【感想・ネタバレ】君に、世界との戦い方を教えよう 「グローバルの覇者をめざす教育」の最前線からのレビュー

あらすじ

ハーバード、エールからスイスの幼児向けスクールまで、「グローバルで勝つこと」をめざす教育はどう行われているのか。そこで成功した日本人は何が違うのか。どうすれば「3時間睡眠で頑張る」各国の人材と戦えるのか。政治家・ビジネスマン・研究者として、常に世界の第一線で戦い続けてきた著者が、海外と日本の教育最新事情を紹介しつつ、「日本の若者にはグローバルで戦える素晴らしいポテンシャルがある」と熱く呼びかける。

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Posted by ブクログ

世界に通用する、教育に関する本。

改めて、自分が子どもを持った時の
教育について考えさせられた。

今の日本教育…
自分たちが親世代のときには、
自分たちよりも下の世代の人が、自分の子どもの担任になったり、
一方でグローバルを知らない世代の人達が、
担任になったりする可能性がある。

そう考えると
別に世界に通用するようにしたい、という訳ではないが、
子どもは大人の背中を見て育つ、個性ある子どもにしたいから、
個性ある…多くの世界を見てきた人が先生だったらいいな、と思った。

子どもの教育…
これからの課題。

一方で、僕自身にもまだまだ教育は必要なんだなと思い知らされた。

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2013年05月14日

Posted by ブクログ

世界の教育について紹介。我が子の教育について考えさせられた。引用されているインド式教育やスイスのボーディングスクール、米国アイビーリーグの話はとても面白い。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

世界の教育に焦点を置いた本。小学校や高校での留学も書かれており、前2作に比べて、裾野が広い。「声を出すこと」への課題については、考えさせられた。

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2014年05月11日

Posted by ブクログ

世界が目まぐるしく変化する中にあって、ビジネス・教育の観点から今世界で何が起こっているのかを本書からは知ることができる。

世界の多くの優秀な20代、30代が世界のとりわけアメリカの大学の門戸を目指す一方で、こと初等教育に限って言えば、アメリカではなくインドやスイスといった理数系や環境を重視し、行き先を考えるケースが見受けられる。日本においても、高校を卒業し海外の大学を目指す人も増えてきたし、留学や交流を通じて文化や民族性を改めて考え直し、自分の成長の糧にするケースも珍しいものではなくなった。

本書を読み終わって、自分自身が世界との距離を否が応でも考えさせられたし、またそのために先を見据え今何をしなくてはいけないのかも明白になった。寸暇を惜しんで自国の為自分の為勉学に励む多くのライバルが脳裏をよぎる中、自分も周りの環境に流されることなく明日につながる行動を、今日この瞬間からとっていく次第である。

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2013年08月18日

Posted by ブクログ

タムコーさん今回も松岡さんに劣らず熱い
学生をとうの昔に卒業した自分としては、内容よりもその熱気に感化されるね

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2013年07月05日

Posted by ブクログ

日本を再生するためには、教育を再生しないといけないという熱い思いの本でした。共感できる部分も多く、もっと他国の教育について知りたくなる先進的な本です。

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2013年04月24日

Posted by ブクログ

最新のエリート教育について垣間見れた。
均質性をもって、和を重んじるこれまでの日本人の考え方では、変化の多いこれからの世界を歩んで行くには厳しい。本書では具体的なアクションについては言及していないし、参考になるのは中高生くらい。じゃあ、どうするか?エリートと差別化を図るためにはまったく新しい戦略が必要。東大EMPなどの取り組みも面白いが、個人に必要なのは日本人としての強みを活かす事と思料。

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2013年04月13日

Posted by ブクログ

●2013年、ハーバード大学への入学願書は前年の15%を上回る3万5000通以上が集まった。4年前から50%以上も増えている。名門校への願書はアメリカ国内から送られる分も増えているが、それより増加率が高いのは、海外から来る分だ。

●リー・クアンユー氏が指摘する、日本停滞の理由・・・組織の命運は、優れた指導者を生み出す仕組みがあるか否かにかかっている。これは国家でも企業でも、昔から当たり前のことだが、その重みは近年、ますます増している。

