三砂ちづるのレビュー一覧
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以下引用
意識化という言葉は、非抑圧者の自らの言葉を取り戻していくこと
言葉の追放は、人々に抑圧者と被抑圧者の間の弁証法的な関係を理解する可能性を否定してしまっている
意識化することは危険だという言い方で、自由への恐怖を表す。
対話とは、世界を媒介とする人間同士の出会いであり、引き受けるため...続きを読むPosted by ブクログ -
まえがきに掲載されている「寄稿のお願い」で書かれている通りに、書かれていることは、一人ひとり違った切り口の「ポストコロナ期を生きるきみたちへ」のメッセージ。
本当に私が中高生だったら、偶然にでも見つけて手に取って欲しい。手に取れるところに存在して欲しい。
政治学者、疫学者から宗教学者、そしてアー...続きを読むPosted by ブクログ -
ポストコロナ期という題名が気になって読んでみた。
いろんな著者の考えを知れて興味深い。
権威にただ従うだけではダメなこと
自分の頭でよく考えること
周りの空気に流されなくてもいいこと
が、いろんな立場の著者から述べられている。
わかっていても難しいんだけどね、というのが
大人になってしまった自...続きを読むPosted by ブクログ -
2020年の8月くらいに書かれた内田樹さん編のアンソロジー。
コロナをへてポストコロナに対しての中高生・大学生
に向けて30代・40代・50代・60代・70代の著作者が
指針というかメッセージ集です。
前書きの内田樹さんの『各代の著作者からの想定読者にたいするいうべき言葉は『ごめんなさい』』という部...続きを読むPosted by ブクログ -
ときどき、ウッとなったけど、おおむね、おもしろい。
何より、自分を信じる、と決めたひとは、強い。
歳をとって、不自由が増えたり、ままならないことを経験して、それで、優しくなったり、豊かになったりするのは、すてきだなぁと思う。
よい歳のとりかたをしたいと思っていたけど、それは、あたりまえだけど、突然...続きを読むPosted by ブクログ -
南米などの教育について書かれているが、私たちが無意識に抑圧者として子どもたちに接していないか、どのように子どもたちに接するのが良いのか考える良いヒントをもらえる。教育に携わる人には一読してほしい本。Posted by ブクログ
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面白い視点。ニンゲンという動物で考えると、適齢期にセックスをして、子どもを持つということがいいということは分かるが、現代社会においては様々な弊害がある。そこの議論が少し浅いかな。結局はお金と地位と会社(職業)に恵まれた人しか実現が難しそう。経済的格差に加えて、女性性の格差社会も訪れようとしている…と...続きを読むPosted by ブクログ
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かなりずあーっと読んだ。第1章までは、政治的な色が前面に出ていると同時に、かなり抽象的で理念的な話。第2章から、銀行型教育と問題解決型教育の対比が出てきて、見通しが良くなる。そのうえでの広義の対話の重視については、また時間をかけて読む。古典としての評価。Posted by ブクログ
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よんでいるときの感情は
面白い、半分
辛い悲しい寂しい、半分
だった
読み終わってほっとしている
もっと、からだに向き合ったほうが女性は
幸せになれる、ということは、下の世代に
ぜひ伝えたい
自分のからだをいい状態にする、は
死ぬまでだいじにしていきたいな
いい状態を私は知っているから
とき...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろいです。今流行りのコウノドリと真っ向から対立する主張!コウノドリ好きな人読んでる人はこれも読むべき。どちらかに偏るべきでない。両方の見方を知った方がいい。と私は思うので。
タイトルが激しいけれど、言いたいことはわかる。主張も納得できるけれど、大学の先生なのに根拠が曖昧だったり無茶苦茶!笑
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手放しですべて腹落ちというわけではないけれど、出会えてよかったと思う本。
先日の成人式の時、どっかの市長さんが、妊娠適齢期は18-26歳て言っていて、なんてふざけた人だ!と憤慨していたのだけれど、あながち間違っていないかもとこの本を読んで思った。
疫学のロンドン大PhDの筆者が出した結論が、「女...続きを読むPosted by ブクログ -
身体の声を聞く、という話は面白くて好きだ。
男性・女性両方に読んでほしい本。
パートナーがいることで満たされて収まっていく問題。
赤ん坊が出すサインをちゃんと汲んで気付くこと。
自分の身体の持つ力を引き出すこと。
一昔前であれば自前に出来ていたであろう能力が無くなっていること。
「昔の状況が今より...続きを読むPosted by ブクログ -
園ママからの紹介で読んだ本。「中性的であることがよしとされる現代だけど、女性性を大切にしないとオニババになりますよ」というメッセージ。
昔は生理用ナプキンなんてなかったけど丸めた綿を詰めてかつ「月経血をコントロールできた(トイレで用を足すように)」というのを読んで、ハァ?!と驚き周囲のママさんに話し...続きを読むPosted by ブクログ -
オニババになってるわらし。。。。
「女」として終わってしまったのかもっておもって
日々の焦燥感がすごい近頃
だけど、女性ってそれだけではないはず。
女性らしさは大事だけど、人としてのありかたも大切にしたい
自分の思考に近い本だけど、近すぎてちょっと危険
男女平等とか、人間の魅力アップ的な本も読もう...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルからどんな内容なのかが読み取れなかった。
知り合いから勧められた1冊。
”布ナプキン”に興味を持ちはじめたから、女性の体についても深く知れるいい機会だった。
月経や妊娠のこと、知らないこともたくさんだったけど、身に起こることだから自分のことだと思って読むと、目からウロコ。
自分の体のこともっ...続きを読むPosted by ブクログ -
これ、ちぺがなぜか大好きσ^_^;なにかっていうとすぐてにしている。そんなに私たち不機嫌か…反省σ^_^;(笑)
内容は、今までの、「オニババ」とか「オムツなし」とかぶってるところもある。Posted by ブクログ -
大学の先生のおすすめで読んでみた。自分のからだの機能を十分に使うという考え方はいいなと思った。毎月の月経を愛おしんで、軸のある腰の座った女性を目指したい。
性の話なのにぜんぜん抵抗を感じずに読めた。Posted by ブクログ