あらすじ
両親を事故で失った高坂哲史は、妹とともに定食屋「てしをや」を継ぐことに。ところが料理ができない哲史は、妹に罵られてばかり。ふと立ち寄った神社で、「いっそ誰かに体を乗っ取ってもらって、料理を教えてほしい」と愚痴をこぼしたところ、なんと神様が現れて、魂を憑依させられてしまった。料理には誰かの想いがこもっていることを実感する、読んで心が温まる一冊。
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Posted by ブクログ
読み始めると、物語に出てくるチキン南蛮があまりにも美味しそうで、無性に食べたくなった。その描写だけで食欲をそそられる。
一つ一つの話が感動的で、職場で読んでいる間、涙を堪えながらページをめくった。
全体を通して心が温まり、ほっこりする作品。
人と人とのつながりの大切さを改めて感じさせられた。
Posted by ブクログ
構成が同じで、単調なのかなぁと思って、読み進めると最後はちょっと事件もあり、伏線が回収され、心温まる感動ストーリーだった!!
神様がフランクで可愛かったw
今度神社に行った時、あんな感じだったら面白いなぁ
しみじみする
料理の苦手な兄が神様に頼って成長する話なんですが…美味しそうでとても良かった!
みなそれぞれ物語があって泣ける話に仕上がってます。
Posted by ブクログ
料理をつくる工程の描写が、実に鮮明でイメージできる。だんだんと出会った人たちがつながっていく、一話完結物語。
付け合わせのキャベツ千切りは、なくてもいいけど、ないと寂しい、ありきたりなもの。そこに大葉と一緒に千切りにした付け合わせ。サッパリ食べれそう!
豚汁も野菜の甘みとか旨みがジワーッとでておいしそう!
続きが読みたい!
Posted by ブクログ
大切な人を失った時に後悔をしないように, そして
努力していれば自分が思っている以上に周りの人は見てくれていると思える小説
割といい歳をした兄弟の喧嘩や哲史の独り言の厨二病感ひ少し気が引ける部分はあるけど
けれど一章一章に出てくる人物とその背景, 伝えたいことを知った時はぐっとくる
これと言った特別なフレーズは無いけど
すんなりと心に響く, ほっこりする物語
Posted by ブクログ
妹と共に両親の遺した定食屋を継ぐことになった
主人公の哲史。
哲史は料理が出来ず、神社で愚痴をこぼす。
するの、この世に未練を残した人の魂を憑依されてしまう。
神様から、魂から料理を教わる代わりに、その魂が望む相手に料理を振る舞うことだった。
時江さんは息子へ、銀二さんは弟子へ、梅乃さんは義嫁へ、
ジルさんは彼女へ
変な投稿をされ、親父さんが助けてくれて。
思い出の味を繋ぐ、5編の物語。
めちゃくちゃ心温まりました。
最初は料理が出来るようになりたいって気持ちだったと思うけど、未練を残した人達の代わりに相手へ料理を提供して。
その人も救われただろうと思う。
次作も楽しみです!
Posted by ブクログ
美味しいものが出てくる話にはとにかく心が躍る。グルメ小説はもう出切った感があるけれど、まだまだニッチというのか、いろんな物語を作り出せるものですね。
本作は「成仏できずにいる料理上手の霊に体を貸すはめに陥った男」の話。両親が急逝して妹が継ぐと決めた定食屋を手伝い始めたものの、包丁を握ったことすらない。近所の神社で神頼みしてみればまさかの展開に。
息子に弟子に嫁などなど、この世に残してきた誰かに食べさせたい料理がある霊が男の体の中へ。それぞれの霊が出て行った後にまた元の男に戻るのではなく、料理や接客を学んで行く姿がいいなぁ。
Posted by ブクログ
著者の小説を読むのは本作が初めて。
この世に未練を残した魂が若き主人公に一時的に宿り、彼が振る舞う料理を通して、去りゆく魂とこれから定食屋として生きていく主人公の双方に感動をもたらす五つの物語が紡がれている。
Posted by ブクログ
なんとなく年末年始は簡単に読めて(いい意味で)暖かい話しが読みたいなと思い、前から気になっていたこの作品を読んだらとてもいい読書初めになりました。
Posted by ブクログ
