爪切男のレビュー一覧

  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    「狩れ、逃さずに全員狩れ」 「それは理屈じゃないからや。フィリピンパブが好きで好きで仕方ないんや。本当の好きって気持ちは常識に囚われる必要は無いし、誰にも邪魔されないものなんやぞ。大人になったらわかる。良く覚えておきなさい。返事は?」 学校とは、ちょっとした事がきっかけで全てが変わってしまう残酷な場所だ。 「カヒミ・カリィ」から「クラスの変わり者」へと変わった秋山さん 一見普通に見える大多数の女達が実は歪な形をしている事をいち早く見抜き、己の文才によって恐ろしく滑稽な生き物を紙の上に爆誕させるのだ。 現に私達が歪な自分自身を隠すのに最強の鎧だったコギャルという武装に対して彼は「やがて彼女は、派

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    2024年07月05日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    これはかなりクセが強かったなぁ。
    好きな子とのエピソードが独特で、どれもこれも想像を軽く越えてました。
    「好きな子」っていうフレーズ懐かしい。

    爪切男さんのかつての好きな子がいっぱい登場します。
    女子に対しての観察眼と記憶力、想像力がすごすぎる。正直、突っ込みどころ満載過ぎて参りました。
    それと言葉のセンスに吹き出しそうになる。

    『私は人のダメなところ。、欠落した部分が可愛くてたまらないのだ』

    爪切男さんの好感を抱くポイント?感性?が独特すぎて楽しませてもらいました。
    好きな子のために頑張る姿が健気で切ない。

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    2024年06月30日
  • 文庫 死にたい夜にかぎって

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    ほぼ実話とのこと。
    ドラマ先行で読んだので「私」は賀来賢人、アスカは山本舞香で脳内再生される。
    それでも文章を読んでいても違和感はないので、お二人が熱演だったことがよくわかる。
    だがそれよりも強烈だったのは車椅子のミキさんを演じた安達祐実だ(特別編なので多分地上波では放送されていない)。ミキさんの顔はプロレスラーの冬木弘道そっくりと明記されているので安達さんは全く似ていないのだが、匍匐前進のシーンの実写インパクトが強烈すぎて文章が頭に入ってこなかった。安達さんお疲れ様でした。
    物語はペーソスとユーモアに溢れた語り口で非常に面白かったのだが、通して読むと、「このエピソードはいらないんじゃない」と

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    2024年05月09日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    可愛い装丁とイカれたタイトルにやられて購入。

    爪切男さんの小中高のクラスメイト女子に纏わるエッセイ集。

    子供の頃のエピソードなんて美談なんかあるはずもなく、カッコ悪い話やみっともない話のオンパレードなんだけど、やさしくて、ちょっとイカれた爪さん視点で、女の子を可愛く描写します。

    お酒飲みながら調子よく読んだのもあるけど、最初の話「傘をささない僕らのスタンド・バイ・ミー」が描写も鮮やかで良かったです。女の子と川沿いを走るシーンは頭の中でスタンドバイミーがずっとリフレインしてました。

    「おまえは女の子と恋はできない」と父親に宣言された爪さんですが、素敵な思い出がたくさんあって良かったです。

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    2024年03月10日
  • 文庫 死にたい夜にかぎって

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    ネタバレ

    6年の重み、、忘れられないよな〜。
    人って、ネット上で言われているような理想の完璧な人を好きになるのではなくて、完璧ではないその人の悪いところを可愛いと思ったり、喧嘩したことも大切な思い出となったり、忘れられないよね。
    相手の幸せを常に願える、そんな人と出会って、関係を築いていくことってなかなかできないから実話だと知った時に驚いた。「最高に楽しい無駄遣いだった時間」って最強で自分の糧になるなと感じた。

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    2024年01月14日
  • 文庫 死にたい夜にかぎって

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    ちゃんとカナブンの裏側みたいな笑顔になっているだろうか 私の初体験はエメラルド・フロウジョンからスタートした 最初に見た時は何とも言えない気持ちになった匍匐前進が、体を重ねた今はとても愛らしい動きに見えた。 唾売りおんな女の作る素敵な音楽が世間を賑わす この二〇〇九年のナポリタンを絶対に忘れない 遂に姿を現した『Come!(コメ!)』仲間に狂喜乱舞した 志村正彦の言葉で綴られた夕暮れ時の抒情的な心象模様が あの時一緒にサルビアの蜜を吸って笑い合えなかった自分を情け無くも思う 年の瀬かいうこともあって普段よりも歩く人が疎らだ 浅蜊達は塩水に浸された 『女は花で、男は花瓶である』

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    2024年01月09日
  • 死にたい夜にかぎって

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    どんなことでも「まぁいいか」で済ませることができる主人公、優しすぎる。
    他人に対する感じ方が自分と違いすぎた。同じ風に感じることができたらもっと違った人生になるのかな?

