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Posted by ブクログ
女性の社会進出が進み、男性も女性も活躍せよと言われる昨今。
けれども、男性と女性は生物学的に異なるのだ。
女性は本来、子供を産むことに適した身体を持っている。
それをもっと活かしても良いのではないかと思えた1冊。
・昔は女性自身が女性の身体に対する知恵があり伝承されてきた
・月経こそ毎月生まれ変われる体験で、月経量をコントロールすることができた
・出産は原身体経験の砦で、自分が自然の一部と気づく経験だった
特に出産に関する捉え方が面白かった。
女性が自分のからだに向きあって赤ちゃんを産んで自分のからだにちゃんと向き合ってというお産をした人は
「宇宙との一体感を感じた」「自分の境界線がないようだった」という声が聞かれるそうだ。
それは原身体経験と呼び、自分は1人ではなくて誰かとつながっている、自然、宇宙とも繋がっていて繋がっているところから力が出てくる経験。
おそらく、日本の武道はその原身体経験を極める1つであったのではないかと。
宮本武蔵も「宇宙と続いている身体の中心を感じて、自分の身体を動かすことを感じていた」様子が伺えるらしい。
Posted by ブクログ
最近数人にこの本の内容について聞かれたり紹介する機会があったので再読。奥付を見ると2004年の本であるが、未だに女性たちは身体性を取り戻していない。布ナプキンが流行るなど、身体に向き合い始めた女性たちも微増しているといったところか。
内容としては、
・現代の女性が自分の身体や性に向き合っていない
・親世代も女としての生き方を強要しなくなっている
・自身の女性性ときちんと向き合い、うまく女性としての力を使わないと「オニババ」になってしまう
・力の使い方としてはやはりセックスや出産がオススメ
・「負け犬」と自称するのは仕事に恵まれ恋人を見つけられるような、結局は勝ちの人で、そうでない大半の女性が心配
・一世代上の女性たちは生理用品がなくても経血をコントロールできた
などなど。
某女優さんが、更年期になった時「女性ホルモンが少なくなっているからなわけだから」と、AVを観まくって乗り切ったという話があったが、やはりきちんと自分の身体や性欲、パートナーと向き合わないと不定愁訴などが起きるのだなあと納得した。
日本の神社は女性性の象徴という説があるらしい、鳥居が入り口、参道が産道、お宮は子宮、鳥居をくぐって入ってくる神輿が精子。深い性の象徴を建造物として祀っていた国民性はどこに行ったのか。
夜這いなどの文化もなくなり、日本人は性に対して非常にクローズになった。その反面、風俗や袋とじの中途半端な欲望は垂れ流しで、まったく憤慨ものである。
「卵子には個性があり、子宮口には心がある」という下りには非常に得心が行くところがあった。
具体性と抽象性がバランスよくちりばめられており、身体というものはすごいものだと改めて思った。この本を読んで、感じ入るところや思い当たるところがあればそれでよいと思うし、これからでも自分の身体に向き合っていけばいいのではないだろうか。
この本を読んでキーキー言う人は、自分を否定されたような気がするのだろうか。向き合う勇気がないだけではないだろう? それこそオニババ化の始まりではないだろうか、と思ってしまうのだが・・・
Posted by ブクログ
おもしろいです。今流行りのコウノドリと真っ向から対立する主張!コウノドリ好きな人読んでる人はこれも読むべき。どちらかに偏るべきでない。両方の見方を知った方がいい。と私は思うので。
タイトルが激しいけれど、言いたいことはわかる。主張も納得できるけれど、大学の先生なのに根拠が曖昧だったり無茶苦茶!笑
ほぼ私の考えでは!って感じです。
多分まとめると、
子供を産むってことはとても素晴らしいこと。
今は産まない選択の女性も増えているけれど、実は女性の体や心のために、子供を産むことは必要なこと。
本来必要なことなので怠ると、
少子化などの社会的問題以外に、女性の体や心が悪い方向(更年期障害や、他人に厳しいババァになったり、性欲ババァになったり=オニババ化)へ進む原因になる。
産まない選択をする理由は、身体的な問題以外なら、日本の社会や病院主義が生み出している。
お産は本来誰もが経験すべきもので、自然の営みだから怖いものではない。しかし今の日本ではお産は危険だ、辛い、厳しい、苦しいというイメージが先行してしまっている。
日本政府の少子化対策や女性が活躍する社会の政策は全て的はずれ。女性が男性化する必要はない。女性だけが産むことができ、それは絶対に男性に代われないこと。女性が産みやすい社会の仕組みを男性とは別につくらなければ、女性の活躍もクソもない。
産むリスクだけでなく、産まないリスクにもフォーカスすべき。
というような感じだと思います。
私も実際これを読むまでは、すごい痛いらしいし死ぬかも知れんし、死ななくても五体満足でいられなくなるかも知れないし、お金だって何億もかけて、なぜこの今の幸せを捨てて子供を産まなきゃいけないんだ!と思っていました。わざわざなぜ自分の体を傷つけ、死の危険に晒す必要があるのかと…子供は可愛いけれど、そんなに自分も立派な人間ではないし、子供を育てることは何億もかかる贅沢で、私にはそこまでの贅沢は必要ないなぁ、と。
これを読んで、お産はただただ危険で痛くて怖いもので、子供は何億もかかる贅沢品、ではないことがちょっとだけわかりました。
確かに覚悟のない母親や認識の甘い母親はいると思うのでコウノドリみたいな主張も必要。だけども、それだけ読んでたら、え、私はそんな立派でも子供好きでもないから、私は無理…となってしまうかな、って思います。
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