【感想・ネタバレ】怪事件奇聞録のレビュー

あらすじ

怪異体験と社会的事件――新たな切り口で迫る怖い話!

「この怪談を語るたび、必ず悪いことが起こるから」
初めて明かされる絶対禁忌の体験談
(収録話「話してはいけない話を話したこと」より)


・帰宅途中の道に現れるという黒いロングヘアの白い女。調査により明らかになる、とある事件との関係「S坂の怪」
・付き合っていた女性とその子供たち、一緒に暮らしはじめるが不穏なことが…「新しい家族」
・ラジオ番組を録音したはずが聞こえるのは阿鼻叫喚「カセットテープ」
・聞いた人ではなく話をした人に悪いことが起きると、頑なに口を閉ざす男。その話とは? 男の顛末は? 「話してはいけない話を話したこと」など。
実際の事件や事故にまつわる怪異、そしてあくまでも個人が体験した一回性の怪異――誰かが体験して話し、誰かが聞くことで怪談が生まれる。その現場を目撃せよ!

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Posted by ブクログ

吉田悠軌さんの実話怪談はレポート的な面白さがあると思ってて、それは吉田悠軌さんのなかで作品が熟れてる感じというかそこが、また面白さなのかなーって思う。
一番面白かったのは『スーパー林道』と『甘い果実には甘い果実を1,2』で『スーパー林道』は山に棲むモノのはなしすぎて好みだった。蹄の跡ってもののけ姫でしょこれってなる。『甘い果実には甘い果実を』はある意味で吸血鬼のはなしと思った。そこが堪らなく好きだけど怖すぎる。それから、どれか読んだことあるはなしだったわけで全く覚えてないのがもっと怖い笑

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2024年09月30日

Posted by ブクログ

初めてこういった形の怪談本を読んだ。
やっぱり本で読むより、語りを聞く方がいいなぁと思った。
電車に乗ってる時にスマホでスキマ時間で読むにはちょうどよかった。
最後の話は不安になった。
こういう話を取材して集めていくのすごいなぁと思う。

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2025年10月11日

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