あらすじ
「料理を上達したい」という願いと引き換えに、神様から未練を残した魂を憑依させられていた高坂哲史。その神様と会えなくなって、はや数ヶ月、いつもの通り妹と気まずくなった哲史は、神社を訪れていた。返事がないとわかっていながらも神様に話しかける哲史にまさかの返事が! 何やら未練を解決してくれる神様と哲史のことが魂の間で話題になっていたようで――。忘れたくない味、忘れられない味を繋ぐハートフルストーリー第二弾。
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こういう料理物って話進まないので
シリーズ途中でやめがちなのですが‥
この本は主人公の年齢設定がよくて、しっかりストーリーがあります!!!
良いシリーズに出会えて嬉しい。
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中村颯希の神様の定食屋2ごちそうさま、めしあがれを読みました。
2は、料理よりは人情噺が多くて涙してしまう場面も多かったです。
面白かったです。
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23/9/18〜9/20
audible
同じパターンで飽きちゃうかな、と思っていたけど、なんやかんやほっこりさせられて、キャラも素敵で楽しい
神様が人間味溢れてていい
うん、すん、のところよかったな
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主人公が神様にお願いをして、未練を残した魂の人々を憑依させて料理を作る「てしおや」今回は若くして亡くなった魂と引退したご夫婦など切ない話しが多かったです。ラストは淡い恋が実りそうでした。続編が楽しみです。
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二冊目もとても面白かった。
今回は若い子たちがメインのお話が多かったので、前作よりわんわん泣いてしまった。
一日一日を大切に生きようと思った。
個人的にはだし巻き卵の話が優勝かな。今度作りたくなった。
一巻からの伏線回収や、あっと驚く場面も多くて、小説としてはかなり完璧に近かった。誰にでも楽しめる一冊。
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前作に続いて、なかなかおとぼけの神さまがいい味を出しています。
家族にとって、一緒に同じものを食べて、同じときを過ごすということはとても意味のあることなんだ、と改めて思わせてくれます。
毎日のことで、感謝の気持ちを忘れがちですが、いつまでもおいしい、ありがとう、の気持ちを大切にしたいですね。
外で食事をすると、家族で外食に来ている人をみかけます。
はたから見ると、思った以上に家族って似ています。
同じ体型のこともあるし、夫婦でそっくりの顔のこともあります。
同じ釜のめしを長いことたべてきたからなのですね。
似ているからといって、どうこういうつもりはないです。
過ごした時間が長いということ、いいかえるなら幸せな時間が長かったのだったのだろうな~、とおもうのです。
いつか、このお話にあるように、食から思い出すことがあるでしょう。
ああ、あの時は幸せだった、と。
ありがとう。
とてもいいお話ですよ。
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定食屋シリーズの第二弾。自分の思いを食べ物を通して伝える、魂となった人たち。その思いに触れた今を生きる人たちが涙するシーンに、都度涙しました。おいしいものがあれば、それだけで人は救われるのかもしれないです。
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「料理を上達したい」という願いと引き換えに、
神様から未練を残した魂を憑依させられていた高坂哲史。
その神様と会えなくなって、はや数ヶ月、いつもの通り妹と気まずくなった哲史は、
神社を訪れていた。返事がないとわかっていながらも神様に話しかける哲史にまさかの返事が!
何やら未練を解決してくれる神様と哲史のことが魂の間で話題になっていたようで――。
忘れたくない味、忘れられない味を繋ぐハートフルストーリー第二弾。(紹介文より)
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第一弾と同じく心穏やかにさらっと読める1冊。死んだ人と現世との関りが色々なエピソードを通じて表現されている。
フィクションならではのハッピーエンドも多いけど、そういう物語もあってよし。寝る前や軽く心地よい物語を読みたいときにちょうどいい。
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今作も心温まるお話でした。
特にみのりちゃんのお話では泣いたし、芳子さんのご主人のセリフにはなんて素敵な夫婦だろうと感動しました。
志穂ちゃんの恋の行方も気になるし、次作も楽しみに読みます!
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このシリーズの構成上基本亡くなった人と亡くなられた人の関係と思いとおいしいごはんなので食べたくなる上に泣ける
生きてる人は、おいしいごはんをおいしく食べないと
人生いろいろ、悲喜こもごも、それぞれに思いがあって、きっかけがある
神様が神様らしくて、最後の方“えぇっ!?”とおもう出来事があったけど、ちょっと笑ってしまうw( //˘ω˘// )
Posted by ブクログ
神様の威厳が...とは思いますが、こんな神様いてほしいと思います。
想定ははちゃめちゃですが、前作に続いてホロリとする話ばかり。
言葉で伝える大切さ、相手を思いやる気持ちの大切さに改めて気付かされました。
Posted by ブクログ
全くもって腹が立つ。
読者を泣かせようという気満々で書かれているこの作品。設定も神様が出てきて現世に想いが残っている魂とフュージョン?!新人賞応募の作家でも今時はそんな馬鹿馬鹿しい設定ではなく、もう少し現実的なものにする。
それなのに思惑通りに涙している自分の単純さに腹が立つ。しかも2作目。
改めて感じたのは、人ってちゃんと言葉にして言わないとお互いの想いは伝わらない。それはいつ伝えればいいのか。もしかすると明日いきなり自分や相手が死んでしまうかもしれない。この作品の登場人物はそういう人(魂)ばかりだ。とすれば、想いを伝えるのは、今でしょ。
作中に気に入ったフレーズがあった。
何で大人は苦いビールを飲むのか。
それは苦い想いを飲み下す、その練習をするためだ。
まんまと乗せられた自分に腹は立ったものの、流した涙でスッキリとした気分の読書後、あの時もこの時ももっと言葉にして伝えれば良かったなぁという過去の苦い思い出を、薄手のグラスに注いだほろ苦いビールと一緒に飲み干した。
Posted by ブクログ
前作で綺麗に終わったが、前作と話の展開は同じ形式。
前作ではあいまいなままにしていた部分(休職期間が終わったらどうするのか)などについて触れてある本作
面白くて一気読みした
あと、色々食べたくなってくる
Posted by ブクログ
「ごちそうさま」「めしあがれ」
日常に溢れている何気ない言葉だけど、こんなにも深く愛に満ちた言葉だったとは。"〆の鯛茶漬け"、旦那さんの想いの強さに思わず涙。そして、神様と哲史のフランク過ぎるやり取り…完全にハマってしまった。
Posted by ブクログ
いやー。前作と同じく…かと思いきや、ちょっと構成から変わったりしてやっぱり楽しく読めました!
