田村耕太郎のレビュー一覧
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ネタバレ①本書で想定するアホとはどんな人物だろうか?
それはあなたがわざわざ戦ったり、悩んだりする価値のない人物であり、
つっかかってくる相手の深層心理ではあなたのことが好きな可能性もあるので要注意だ。
②成功する人の特徴は「自分を見失わない」ことで、失敗する人の特徴は「自分を見失う」ことにある。自分を見失わせるのが無駄なプライドである。
妙なプライドを断ち切るには、常に等身大の自分を冷静に見つめ、そこから遊離せず、目標に集中すること。本当に戦うべきは要らぬプライドを持った自分である。
本当に自分のやりたいことにフォーカスすれば、アホにでも頭は下げられる。
③「死ぬ瞬間の後悔」のトップは
「他人の期待 -
Posted by ブクログ
元衆議院議員で、現在はシンクタンクのフェローを務める著者による仕事論の本。
本書のテーマは「アホ」といかに戦わないか?にウェイトが置かれている。
本書で言う「アホ」とは、無能だがプライドが高く、あなた(読み手)の足を引っ張る、暇を持て余した人たちを指す。
人生という限られた貴重なリソースを「アホ」との戦いに費やすのではなく、どうせ戦うのであれば「アップサイド」がある(相手にして得るものがある)ライバルと戦うべき、というのが著者の主張になっている。
たしかにどの世界にもアホはいる。
そこそこちゃんとした大企業にも、無能なのに、いや無能であるが故に、有能な人の足を引っ張ることに喜びを見出して -
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「ズルい」「めんどくさい」「足を引っ張る」などの行為をしてくる『アホ』に対してムダに心を乱されないように、また、『アホ』に狙われないようにする為に、そして、自身が『アホ』にならないように気を付けよう、という処世術が書かれている。
著者も以前は『アホ』と正面切ってやりあっていたとのことだが、『アホ』を正面から相手にせず、「『アホ』はどこにでもいる。しょうがない」の境地に至るように、「心が安定しており、自身の機嫌が良ければ『アホ』は気にならない」と、自身の心持ちをどうするかが重要と論じている。
『アホ』は「過剰に失敗に厳しい」「目立つ人、意見のある人の足を引っ張る」「視野が狭く、硬直的」という -
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ネタバレ自分の時間を無に帰すアホとの接し方について書かれていました。
振り返ると公私ともに自分の周りにはアホが多く、そのために時間を咲いていると思うとバカバカしく感じます。自分を律し、人間関係を整理していきたいですね。
・自分の身の丈にあった行動をする。「等身大の自分」を見極め、妙なプライドや自信は捨てる。
・アホな人間の力(権力)が強かったら一旦は大人しくやられたフリをする。その力を利用して、こちらのメリットにしてしまう方が生産的。(大して権力のない勘違いのアホは叩き潰す)
・メンツは不要。感情的にならず目的を見失わない。
・相手の意に反するようなリアクションを起こす前に一旦は受け止め、相手の考え -
Posted by ブクログ
職場のアイツ 絵を見たり、俳句を作ったり、自転車に乗ったり、海を見たり、子どもと遊んだり、妻と買い物に出かけたり。有意義でかけがえのない幸せな時間を知っているのに、一人のアホのせいで全てが台無しに。
何をしていてもアホのことで頭がいっぱいで楽しいことに没頭できず、集中することが出来ない。そんなこと自分が考えてるだから辞めればいいのに辞められない。
アホと戦うことが本当に無駄なことだと、心の底から理解していない、体現出来ていないから、辞められないのだと思っています。逃げずに受け流していけるようにしていきたいです。
・嫌な相手にこそやられたフリ
嫌いオーラは相手に伝わっている。そんな人間が