●アメリカの学生の膨大な読書量・・・アメリカ企業の経営陣が、アメリカの大学教育を受けた人材を評価しているポイントは①圧倒的な読書量、②その読書で得た豊富な知識を背景にした仮説検証訓練、③リーダーシップ(自己と他者を管理する能力)
読書とは、自分から能動的に知識を獲得しに行く行動である。大学では、その行動をとる「癖」をみっちりたたき込まれる。学生が読まされる量たるや半端ではない。大学や専攻によって差はあるが、エールやハーバードの教員や学部生によると、1回の授業の予習量は100ページを超えるという。ただしこれは、他の科目の予習があることも勘案すれば、英語のネイティブの学生でも完全読破は無理なレベルだ。最初、最後、真ん中を斜め読みして、テキストの全体を大まかに把握させるための訓練なのかもしれない。

●東大ブランドに国際的な価値はない
外国人学生は手厳しく語る。
「東京大学とレジュメに書いても(日本以外の国では)就職のインパクトになりません」
東大から海外に留学している学生も自虐的に言う。
「このままでは東大は国内だけで『名門だ』と威張っている平壌大学みたいな学校になってしまいますよ」

●5歳の子どもをスイスに留学させた日本人夫妻の英断
報道によれば、日本の若者たちは近年内向きになたっというが事実をきちんとみれば、正しくは「グローバル化への対応を早める若者と、内向き志向を強める若者に二極分化している」というのが実態だと私は考えている。
ある医師夫婦は低年齢での留学を考える際にこう語った。「まず、子供たちが25歳になったときの世界を想像し、そこから逆算して、受けさせる教育を考えました」
「5~6歳では子供がかわいすぎて手放せない」という意見に対しては「正直、子供たちをスイスに連れていって親だけで帰ってくるときはとても辛かった。でも今振り返ると結果的にはよい選択だった。子供たちは幼少時にボーディングスクール留学をすませたおかげで、セルフコントロールができるようになり、後がとても育てやすかったんです。幼少期に留学をすませておいて10代の子を手放すなんて無理ですよ。今、娘たちと暮らす生活をフルに謳歌しています。我が家にとっては『まずボーディングスクールありき』で我が家は正解だった。」

●激変の時代、世界で戦うために何を学ぶべきか
「激変の時代に求められる」とは、「グローバル化とテクノロジーの進化に拍車がかかる時代に対応できる」という意味だ。大きく速い変化が続けて起こり、国と国がますますつながりを強めていく今後、多様な価値観や情報を知った上で、精度の高い決断ができる人材が必要になる。
「英国における重要な課題は3つあります。それは教育、教育、そして教育であります。」byトニー・ブレア(1997年)
日本が直面している課題も、まさに同じである。教育を変えずして、日本の再生はない。

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2014年12月30日

Posted by ブクログ

自分の息子には、GIISとスイスのボーディングスクールにいかせたい。

現状で、英語を話す人口はインドがアメリカの2倍、10年後は10倍か。
10年以内に、インドで仕事したい。

MBAいくかまだまだ悩むな。はやく大学を卒業しなてくは。

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2013年07月11日

Posted by ブクログ

世界の最先端の大学教育を知るというのは、とても刺激的だし、いいことだと思う。ただ、それを知って自分はどうするのか?ということの方が重要だ。同じ道を追ってもいいし、逆ばりで違う道を目指すのもよかろう。そんな自分の将来に向けてのヒントを探す書籍だと思う。

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2013年04月28日

Posted by ブクログ

アメリカの高等教育の魅力、世界中の優秀な人材と切磋琢磨、リーダーシップ教育。シンガポールやインドも、世界で勝つための教育をしている。

高等教育が強みを持ち、世界中から人材を集められれば、世界への影響力も大きくなる。すごい戦略だ。

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2013年09月15日

Posted by ブクログ

上には上がいる。
そ~いった人たちが、何をしているのか、どーやって自分を高めているのかがざっくり分かる本。
現状維持に満足しているようじゃダメ。
今自分が置かれている環境に満足せずに更なる上を目指したいと思う。

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2013年04月09日

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