吉田悠軌のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『おーいおーいのおじさん』が読みたくて取り寄せして購入。
怖いと思ったのが『第六天の森』の写真。これ最初見たとき、ヒトガタみたいのが写ってたのに消えました。
『伝言メモ』読んでいるときに川奈まり子先生のXで伝言メモに変な録音が入っていたのをあげてはって、まじでびびったりしました。
『下水道』のはなしがめっちゃ好きで、業界怪談でもやってたはなし。村上春樹の小説に出てくるやみくろみたいで、あっちの世界からやってくるモノのはなし。
下水道に潜むモノは日本のどこにいてもつながっているとか考えたら怖い。
『おーいおーいのおじさん』のはなしは似たはなしとかけっこう読んでいて、その類似みたいのも面白い。
宇宙人が実は侵略してきているとか。
梅田で自分の母親そっくりだけどちょっと違う変な顔の動きをする異世界からの侵略者とか。
世界には絶対普通じゃないことがたくさんあるけど普通の人は感じ取れないんやと思う。
少しの接点できっと見えるようになるんやけど、そうなったらホンモノはヤバいから怖がられせて退けているのかなーと思ったりしてます。
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Posted by ブクログ
帯に「知ってしまったこの恐怖は、誰かに伝えるしかない」と書かれていたので、伝染系の話かなと躊躇しましたが、「はじめに」にあるように「誰かの怪談を聞いたという体験談もまた、怪談そのもの」と捉えて、「怪談を聞いたという体験を語っている怪談ならではの奇妙なうねり」を楽しむ一冊のようです。怪談実話系だと、どれも著者が「聞いた話」となると思うが、この本は、著者が聞いている体験者や情報提供者も誰かから話を聞いているか、ある情報を聞いていたりする。つまり人から聞かされて怪談となっている話が収録された一冊です。
個人的に印象に残った話は、意外な登場に驚く「イケメン」、怪談なのかわからないが不気味さの残る「チーズと赤ワイン」、著者吉田悠軌氏の考察が光る「小野小町」「鹿島大明神」の連作、オシャレな怪談「廃盤タバコ」、表題作である「怖い話を聞かされた」。
最後に「怖い話を聞かされた」という話を持ってくることで、収録されたすべて怪談のオチにもなっているし、著者の情報提供者である友人への弔いの気持ちが感じられました。 -
Posted by ブクログ
いわゆるネット怪談で流行した物語は、古典怪談の変調物という気はしていましたが、まさしくその答え合わせかのように思えました。
渋谷怪談。以前同タイトルの本を読み、コインロッカーベイビーと何か他の呪物系怪談が混じったもののように思えましたが、派生系がごまんとある事に驚きました(パクリということではない。怪談とはそうやって派生し波及していくものです)。
現代でのJホラーには怪談により一層「日常」を取り入れた物が多くなっています。代表的なのが『リング』『着信あり』『呪怨』『ぼぎわんが、来る』『近畿地方のある場所について』の5つを挙げます。
1 リング
言わずと知れた、Jホラーの火付け役的な作品。VHSに念写した死を呼び込む映像が、見た人を7日後に呪い殺すというもの。派生作品も多く、明らかにホラー映画業界に大きな影響を与えた。テレビやVHSという、オカルトから遠い物体と怪異を混ぜ込む手法によって、ホラーの可能性を広げたと言える。
2 着信あり
死の着信を受けると指定された時間(着信のあった時間)にかならず死ぬというもの。当時流行から生活必需品となった携帯電話と怪異を混ぜ込んだことと、チェーンメールが流行したこともあって、派生作品も多く作られた。
3 呪怨
呪いの家という、旧来からあるコンセプトであるが、唯一違う点が『神出鬼没』ということ。家に上がり込むと呪いが発動し、呪われた人はランダムで伽耶子の気まぐれで殺される。寝室のベッドの中でもお構いなし。呪われた家の中で殺されるのではなく、日常の中で執行される油断できない怖さを広めました。
4 ぼぎわんが、来る
まさしく、『呪怨』における神出鬼没を絵に描いたような怪異ですが、この作品の凄さは、呪われた人たちがおおむね「人として変」であるということ。怪異譚でありながら『にん』の部分を見せることで、日常の中で自分を客観視できないブロガーやインフルエンサーをネタにした部分が、非常に現代的に皮肉ってる作品です。
5 近畿地方のある場所について
これまでのホラーブームの変遷をすべて踏襲した作品と言える。人を呪わざるを得ない状況、身を守るための犠牲、神出鬼没、登場人物がみんな馬鹿、そして解いてはいけない呪いの根源。膨大な祈りや呪いによって神格化された無名の怪異という名の思い込みを前に、人は無力であるという皮肉も込められています。
派生作品の元となった作品はほとんど古典作品であり、それに現代的なエッセンスを加えたと言えます。
ホラー作品が好きな人たちはぜひ読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
怖すぎ!!
ゾクゾクゾワゾワ!!
私も実は昔、似たような体験が…と思い出して、
ナビに従って遠方からの帰宅途中、あきらかにこのまま進んだら戻れなくなりそうな山奥に連れていかれそうになりました!既に暗くなりそうな時間帯ということもあり、ここで、この道行くとヤバイ!と直感して自分の感覚を信じて軌道修正したことありました。
正確には覚えていませんが、国道1号線のすぐ近くだった気がします。なんとなく似たような道だった記憶があり、読んでて背筋が凍りました。
ご当地ホラーは、土地勘があるのと相まって
怖すぎました(若干トラウマ級になります。)
地元の方などは覚悟して読んで! -
購入済み
よくできてる!
話の作り方が頭がいいし、何より怖い。絵も、普通のきれいめなタッチと、お化けの怖いタッチのギャップが読んでてゾクっとくる!
怖い思いをするために怖い話読む人にこそこれおすすめしたい。