最初は、主人公も軽いし、神様も簡単に現れすぎじゃない?と思ったけど、それぞれの章で主人公に助けられた人達が、最後、お店がピンチの時に、集まりお店を助けようとする所には感動した。亡くなった両親が、子供たちに憑依して2人に本当に大切なものは何なのか教え、子供たちの成長に安心して別れを伝える所には涙した。
Posted by ブクログ
ファンタジーみたいな設定ではありますが、戻らない幸せについて考えさせてくれるストーリーだと思います。
軽く読めますし、思わずほろりと泣けちゃいました。
失ってからじゃないと気づけない愛って世の中にはたくさんあって。この作品ではもう1回だけ、食事を通して故人と生者が心通わせるチャンスをもらえる話なのですが、実際にはこうは行かない人生なので感謝や愛は伝えておこうと思いました。
Posted by ブクログ
心が暖かくなり、思いを伝える大切さを教えてくれる小説。
「神様の定食屋」が面白いと聞いたので読みました。
設定が個人的に面白いです。
未練を残した魂を成仏させるために、定食屋を注ぐことになった哲史が魂に憑依されお互いに悩みを解消する。
全ての話が温かく小説の世界観が好きになりました。
個人的にはチキン南蛮の話が好きです。(食べ物も好きだから余計にです。)
人との繋がりの大切さも知れていい小説だと感じました。
Posted by ブクログ
両親が商っていた定食屋。
両親の突然の事故死により、兄妹が定食屋を継ぐことに。
不器用な兄と、しっかり者で頑張り屋の妹。
兄が神社の神様にお願いごとをしたことがきっかけで動き出す奇跡。
展開はありがちな気がしないでもないが、全章でほっとする暖かさに出会えた本。
こんな神様、いたらよいなー。。
ってか、「てしをや」に行ってみたい。
Posted by ブクログ
両親が2人で仲良く旅行に出かけ、乗ったバスの運転士が居眠り運転をして亡くなってしまい、兄と妹で両親のしていた定食屋を引き継ぐ事になり、料理に自信のない兄が近くの神社に夜遅くお参りに行くと、完全に成仏できない人の霊を貸して下さり、チキン南蛮や豚汁などを人前に出せる様になる物語です。
Posted by ブクログ
自炊のモチベが上がります!!
「料理」が題材の小説は読むのが初めてでした。文章だけでこんなに美味しそうな感じが伝わるんだ、と驚かされました。
主人公が神様に望むことで、身体に幽霊が乗り移り、その幽霊が食べさせたいと望んだお客さんに料理を振る舞っていく中で、色々あって…みたいなのが主なあらすじです。
幽霊とお客さんとの間にあるエピソードも心が暖まるものばかり。個人的には豚汁のエピソードが好きでした。
続編があるみたいなので、早速読みたいと思います。
わっ!
神様が集う定食屋、神様が営む定食屋、神様の国での定食屋….….題名から、想像していた、どの設定でもない、想像の斜め上を行く、神様が助ける(それも、願いに叶いそうな、成仏していない魂を、憑依させる事で、手助けをする)定食屋の話だった。初めは、面食らったけれど、読み進めるうちに、だんだんと面白くなってきた。
Posted by ブクログ
登場人物の言葉が吹き替えみたいに聞こえてくるようで、とても読みやすかった。
昔の時代劇みたいに、うるっとくるような展開。悪人はあまり出てこないけど、清々しい読後感でした。
Posted by ブクログ
いやぁ……
完全に飯テロですね
とりあえず、チキン南蛮が食べたくなります、というか作るか?っていう気持ちになります
だって、レシピはほぼ書いてあるのですから!
美味しいごはんが出てくる物語は、どれも心があったかくなる物語ばかり
だから、とても好きです
しかし、憑依するとか、設定はなかなか
美味しいご飯は人を救えると思う
でもそこに、ちゃんと気持ちを込めてないとだめですけどね
Posted by ブクログ
街の定食屋を営む夫婦が事故で他界。
残された子供兄弟。妹が突如として店を継ぐ宣言。
ブラック企業に社畜として日々を過ごしていた兄は、妹のためとあっさりと定職を定食屋やジョブチェンジ。
とは言いつつも、料理など全くしたことのない兄。
もはや、ここは神頼み。近場の神社で祈るやいなや。
神が降臨し、今生に願いを残した魂を憑依させ、兄の願いを一つ叶える...
