中村颯希のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
男側が少し弱い
面白かったのは他のレビューの方々の通りなので割愛。
二人も出てくるメインの男性に関する描写が薄くて超イケメン美丈夫、ヒロイン大好きばかりが印象に残り、反して活躍する女性陣に対しては細かな心理で悪役さえ同情を禁じ得ないものになっているのに違和感を感じた。
ヒロインが出来すぎてるだけ余計に。
二巻の入れ替わりがバレて問題解決まで上手くいく要素を三巻くらいまで引っ張って、相手役をヒロインのレベルまで持って行ってあげて欲しかった。
そしたらもっと恋愛要素を楽しめたものになったと思う。
巻末の短編みたいな感じで三巻が続くなら残念だなと思う。
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購入済み
皇太子がクズすぎて無理。
他の方がレビューで書かれていましたが、私もこの皇太子はちょっと……って感じです。
二人の、というか、玲琳の態度の違いにすぐに気づけたなら、本当に好きなんだなと思うところですが、実際には佳境に入るまで全く気づきません。
この時点で、この男は本当の意味では玲琳を愛していない事が解ってしまい、彼の視点で好意が書かれる度に「薄っぺらい」「ふざけんな!」と怒り心頭になりました。
立場的にどう転がっても、この視野の狭い男の妃になる未来は変えられないとは考えていたので、収まる所に収まってしまうんだろうな、とは思っていましたが。でも、やっぱりこの皇太子は嫌。嫌悪感しかない。
女性達のやりとりは面白かっ -
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購入済み
中華の国で入れ替わり
転生、入れ替わりのお話は好きで、よく読んでいますが、中華の国が舞台なのは初めてです。
身分制度?、〇〇家とか〇〇妃というのがよく耳慣れないのですが、話の続きが楽しみです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的に中華風後宮モノにあまり食指が動かないのでノーマークだったこの作品の、コミカライズ版が面白くて原作を読んでみたくなりました。
血筋や容姿、生まれながらに恵まれていて性格も穏やかでみんなに愛されている主人公と、それが許せない周りから蔑まれる少女。
ある日、二人が入れ替わり……という話。
儚げな美少女である主人公が、あまりの虚弱体質ゆえに実は精神的にタフで、夢にまでみた健康的な身体に感激するようなギャップも面白いけど、一人で完全無欠、ではなく周りと今までとは違う関わり方をしながら、自分が以前は周りに無関心過ぎたことに気付き成長していくところがとても良い。
入れ替わりの元凶である少女の目線も -
Posted by ブクログ
ブレなく面白い!周りが勝手に言い方に勘違いしていくストーリーを描かせたら天下一品なのではないだろうか。大好物です。今作はローザの本性をかなり正確に理解している宿敵百合豚アントンが主要人物としてでてくるも、諸般の理由でまたもやローザに追い風となるところがすばらしい。最初のお茶会シーンは圧巻(笑)。まあ、色々とローザの謎とかわかるようなわからないような、色々とうっすら類推できるヒントが鏤められているのも良い。
”ネタバレーそれはローザからすれば、
人類における禁忌中の禁忌。
自分がされたなら一生相手を許せない、
おぞましい行為だ。”
刺さってきますわ。
1巻から再読します。 -
Posted by ブクログ
オビにもどこにもなんにも書かれてないですが、あとがきに「シャバ難も最終巻と相成りました。」と書かれていたので、やっぱり全5巻だったのだ、と感慨深かったです。程よい、いい長さだと思います。そして、たとえ最終巻でなくても最終巻と言っていい(実際最終巻なんですが)、素晴らしい大団円。もう、誰がどう見てもハッピーエンド、いや、More than happyであります。最終巻のイベントはエルマが自分と弟のために爵位をゲットするべく、ルーカスの義兄王フェリクスの王妃選び選手権に出場するというもの。まあ、いつも通り”普通”に無双です。あとがきの後にもさらにおまけの閑話がついていて、さらにハッピーです。後味が
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