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    2023年10月02日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    実際にいたクラスメイトとは思えないくらい、個性的な人たちの話だった。
    1人1人話が分かれているので、読みやすい。
    思わず笑ってしまう話がいくつかあった。

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    2023年06月06日
  • 働きアリに花束を

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    呂布カルマ氏がお勧めしていた爪切男氏の死にたい夜にかぎってのドラマを観て面白かったので読みました。ある意味、プロレタリア文学であり、綺麗事だけのお仕事小説にはないリアルがあった。驚くべきは爪切男氏の突き抜けた行動力と真の多様性を垣間見た。愛すべきダメンズ達が自分にシンクロすると共に、いやいやいやいやと
    突っ込みを入れながら、皆んな駄目で皆んないい!と不思議な安堵を覚えましたね。

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    2023年03月29日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    「お前はブサイクやから女の子にモテんやろう。だから女の子と過ごしたことを覚えとけ」と父親に言われた著者。
    小学校~高校のクラスメイトとの思い出エッセイ。

    言葉選びや表現が面白くて何度か笑い出しそうになった。
    マスク必須のご時世で誤魔化せた。
    父親に内面を磨けと言われたように、小学生の時から優しい子だと思う。なかなか他人のゲロを片付けられる子いないよ。許容範囲も広いようで、人の良い点を見つけられるみたいだし。
    金的・バク転・ジャイアントスイングの話が面白かった。

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    2022年03月10日
  • もはや僕は人間じゃない

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    『死にたい夜にかぎって』ほどのパンチはないけれど、やっぱり面白いな。どうして燃え殻の方が売れてるのか分からない

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    2022年01月30日
  • クラスメイトの女子、全員好きでした

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    あはは、と笑いながら読み進めるうちにはたとして気づいた…

    このまま好きになった人が増えるのだととしたら…

    それだけ人の魅力に気づける爪さんって、まさに「この多様性を寛容の精神で受け入れ、お互いを高め合い、更に発展させていくことが大切」な時代にピッタリな存在なのでは、と

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    2021年06月19日
  • 働きアリに花束を

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    著者の父を働きアリになぞらえて、働く中で得た経験や考えを、素直な言葉で綴っている。
    交通事故を起こして前科者となってしまったが、50歳を過ぎて長年の夢を叶えた父。そして、その姿を見て夢を叶えた著者。引退を決意した父に会いにいき、「おつかれさま」と伝える場面は感動した。
    2人とも、色々な仕事をやってきて、決して一本道のサクセスストーリーではないけれど、人生経験を積み重ねて良い関係になっているのは、生きる希望を与えてくれる。

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    2021年07月05日
  • 死にたい夜にかぎって

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    Twitterで知り合った友人がプレゼントしてくれた本。
    登場人物が全員わたしとは全く交わりのない世界の人で、自分では手に取ることはないであろう本だったので、それはそれで読めてよかった。
    自伝的小説なので、リアルで良かった。

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    2020年02月03日
  • 死にたい夜にかぎって

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    六年間、お互いに時間の無駄だったね。マジで。でも最高に楽しい時間の無駄遣いだったよ。ありがとう。

    著者の恋愛遍歴が主だが、最初から衝撃的なエピソードが続く。途中で中だるみする部分もあったが最後には泣かされてしまった。
    壮絶な幼少時代を送ってきた著者は、一般的な感覚から見たら不幸なのかもしれない。でも、それを「まあいっか」で済ませてしまえる強さがある。その分幸せにも鈍感なのかもしれないが。


    一緒に時間の無駄遣いができる友達、働き始めてからいなくなってしまった。自分の時間を安く切り売りしすぎて、時間の価値は無駄遣いできないほど貴重になってしまった。こんなんでええんか。

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    2019年03月17日
  • 死にたい夜にかぎって

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    あっ、これ進研ゼミでやったところだ!と思い浮かべるほどにメンヘラあるあるエピソードが盛り込まれています。
    最初の車椅子のミキさんのエピソードが1番面白く、他のエピソードでそれを超えるものがなかったのが残念。
    居酒屋でサブカル仲間から想い出話を聞くような感じでゆるっと心地よく読む事ができました。

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    2019年01月23日