中村颯希のレビュー一覧

  • シャバの「普通」は難しい 04

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    面白かった。なんと、今回はルーカス(王弟)とイレーネだけでなく、フェリクス王とテレジア王太后を伴ってヴァルツァー監獄へ里帰り、おもてなし。そして、ルーカスがエルマに想いを寄せているのがバレて、変なバトル。それに、母ハイデマリーの大変な出産騒動。エルマ魔王覚醒。もう、1つ1つで1巻分イキそうな情報量と設定をギュギュっと大放出ですわ。熱く、重すぎる愛ゆえの大暴走が鉄板です。

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    2020年08月30日
  • シャバの「普通」は難しい 03

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    アウレリア法国でやっちらかす3巻。アウレリアで行われる30年に一度の国体のような競技界に出場して無双しないようにがんばる。エルマのヌケっぷりと、イレーネの腐りっぷりが面白い。エルマの母ハイデマリーの過去がちらっと判明する。それに終わりころにエルマに弟妹ができるという前振りあり。さらに面白くなってきた。

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    2020年08月26日
  • シャバの「普通」は難しい 02

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    可愛く美しい監獄の娘エルマのやっちらかし話の2巻。実は魔族のDNAを持つというのがわかるので、なるほどだから無双なんだなぁ、と設定がとても自然に(ぶほっ)感じてしまう自分に驚く。2巻では実家(監獄)のある辺境の村にすっかりエルマのツッコミ担当となったルーカス王弟殿下、侍女友イレーネとともにアンダーカバー任務に赴く。実家のキャラが豊富で多いのと逆に王家のほうはヒューマンリソースが乏しいのが読みやすさをブーストしているかと思う。魅力的なキャラが多い話も良いが、ともすれば忘れてわからんようになるのが難点。
     うちにもエルマが欲しい。

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    2020年08月22日
  • シャバの「普通」は難しい 01

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    先だって読んだ『貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい』の中村本。ローザが読みやすかったので、他になにかないか探してみると、どうやらこちらの方が看板のようで、よく売れているみたいです。
    ワケアリの監獄で育った異常スーパー美少女が王室のメイドとして、普通な女の子になるために努力をしていく、という話。まあ、厨二な感じでとても楽しいです。普通ってナニ?、平凡、平均値モンスターに挑む(笑)。そして、ローザでも思ったが、やっぱり美しい人ばかり出てくるので非常に和みます。

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    2020年08月22日
  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 1

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    単純に面白かった(笑える方向で)。ラノベのテッパンパターンである、本人の周りの人がいい方に誤解して、祭り上げられて行く、あれ。主人公のローザが可愛く好感が持てる。自分の愛に真摯に向き合う(爆)姿が、、笑うしかない。なんなんでしょうね、これはコメディ?というジャンルなのでは。自己完結観客型恋愛?、これもまたひとつのカタチですな。いろいろとたいへん興味深いですが、ややこしいことは横に置いといても、単純に面白いです。
    2巻出たら読みます。

    2
    2020年08月22日
  • シャバの「普通」は難しい 03

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    WEB版既読。ヒュドラの唐揚げおいしそうだなと思えてきてしまう。ここに来て、エルマの生い立ちにさらに驚かされる。もう最強どころじゃないよ。ルーカスの想いが正しく届くのはまだまだ先。苦労しますね、殿下。あと、イレーネのデレ。

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    2020年07月19日
  • シャバの「普通」は難しい 01

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    WEB版既読。監獄で育った少女が「普通の女の子」を目指す。いろいろと規格外なエルマの無双っぷりが気持ちいい。生い立ちを知っていくにつれ、エルマなら何があってもおかしくないと思えてしまう。やっぱり「モーリッツ、カモン!」だな。搾りたてのミルクで頂くお茶はおいしいだろうなぁ。

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    2020年07月07日
  • 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 1

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    ネタバレ

    異世界転生ものやトリップものではなく現地主人公。腐女子という概念すらないはずの世界で、貴腐人として振る舞ううちに周囲に良い方向へ勘違いされ自らも周囲の反応を勘違いしながらもテンポ良く進んでいくストーリー。自身の萌え、そしてBLへの熱意があらぬ方向に勘違いされて自称貴腐人、他称病弱で純真無垢な美少女。外国語をたしなみ(貞操観念の緩い国の本を読むため)、男装王女に偏見を持たず(むしろカモン)、王子の他者を魅了する魔眼も効かず(萌えの対象でしかないため)、何をしても良い方向へと勘違いされる王道勘違いもの。
    男主人公ではありましたが女主人公ではあまりなかったのでとても嬉しいです、続きが読みたい!