と、ここだけ切り取ると実に怪しげだが
本書の帯にある通り感涙ものです
人とは誰からか信頼されることにこんなにも胸を打たれるのですね
凝った技巧ではなく、素朴な誰にでも起こり得る日常風景が沁み入ります
Posted by ブクログ
両親が脱サラして始めた定食屋を継ぐ妹とそれをアシストするため休職した元社畜の兄のお話。
とにかく食べ物の表現が美味しそうで!やってくるお客さんごとに1話ずつわかれているが、初めのチキン南蛮のお話で間違いなくチキン南蛮を食べたくなる。そして付け合わせの千切りキャベツは大葉を挟んで、ふわふわに。
タイトルにある通り、神様の粋な計らいによって様々な人と出会ったり、定食屋について無知な兄がたくさん学習したりする。
たかが卵かけご飯ひとつにしても、とにかく食べたくなる。美味しい小説です。
Posted by ブクログ
本の帯にも書いてありましたが、これは通勤途中には読めない!!泣きすぎて!!
最初のチキン南蛮の話ももう号泣。
次の天たまかけご飯も号泣。
具だくさん味噌汁も号泣。
これは泣きたい時、真っ白な優しさに触れたい時に読む本だなぁとしみじみ感じました。
気づかないところで、いつも自分は色んな人から支えられて生きることができているのだと思います。
感謝を伝えたいときに、『ありがとう』と素直に伝えないとなと感じました。
Posted by ブクログ
「神様が人と人を巡り会わせる」という設定は理解したものの、展開があまりに都合よく感じられた一冊だった。物語としてはかなり在り来りな構成である。しかし、登場する料理の描写はどれも魅力的で、読んでいるだけで食欲をそそられる。中でも、天たまかけご飯とから揚げの描写は特に印象的で、思わず自分でもすぐに食べてみたくなるほどだった。ストーリーの単調さを補って余りあるほど、食の描写が光っていた。
Posted by ブクログ
心があったかくなった
食べ物の描写がとても鮮明に書かれていて読んでるだけでお腹がすいた
誠実には誠実で返す姿勢がとても素敵だと思った
Posted by ブクログ
心がほっこりする話
ご飯を作る人にはそれぞれ食に込めた想いがあって、食べる側の人にも思い出として満たされていくのだなと思った。
ごはん作るの苦手だけど、ご飯作りたくなった。
Posted by ブクログ
PrimeReadingで無料だったので
飯テロですわ~おなか減っちゃうw
シリーズ化されてるみたいですね
おいしいご飯にちょっと泣ける話
王道だけどほっこり
人を思う気持ちがいっぱいで幸せな気持ちになれる本
Posted by ブクログ
ほっこりしたお話
読みやすく、短時間で読むことができた。
僕は、食べることが好きで、料理も好きで、外食に行くとお店の人にリスペクトを忘れないように接しているつもりである。
お店の人の考えていること、気遣いを知ることができた。
Posted by ブクログ
両親を事故で失った高坂哲史は、妹とともに定食屋「てしをや」を継ぐことに。
ところが料理ができない哲史は、妹に罵られてばかり。ふと立ち寄った神社で、
「いっそ誰かに体を乗っ取ってもらって、料理を教えてほしい」と愚痴をこぼしたところ、
なんと神様が現れて、魂を憑依させられてしまった。魂に料理を教わる代わりに、
その魂が望む相手に料理を振舞い、未練を解消してやってほしいということらしい。
母親から息子へ。店主から常連へ。姑から嫁へ、夫から妻へ――。
料理には誰かの想いがこもっていることを実感する、読んで心が温まる一冊。(紹介文より)
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設定は現実的ではなくリアリティにかけるけれど、人の死が関わる設定に弱い私は、どの編もほろりと泣いてしまった。
大切な人と死に別れてしまっても、そこから立ち直るきっかけになる定食屋。神様が出てくる時点でご都合主義なストーリーではあるけれど、暖かい気持ちになれる。
Posted by ブクログ
定食屋を営んでいた両親が事故で急逝。妹・志穂と共に定食屋の跡を継ぐ高坂哲史。まったくの素人である哲史が頼ったのは、ふと立ち寄った神社。そこで神様から料理上手だった人の魂を憑依させられてしまう。その魂から料理を教わるかわりに、魂の未練を解消することになる。連作短編形式で読みやすかった。