、個性的な人たちの話だった。
    1人1人話が分かれているので、読みやすい。
    思わず笑ってしまう話がいくつかあった。

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    2023年06月06日
  • 働きアリに花束を

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    呂布カルマ氏がお勧めしていた爪切男氏の死にたい夜にかぎってのドラマを観て面白かったので読みました。ある意味、プロレタリア文学であり、綺麗事だけのお仕事小説にはないリアルがあった。驚くべきは爪切男氏の突き抜けた行動力と真の多様性を垣間見た。愛すべきダメンズ達が自分にシンクロすると共に、いやいやいやいやと
    突っ込みを入れながら、皆んな駄目で皆んないい!と不思議な安堵を覚えましたね。

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    2023年03月29日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    「お前はブサイクやから女の子にモテんやろう。だから女の子と過ごしたことを覚えとけ」と父親に言われた著者。
    小学校~高校のクラスメイトとの思い出エッセイ。

    言葉選びや表現が面白くて何度か笑い出しそうになった。
    マスク必須のご時世で誤魔化せた。
    父親に内面を磨けと言われたように、小学生の時から優しい子だと思う。なかなか他人のゲロを片付けられる子いないよ。許容範囲も広いようで、人の良い点を見つけられるみたいだし。
    金的・バク転・ジャイアントスイングの話が面白かった。

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    2022年03月10日
  • もはや僕は人間じゃない

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    『死にたい夜にかぎって』ほどのパンチはないけれど、やっぱり面白いな。どうして燃え殻の方が売れてるのか分からない

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    2022年01月30日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    あはは、と笑いながら読み進めるうちにはたとして気づいた…

    このまま好きになった人が増えるのだととしたら…

    それだけ人の魅力に気づける爪さんって、まさに「この多様性を寛容の精神で受け入れ、お互いを高め合い、更に発展させていくことが大切」な時代にピッタリな存在なのでは、と

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    2021年06月19日
  • 働きアリに花束を

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    著者の父を働きアリになぞらえて、働く中で得た経験や考えを、素直な言葉で綴っている。
    交通事故を起こして前科者となってしまったが、50歳を過ぎて長年の夢を叶えた父。そして、その姿を見て夢を叶えた著者。引退を決意した父に会いにいき、「おつかれさま」と伝える場面は感動した。
    2人とも、色々な仕事をやってきて、決して一本道のサクセスストーリーではないけれど、人生経験を積み重ねて良い関係になっているのは、生きる希望を与えてくれる。

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    2021年07月05日
  • 死にたい夜にかぎって

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    Twitterで知り合った友人がプレゼントしてくれた本。
    登場人物が全員わたしとは全く交わりのない世界の人で、自分では手に取ることはないであろう本だったので、それはそれで読めてよかった。
    自伝的小説なので、リアルで良かった。

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    2020年02月03日
  • 死にたい夜にかぎって

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    六年間、お互いに時間の無駄だったね。マジで。でも最高に楽しい時間の無駄遣いだったよ。ありがとう。

    著者の恋愛遍歴が主だが、最初から衝撃的なエピソードが続く。途中で中だるみする部分もあったが最後には泣かされてしまった。
    壮絶な幼少時代を送ってきた著者は、一般的な感覚から見たら不幸なのかもしれない。でも、それを「まあいっか」で済ませてしまえる強さがある。その分幸せにも鈍感なのかもしれないが。


    一緒に時間の無駄遣いができる友達、働き始めてからいなくなってしまった。自分の時間を安く切り売りしすぎて、時間の価値は無駄遣いできないほど貴重になってしまった。こんなんでええんか。

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    2019年03月17日
  • 死にたい夜にかぎって

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    あっ、これ進研ゼミでやったところだ!と思い浮かべるほどにメンヘラあるあるエピソードが盛り込まれています。
    最初の車椅子のミキさんのエピソードが1番面白く、他のエピソードでそれを超えるものがなかったのが残念。
    居酒屋でサブカル仲間から想い出話を聞くような感じでゆるっと心地よく読む事ができました。

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    2019年01月23日