吉田悠軌のレビュー一覧

  • 実話怪談 牛首村

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    実話怪談だけではなく、ルポルタージュも載っています。
    吉田悠軌『坪野鉱泉怪談紀行』を興味深く読みました。日本海側はあまり知らないのです。
    実話怪談牛首村のなかで気に入ったはなし。
    『禍地』『何も無い場所。』『はしらげの立つ村』あと最後の『山の中で』はちょっと怖すぎました。

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    2022年03月09日
  • 実話怪談 牛首村

    購入済み

    怪談よりも

    前半は実話怪談ではなく、本書の白眉というべきドキュメンタリーで話が進む。事故か殺人か判然としない事件を追ったものだが、分からないものは分からないと無理に結末をつけていない点は良かった。後半は実話怪談であるが、共通しているのは、遊び半分で安易に心霊スポットに行ってはいけない、と言う戒めである。

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    2022年01月25日
  • 一行怪談

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    想像力を掻き立てる作品。
    一行からなる物語なので、その前後に何があったのか、自分で補填するのも面白い。

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    2020年05月23日
  • 一行怪談

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    ネタバレ

    怪談とあるが、怪談の枠を超えたシュールな世界観もあり、一行一行が悪夢の夢日記のように続いていく。
    なかなか引き込まれる内容で、この一行の書き出しで始まる物語の続きを読みたいと思っても物語はそこで完結してしまう、という感じだった。
    一行でどれだけ不気味に、ゾッとできるかという大喜利みたく、また読み返すかもしれない内容で何とも言えない余韻がある。

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    2020年03月23日
  • 一行怪談

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    怪談サークル『とうもろこしの会』の吉田悠軌会長が、『とうもろこしの会』から2012年と2016年に同人誌として販売したものを、2017年PHP研究所から一般流通したもの。

    タイトルは『一行怪談』ですが、読んでみると「一行」ではなくて「一文」でしたね。
    1ページ毎の中央に、一文が置かれていて、まるで自己啓発的な名言集のような体裁です。
    内容は、怪談らしい怪談もあり、読む人が怪談だと思えば怪談なのもあり、怪談じゃなくてポエムじゃないかというものもあり、という感じ。
    ポエムではないものは、長い怪談の始まりの一文のようでもあるし、長い怪談の一番盛り上がる直前の一文のようでもあり、という感じがしました

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    2020年01月17日
  • 一行怪談

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    怪談ゆえぞっとする話が多いのだけれど、SFやブラックユーモアの類も相当に含まれている。
    曖昧な想像による怖さと具体的な表現による怖さが適度にあらわれ、心地よかった。

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    2019年11月12日
  • ムー実話怪談「恐」選集

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    実話投稿形式のホラー話約70話。怪異の原因などわからずただただ不条理なところが、実話っぽく怖さを醸し出している。これだけの数でこられると、ただのお話、と割り切って自分は大丈夫…と強がる気持ちが崩されそうで心配。

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    2018年08月02日
  • 一行怪談

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    たしかにゾクっとさせられる話がある。
    それ以上に、幻想的な世界、奇妙な世界、
    それとパロディ、ユーモア作のような
    クスリとさせられる話がある。
    それらが凄いのは、たった一言、一瞬で
    その世界、オチに突き落とされるスピード感、瞬発力。
    大喜利、ipponグランプリに通じるような。

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    2018年07月31日
  • 禁足地帯の歩き方

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    筆者の知り合いの方が
    とりつかれたように 人形や オシラサマなどの
    呪われたアイテムを集めまくっているのにも
    ぞーーーっとしました
    なにかに 操られているって怖いですね

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    2018年06月24日
  • 一行怪談

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    ネタバレ

    ダ・ヴィンチを読んで気になり購入。

    確かに、ゾッとするような。俳句?詩集のような趣が。
    一瞬だけど、絵柄が頭の中に浮かぶとイヤだよね~。

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    2017年07月17日
  • 京王沿線怪談

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    怪談自体はあまり怖くないけど、京王線沿いが生活圏なので身近に感じてそれなりに面白かった。
    作中で紹介されていた「八王子怪談」もいつか読んでみたい。

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    2025年12月27日
  • 現代怪談考

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    現代怪談とあるけれど内容はかなり限定されていてちょっと物足りず。口裂け女とかカシマさんとかをベースに子殺し母について書かれているが結構無理矢理感を感じずにはいられなかった。でもこういうのついつい読んでしまう。

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    2025年12月25日
  • 教養としての名作怪談 日本書紀から小泉八雲まで

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    怪談部分というより、教養部分がおもしろかった。
    古典文学がもともと好きなので、原文・原書も読んでみたい。怪談として楽しみたい人には物足りないかもしれないけど。

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    2025年11月29日
  • よみがえる「学校の怪談」

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    今は学校の在り方も変わってきているから怪談もなくなりつつあるんだなぁと思いながらも怪談話自体は盛り上がりを見せてきているのが不思議。新しい怪談は出てきそうだけど学校の怪談はどうだろう。

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    2025年11月27日
  • 実話怪談 牛首村

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    ネタバレ

    吉田悠軌氏による坪野鉱泉怪談紀行と、前作樹海村に続いて栗原亨氏の坪野鉱泉ホテル探訪ルポに廃村の歩き方など更に読み応えあり。

    狭い日本であっても廃村がたくさん存在している。
    茨城県の生活の痕跡が異常に残る村とかいったい何があったのだろうか。

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    2025年11月01日
  • 【電子特典付き】ジャパン・ホラーの現在地

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    自分はホラー小説や漫画が好きなんだなと気づかせてくれた一冊。
    実話怪談とかテレビ番組がそんなに面白くないけど好きな人もいるし、思った以上に盛り上がってたんだとちょっとびっくり。知らないワード多めだったので補足してくれたら嬉しかった。
    一番良かったのは最後にうぐいす祥子さんの話が出てきたこと。テンション上がった笑

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    2025年10月15日
  • 教養としての名作怪談 日本書紀から小泉八雲まで

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    意外と知らない古典が出てきて面白い。小学生の時はやった怪談とかもはいるのかと思った。
    首相官邸や小泉八雲の自身の怪談とかは初めて知った。不条理極まりないのかいいよね。

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    2025年10月14日
  • 怪事件奇聞録

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    初めてこういった形の怪談本を読んだ。
    やっぱり本で読むより、語りを聞く方がいいなぁと思った。
    電車に乗ってる時にスマホでスキマ時間で読むにはちょうどよかった。
    最後の話は不安になった。
    こういう話を取材して集めていくのすごいなぁと思う。

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    2025年10月11日
  • 一行怪談(二)

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    まるっきり怪談咄でもなく、SF、不可解な出来事、
    不穏を煽る散文詩のような文体。
    怪談もののジャンルなんだけど、不思議な魅力のある文章に引き込まれ、一気に読めた^_^
    もう一冊も買ってしまおう!

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    2025年10月01日
  • よみがえる「学校の怪談」

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    怪談について深掘りするのって野暮なんだなあと思った。不思議なことは不思議のままにしておかないと楽しめなくなってしまう。
    学校の怪談5の公開を長年待ち望んできたが、解説を読めば読むほど、新しいものを見ることは期待出来ないんだろうなと暗い気持ちになった。
    自分が子どもだった90年代と現代の子どもたちを取り巻く環境や空気感というものは全然違うのだろうか。世界から神秘性がどんどん失われ、学校の怪談みたいなものが楽しめなくなっていく社会を寂しく思う。

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    2025年09月20日