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    2020年06月24日
  • シャバの「普通」は難しい (3)

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    原作WEB版既読。躍りながらも三秒で陰謀を暴くとか、相変わらずのうっかり俗世無双っぷりで安心する。エルマのオムレツ食べたいわー。イレーネの「普通じゃないってつまり特別ってことじゃない!」が好き。

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    2020年05月02日
  • シャバの「普通」は難しい 01

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    なろうで見かけて面白く拝読。絵師の村カルキさんはpixivなどでも有名な方ですね。
    正直この表紙を見てエルマの外見が完全にブラクラのロベルタで固定されてしまいました。
    内容は監獄生まれのエルマが恩赦で釈放、メイドとして雇われた王城で「普通」をめざすも、本人の思惑とは裏腹にチート無双し続けて信者を増やしていく……というもの。
    とにかく八面六臂の大活躍なエルマが痛快です。
    才能や地位を鼻にかけた敵役が出てくる→エルマをライバル視→彼女に完敗して改心……というある種お約束の展開が続くのでマンネリと思う人もでるかも。
    ですがキャラ同士の掛け合いがコミカルでテンポよく、サクサク読めます。
    主人公のエルマのみならず端役脇役悪役に至るまで、憎めない個性を発揮したキャラ立ちはさすが。特に舞踏会でのすれ違いに笑いました。幕間に挿入されるママンと大罪のチェスシーンもお気に入りです。

    気になったのは、唐突な現代用語の出現。
    インフォームドコンセントやカウンセリングなど、ファンタジー世界には存在しない単語が当たり前の如くポンポン飛び出すのでそこで冷めるというか面食らうというか……フランスやドイツ、イギリスなど、現実の国をモデルにした架空の国名を出すなら、いっそカウンセリング等に相当する造語を創作しちゃうとか、もうちょっとひねって良かったと思います(なお薄い本はネタなので気になりませんでした)
    そのギャップがいいって読者もいるし、している行為や着眼点自体は良いので惜しいなという印象です。

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    2019年07月16日
  • シャバの「普通」は難しい (2)

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    みんなエルマの「普通」に影響されていくのが見ていて楽しい。シャバの方は普通にオペもできないし、そんな人を魅了するダンスもできないよ? 殿下、それ、1巻で「眼鏡を外したら美人だったとか気丈な女が実は酒に弱かったとか」って言ってたやつ!!

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    2019年07月06日
  • 東の魔女のあとしまつ1【電子書店共通特典SS付】

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    魔女や魔法が登場するファンタジーだけど、派手な冒険というより、登場人物たちの関係や心情を丁寧に描いているのが印象的だった。

    静かに物語が進んでいく中で、少しずつ世界に引き込まれていった。

    読み終わったあとも、登場人物たちのことや、この先どうなっていくのかがなんとなく頭に残る。
    まだ謎も多いので、続きも楽しみに読みたい。

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    2026年10月03日
  • 神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減

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    ネタバレ

    1カ月の最初に読書の弾みをつけるため、適度なボリュームで読みやすいこのシリーズにしようと決めたのですけれども。

    序盤に身内への敬語表記に違和感をおぼえてつまずき、「ざずぞ」もしつこく感じ、中盤ではトイレを借りに来ただけの客がそのまま店で弁当を広げようとすることにドン引きし、終盤には親を施設に入れるのは酷いと言いたげな書き方に傷つき、正直言って今回はちょっと乗れないなと思っていました。めっちゃいい子のはずのバイト女子の承認欲求にはつきあっていられないし。

    こんなふうに不満が募る第4弾だったにもかかわらず、なんだよぉ、最後はきっちりそのバイト女子とご近所さんだった爺ちゃんに泣かされてしまったじゃあないか。

    こうして「てしをや」からまだまだ離れられないのでした。

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    2026年10月02日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 5【電子限定描き下ろしマンガ付き】

