田村耕太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【感想】
タイトルではテーマがよく分からなかったが、要するに「ワークアウト」がテーマの本。
サラっと読めて、イイ気分転換になったかなレベルの本。
確かにビジネスマンたる者、きょうび鍛えていないとダメだろーなとは激しく同意。
ひょろっとしたガリ勉タイプは何か頼りないし、かといって脳筋の体育会系タイプも暑苦しくてウザイ。
どちらも兼ね備えた「文武両道タイプ」が、仕事相手としては印象や信頼度も高いのは頷ける。
しかし本書に関しては、はじめの数ページだけでおなか一杯になったというか、内容があまり伴っていなかったなと感じた。
主題の根拠として長々と書かれていたが、蛇足ばかりで・・・・笑
そもそも、「運動をすることで海馬の血流がよくなって云々・・・」というのに、科学的根拠はあるのか?!と思った。笑
(しかし、文中で紹介のあった「ミリタリー・エリート」はマジでカッコイイなと思った。)
ただ、やはりビジネスマンとしてこれから頑張っていく上で、ワークアウトもまた必須になる事には非常に同意!
日本ではいまだに「細マッチョ」のウケがすこぶる良いが、、、
そして米兵のようなガチガチのマッチョになんざなるつもりは毛頭ないが、、、
勉強ばかりではなくしっかりと肉体も鍛え、自分の内外をバランスよく向上させていこうと心から思った。
【内容まとめ】
1.日本のリーダー層は運動が足らず、コンディショニングが今ひとつ
運動不足で食事や心のケアへの配慮が不十分だから、疲れやすく勉強や仕事に行き詰まってしまう
2.アメリカのエリートは例外なく朝型!
早朝ワークアウトは脳にいい。
記憶を司る海馬の血流がよくなり、神経細胞が増える。それらの接点であるシナプスが繋がり、記憶力も頭の回転も良くなる。
脳と身体は連動している。
3.すべての鍵は「文武両道」。
勉強だけのガリ勉や、脳みそも筋肉の体育会系。
「武なき文、文なき武は共に真実の文ではなく、武でもない!」
それはセットになって初めて真価を放つもの。
4.「ミリタリー・エリート」
アフガニスタンやイラクなど、みんな極限状況を生き抜いてきており、リーダーシップや実戦がどういうものかを身をもって理解している。
高い点数やきれいなレジュメだけで入学してきた連中とは気合いが違う。
・仲間を見捨てないため、人望や人脈も築きやすい。
・大目標を立て、そこから逆算して中目標そして小目標と準備をし、目的が定まれば徹底してコツコツと歩みを進めていく。
・最後まで集中力が途切れず、誘惑にも負けない。
・体力がエグイ
【引用】
現在、日本の世界のリーダー像には大きな乖離がある。
かつて織田信長も宮本武蔵も、武道の達人であると同時に科学・戦略的思考・芸術に通じた人物であった。
世界でいえば、哲学者プラトンもレスリングのチャンピオンだったのだ。
日本のリーダー層は運動が足らず、コンディショニングが今ひとつなのだ。
運動不足で食事や心のケアへの配慮が不十分だから、疲れやすく勉強や仕事に行き詰まってしまうのである。
p7
・アメリカのエリートは例外なく朝型!
早朝ワークアウトは脳にいい。
記憶を司る海馬の血流がよくなり、神経細胞が増える。それらの接点であるシナプスが繋がり、記憶力も頭の回転も良くなる。
脳と身体は連動しているのだ。
肉体を鍛えることと脳を鍛えることは、切っても切り離せない!!
p24
・すべての鍵は「文武両道」にある。
勉強だけのガリ勉や、脳みそも筋肉の体育会系。
「武なき文、文なき武は共に真実の文ではなく、武でもない!」
それはセットになって初めて真価を放つもの。
p30
・ミリタリーエリート
アフガニスタンやイラクなど、みんな極限状況を生き抜いてきており、リーダーシップや実戦がどういうものかを身をもって理解している。
高い点数やきれいなレジュメだけで入学してきた連中とは気合いが違う。
そんな軍隊出身者の魅力は「仲間を見捨てないこと。」
落ちこぼれ寸前の仲間に、自分の睡眠時間を削って勉強を教え、救い出す。
p31
ミリタリーエリートは「地頭」もいい。
大目標を立て、そこから逆算して中目標そして小目標と準備をし、目的が定まれば徹底してコツコツと歩みを進めていく。
最後まで集中力が途切れず、誘惑にも負けない。
仲間にも協力を惜しまないので、人望や人脈も築きやすい。
加えて、体力。
数日間徹夜が続いても平気なくらい鍛えられている。
p83
・知能を良くしようと思ったら、やはり運動すべき
脳の燃費の悪さと相まって、大量の血液と酸素を脳に送る機能が必要になる。
この機能が高いほど、燃費の悪い脳を効率よく使えるのだ。
運動すると、燃費の悪い脳にグルコースと酸素を大量に送ることが可能になり、神経細胞が増え、海馬の動きも活発になり、論理的な思考能力や記憶力が高まる! -
Posted by ブクログ
●Plan for the worst, hope for the best ~最悪を想定して準備に励む。そして最大限の準備をした上で最善を期待する~
準備の鉄則は最悪を想定すること。最悪を想定することはネガティブ思考ではない。実は最悪を想定することこそがポジティブ思考の原点だと思う。ただし、それには最悪を想定して準備することが絶対条件だ。準備のないポジティブ思考は単なる思考停止の蛮勇である。最悪を想定して準備していれば、最悪の事態が起きてもショックは少ないし、手は打ってあるので最悪にはならない。準備のおかげで最悪を回避できれば自信にもなる。最悪の想定は悲観主義とは違う。
財政破たん、人口の減少と高齢化、企業の空洞化、隣国との領土問題の悪化、日米同盟の変化、次なる大地震・・・最悪の事態を想定する。そうならないようにしっかり準備する。あらゆる準備をしたら、そこからは最善を願いながら行動を起こす。
●自らを高めていく必要がある
今の日本国内の教育インフラでは、世界で戦える人材を育成することはできない。日本の受験戦争をいかに勝ち抜いても、残念ながら世界では高い評価を受けることはできない。日本の教育のシステムの中にいては、いつまでたってもグローバル人材にはなれないのだ。日本の教育の犠牲者にならないためには、常に目線を高くして、知識やスキルを、自分を追い込んで詰め込み、世界で戦う準備に励んでいくしかないのだ。自らを追い込み、追い込み、そして高めていこう。
●どんどん失敗をしておけ!
