頭上運搬を追って~失われゆく身体技法~

頭上運搬を追って~失われゆく身体技法~

946円 (税込)

4pt

3.8

世の中の発達とともに失われていった身体技法は、疫学研究者である著者の興味をひいてやまない。ある身体技法ができる、ということはどういうことか。なぜできるようになるのか、なぜできなくなるのか。本書では今はこの国でほとんど失われてしまった身体技法「頭上運搬」の記憶を追う。沖縄や伊豆諸島をはじめ日本各地や海外にその痕跡を訪ねつつ、話題は着物や伝統衣装、お産のほか、生活と労働を支えていた身体技法へと広がる。

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頭上運搬を追って~失われゆく身体技法~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主に日本国内の頭上運搬の「最後の世代」をいくつか紹介しつつ、共通事項と、いままでの頭上運搬に関する研究を結びつけている。頭上運搬の謎がはっきりするわけでもなければ、日本の生活に馴染む身体技法について広く知ることができるわけでもないが、過酷で良い評価をすることが現代では困難ながらも、その身体性との連続

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    頭にモノを載せて運ぶ、頭上運搬。
    かつてな日本各地でも行われていたこの身体技法について、
    フィールドワークで得た情報を綴り、生活や文化を探る。
    ・はじめに
    I 失われゆく身体技法 II 頭上運搬の記憶をたずねて
    III 生活と労働を支えた身体性
    ・あとがきにかえて

    石垣島や沖縄県糸満、沖永良部島、

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    薄い本なのだが、内容が絞れてない。
    経血は意識することでかなりの程度コントロールできると言う話から、身体操作は「意識」の問題で、頭上運搬もやるものだと思ってやったらできたのだと言いながら、軽いものと重いものを同列では語れないと言ったり、3世代経つと復元は難しいと言うなら意識して出来るってのはなんだろ

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  失われてゆく身体技法
    第2章  頭上運搬の記憶をたずねて
    第3章  生活と労働を支えた身体性

    <内容>
    身体技法のカラダの話と民俗学的な話が混ざっている本。少しどっちつかずになっているかな?男性が肩に担ぎ、女性が頭に乗せる、その違いをもう少し突っ込んで欲しかった気もする。身体技

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    頭上運搬、安定しますよね。はい、私ある程度重いと一番楽なのは頭上運搬です。方手添えるけど。階段問題ない。ばあさんがやっていたので田舎では普通にやることだが東京の人はやらないことだと思っていましたよ。結構まれだったのね。ばあさんは明治生まれだったからなあ。

    0
    2024年06月06日

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