哲史と神様のやりとりが大好き。
なかなかいい性格した神様に向かってぽそっとつぶやいた哲史の一言が結構好き。
「神様……やることが大人げねえ……」
今回は、お酒よりもご飯がメイン。鯛茶漬けもメンチカツも野菜やら肉やら炒めも、なんでも美味しそうなんです✨ 夜中に読むと飯テロだけど、夕方に読むと…
やっぱり飯テロwww
家族とのご飯の時間を大事にしたいねってお話がまとまってます。多分、この気持ちは独立すると、すっごくココロに沁みちゃうやつヽ(;▽;)ノ
深イイ話なだけでなく、泣き笑いできるオチにしてくれるのがこの本の魅力✨
とりあえず、玉ねぎ刻んできますっ(お腹すいた)!
Posted by ブクログ
好意を、優しさを、もらうだけもらって。ごちそうさまの一言も口にせず、ただ、腹を空かせて神様のもとに押しかけていた傲慢な人間。それが俺だ。
日々なにげなく、そう、あまりにさりげなくもたらされる優しさに、俺たちはいったいなにを返せているだろう。
気負うな、気張るな。若者め。すべては大いなる流れ、宿命の掌の上。うたかたの出来事にいちいち目くじらを立てていては、身が持たぬぞ。
すこしおとぼけな神様は 実はとても優しい。
神様に「優しい」というのは、変なのかもだけど…。
さりげなく 絶え間なく 降り注がれる優しさに
今まで、どれだけ気づくことが出来てたかな?
私は、どれだけ返せてたかな?
神様の言う通り
気負わず 気張りすぎす、
いつか優しさを 少しでも返せるように
日々を過ごしてゆこう。
Posted by ブクログ
面白かった。なんていうか、この主人公兄弟の順応性が素晴らしい。もらい泣きするほどでもないが、ちょっといい話。暗くならないところが非常に好ましい。だし巻き卵、茹でとうもろこし、野菜炒め、鯛茶漬け、メンチカツ、、鯛茶漬け食べたい。ゴマはあんまり得意ではないが、一度作ってみようと思う。腹の減る本。
Posted by ブクログ
幽霊の手助けをするために憑依させて料理する。それだけ聞くと、なんだか怖いような、シリアスな話のような気がする。でも、そんなことはなくとにかく明るい。幽霊の未練や残された人の後悔の話にも関わらず。明るい雰囲気だからこそ、温かい気持ちになれるのかな。と思う。
神様のハチャメチャっぷりに磨きがかかっているような気がする。神様と哲史のやり取りが見ていて楽しかった。
Posted by ブクログ
自分の考えがまとまらなくなったら、神様のところに行く人は神社仏閣は必要かも。おいしい料理、おいしいご飯を食べ、大切に生き 安心する作品だった。
Posted by ブクログ
今回もほんのりあったかい感じでよかった。
前作で超絶腹立つお前絶許野郎だったケンジがまあまあ大変な境遇だったしちゃんと反省して謝ってきたから厳さんに免じて許してやるかとなったのもよかった。
ひとくちに「ちゃちゃっと作った料理」「教本のように整った料理」と言ってもそうするに至った事情やそれを選んだ理由によって見えてくるものが全然違ってくるもんだなぁと唸った。
故人を偲ぶために味を再現して受け継ぐのか、その味は故人との思い出としてとっておくのかといった機微もなんかしみじみとよかった。
哲史が休職中なのすっかり忘れてたけど、次巻からは脱サラになってるのかな?
次も楽しみ!!
Posted by ブクログ
❶巻を読み終えて、なるほど!次はーと大きな期待を持って読み始めたので、評価は3つにしましたが、やはり面白い。水戸黄門のように流れは似ているけれど、少しずつ変えていたり、話の関連があったり、最後には、過去の?が解明されるという書き方がとても面白い。
次の休みには❸を買いに行こう。
Posted by ブクログ
前作に引き続き、美味しくて、心が温かくなるお話。
「めしあがれ」「ごちそうさま」をきちんと伝えていきたいと思った。
連続で読んだのでちょっとお腹いっぱい、すこし間を空けてゆっくり読むのが良いかな
Posted by ブクログ
何気なく召し上がれ、ごちそうさまと言うのが当たり前のように思ってたけど改めて読んだら
あぁ〜そっかこんな思いがこもってんだなぁって思った
不器用な玉子焼や茹でとうもろこし、鯛茶漬け、他にもそれぞれ料理にこもった想いが溢れ出す
早とちりもある意味恥ずかしけど、己を見直す機会になったね
後は敦史くん頑張れ!!