シリコンバレーには「失敗コンファレンス」なる失敗自慢会議がある。名立たる企業家たちが、今までに犯した数多くの失敗を皆の前で自慢するのだ。「失敗に対する恐怖こそが挑戦の敵」で「挑戦のない世界に前進はない」とするのがシリコンバレーの哲学だ。
驚くかもしれないが、明治から大正にかけての日本経済は、現在のニューヨークとシリコンバレーのハイブリッドのように、流動的でチャレンジングな社会だった。ベンチャーがどんどん育ち、年功序列などない実力主義で人々は会社を移動し、会社の買収や合併も盛んで、今のアメリカの経済に近かったのだ。現在も、こうした時代のように「失敗を恐れない」風土をつくっていかなければならない。
●人脈づくりはギブギブギブから始めよ
自分の1.5~2倍の人と付き合う -
Posted by ブクログ
●2013年、ハーバード大学への入学願書は前年の15%を上回る3万5000通以上が集まった。4年前から50%以上も増えている。名門校への願書はアメリカ国内から送られる分も増えているが、それより増加率が高いのは、海外から来る分だ。
●リー・クアンユー氏が指摘する、日本停滞の理由・・・組織の命運は、優れた指導者を生み出す仕組みがあるか否かにかかっている。これは国家でも企業でも、昔から当たり前のことだが、その重みは近年、ますます増している。
●アメリカの学生の膨大な読書量・・・アメリカ企業の経営陣が、アメリカの大学教育を受けた人材を評価しているポイントは①圧倒的な読書量、②その読書で得た豊富な知識を背景にした仮説検証訓練、③リーダーシップ(自己と他者を管理する能力)
読書とは、自分から能動的に知識を獲得しに行く行動である。大学では、その行動をとる「癖」をみっちりたたき込まれる。学生が読まされる量たるや半端ではない。大学や専攻によって差はあるが、エールやハーバードの教員や学部生によると、1回の授業の予習量は100ページを超えるという。ただしこれは、他の科目の予習があることも勘案すれば、英語のネイティブの学生でも完全読破は無理なレベルだ。最初、最後、真ん中を斜め読みして、テキストの全体を大まかに把握させるための訓練なのかもしれない。
●東大ブランドに国際的な価値はない
外国人学生は手厳しく語る。
「東京大学とレジュメに書いても(日本以外の国では)就職のインパクトになりません」
東大から海外に留学している学生も自虐的に言う。
「このままでは東大は国内だけで『名門だ』と威張っている平壌大学みたいな学校になってしまいますよ」
●5歳の子どもをスイスに留学させた日本人夫妻の英断
報道によれば、日本の若者たちは近年内向きになたっというが事実をきちんとみれば、正しくは「グローバル化への対応を早める若者と、内向き志向を強める若者に二極分化している」というのが実態だと私は考えている。
ある医師夫婦は低年齢での留学を考える際にこう語った。「まず、子供たちが25歳になったときの世界を想像し、そこから逆算して、受けさせる教育を考えました」
「5~6歳では子供がかわいすぎて手放せない」という意見に対しては「正直、子供たちをスイスに連れていって親だけで帰ってくるときはとても辛かった。でも今振り返ると結果的にはよい選択だった。子供たちは幼少時にボーディングスクール留学をすませたおかげで、セルフコントロールができるようになり、後がとても育てやすかったんです。幼少期に留学をすませておいて10代の子を手放すなんて無理ですよ。今、娘たちと暮らす生活をフルに謳歌しています。我が家にとっては『まずボーディングスクールありき』で我が家は正解だった。」
●激変の時代、世界で戦うために何を学ぶべきか
「激変の時代に求められる」とは、「グローバル化とテクノロジーの進化に拍車がかかる時代に対応できる」という意味だ。大きく速い変化が続けて起こり、国と国がますますつながりを強めていく今後、多様な価値観や情報を知った上で、精度の高い決断ができる人材が必要になる。
「英国における重要な課題は3つあります。それは教育、教育、そして教育であります。」byトニー・ブレア(1997年)
日本が直面している課題も、まさに同じである。教育を変えずして、日本の再生はない。