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    ネタバレ

    身から出た錆とは言え
    民からもここまで言われるのは厳しい。
    それを励ます玲琳のポジティブさは凄すぎるし
    兄と一緒にいると通常の3倍暴走する
    というのには笑ってしまった。

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    2026年10月01日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 4【電子限定描き下ろしマンガ&書き下ろしSS付き】

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    ネタバレ

    人に弓を引かせれば良いという発想が無かったのか。
    気が付いて恥ずかしがるのが面白い。

    要素要素はなかなかエグいのに
    そういう話にはいかず丸く収まるところが
    安心して読めて良かった。

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    2026年10月01日
  • 神様の定食屋

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    両親を事故で亡くし、料理もできないまま実家の定食屋「てしをや」を継ぐことになった哲史。
    神社で愚痴をこぼしたことから、酒好きな神様の仲介で「未練を残した死者の魂に身体を貸す」ことになるという奇想天外なお仕事・グルメ小説です。

    この作品の特異さは、哲史自身が料理上手になるわけではなく、あくまで「身体を貸すだけの観察者」という点。自分の意思とは無関係に勝手に動く身体をどこか蚊帳の外で眺めながらも、魂の手つきやそこに込められた記憶を体感していく構造がユニークでした。

    特に胸に迫ったのは、時江さんと敦志くんのエピソードです。「三角食べができる」という仕草ひとつに幼少期からの丁寧な躾と愛情が滲み出ており、何より胸を打たれたのは時江さんの言葉でした。あふれる想いから色んな言葉をかけたい中で、削ぎ落とされた究極の一言として絞り出された「食べてくれてありがとう」。その一言の重みに思わず涙が溢れました。

    安価で品数の揃った定食を提供する「街の定食屋」のありがたさや、俗人っぽさ全開の神様と哲史の軽妙なやり取りなど、前半はクスッと笑えて楽しめました。哲史が客の顔や好みを覚える理由が、「客のため」ではなく「俺が嬉しいから」へと変化していく成長ぶりにも温かい気持ちになります。

    ただ、若い妹と二人で店を切り盛りするという設定の思い切りの良さや、料理そのものの掘り下げというよりはドラマに重きを置いた作風など、読む人によっては少し気になるところかもしれません。回を重ねるにつれて展開のパターンが見えてきたり、終盤にかけて分かりやすい感動演出が増えていったりしたのも惜しいポイントでした。

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    2026年09月27日
  • 神様の定食屋

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    不慮の事故で両親を亡くした兄と妹が両親の定食屋を引き継ぐ。
    兄は妹の頼みを断りきれずにはじめていくが、料理の腕やお得意様の好みを把握することなどを神様へのお願いを通じて習得していく

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    2026年09月24日
  • ふつつかな悪女ではございますが掌編集: 1 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

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    これでもかって言うくらいの掌編集。しかも筋肉だらけ。(あ、筋肉は電子の方か)黄家筋は本当に世話焼き好き過ぎて暑苦しい気がする。

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    2026年09月07日
  • ふつつかな悪女ではございますが: 3 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】

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    前巻までの騒動(入れ替わり)をどうにか凌いだ黄玲琳と朱慧月。今回は雛女として初めての外遊先に選ばれてしまった慧月の領地で起こる騒動を描く。
    このシリーズ、一見おちゃらけた風でありながら、実はいろいろと心に響くのだ。体が弱い以外は完璧すぎる玲琳と、表向きには何一ついいところのなさそうな慧月が、入れ替わりによって様々な気付きを得る。それによって自らも成長していくのがいい。体の丈夫な慧月の中に入った玲琳が、いろんな意味で最強だ(笑)。

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    2026年08月25日
  • ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~: 3【電子限定描き下ろしマンガ付き】

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    ネタバレ

    ぐっと話が進んだ。
    慧月が比較的あっさり謝罪して来たことに驚いたし
    呪いの話になり、状況と意図が見えて来た。

    皇后ら五人の関係と歪みが陰謀を生み、
    その被害が主人公たちに降り掛かっていたことがわかり、
    冒頭の慧月と冬雪の対峙も含め
    女性同士の関係の苦さや激しさが描写されていて面白かった。

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    2026年08月21日