三砂ちづるのレビュー一覧
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内田の依頼に応じた識者たちが人口減少の日本の撤退論を語る。
それぞれある意味好き勝手に持論を書いている。
これをここでまとめても意味はなかろう。
自分の思う「撤退論」を書くことにする。
識者の意見に影響を受けつつ。
人口減少は先進国共通の現象であり、これを避けることはできない。
異次元の少子化で児童手当増額などといいながら、
扶養控除を廃止したり、社会保険料を増やそうとする政府の愚には呆れる。
彼らにこそ撤退論が必要なのだ。
高度成長時代の、人口増加時代の仕組を変えようとせずに小手先だけの政策を行う。
前例に倣うことしかできない。
更に省益優先、OBの天下り先 -
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Posted by ブクログ
以前、立ち止まって交通整理することが必要ではないか、+はわかりやすいけど-が評価されにくくて敬遠されるというようなブログを書いていたので非常に興味深い題材でした。
いろんな人が寄稿しているので中には読みにくいものがあったり、何を言ってるのか、何が言いたいのかがよくわからない人もいたけど、いろんな考え方があって面白く、中でも青木さんや想田監督、平川さんなどは近い考えで興味を持ちました。
障害とは、健常とは、健全とは?頭が悪い、コミュ障、ノンデリ、自我の喪失、倫理観の欠落などと障害の差は?ふだん考えていたことが青木さんによって明文化されていました。
常日頃、「誰が」という点に注目が置かれ、その中身 -
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Posted by ブクログ
2020年の8月くらいに書かれた内田樹さん編のアンソロジー。
コロナをへてポストコロナに対しての中高生・大学生
に向けて30代・40代・50代・60代・70代の著作者が
指針というかメッセージ集です。
前書きの内田樹さんの『各代の著作者からの想定読者にたいするいうべき言葉は『ごめんなさい』』という部分は非常に
心に残る内容です。
20人の人からの言葉のなかで、一番よかったなあと思うのが、今回は平川さんでした。
昨年の8月と現在(2021年1月)とはまたフェーズが
変わってきているコロナの状態ですが。
やはりいろいろな矛盾が表出してきているなあと
思います。
たしかに、自分の息子も含めて、若い人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い視点。ニンゲンという動物で考えると、適齢期にセックスをして、子どもを持つということがいいということは分かるが、現代社会においては様々な弊害がある。そこの議論が少し浅いかな。結局はお金と地位と会社(職業)に恵まれた人しか実現が難しそう。経済的格差に加えて、女性性の格差社会も訪れようとしている…と感じた。
卵子に個性がある、というのは少し笑ってしまった(笑)
女性というのは自分の体を使ってセックスしたり出産したりということをしていないと自分の中の女性としてのエネルギーの行き場がなくなる。だから鬼婆になる。
体の具合が悪くなってしまったり、大変イライラしてしまって人を全く受け入れられない人 -
Posted by ブクログ
おもしろいです。今流行りのコウノドリと真っ向から対立する主張!コウノドリ好きな人読んでる人はこれも読むべき。どちらかに偏るべきでない。両方の見方を知った方がいい。と私は思うので。
タイトルが激しいけれど、言いたいことはわかる。主張も納得できるけれど、大学の先生なのに根拠が曖昧だったり無茶苦茶!笑
ほぼ私の考えでは!って感じです。
多分まとめると、
子供を産むってことはとても素晴らしいこと。
今は産まない選択の女性も増えているけれど、実は女性の体や心のために、子供を産むことは必要なこと。
本来必要なことなので怠ると、
少子化などの社会的問題以外に、女性の体や心が悪い方向(更年期障害や、他人