雨瀬シオリのレビュー一覧
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久坂
やはりこの巻では久坂玄瑞とのやりとりがハイライトだろうか。
本作の松陰先生、高柳先生と似た雰囲気なのだけど、内から
凄く熱いものが溢れ出るあたりは違うみたい。 -
購入済み
なんと!
妖艶とまでは言わないにしても、なんとも独特の松陰先生。
これまで読んだことのある漫画作品ではみられたちょっと行き過ぎるところのある
のが強調されていてその魅力はわかりにくかったが、こういう風に描かれると
人が集まった理由もわかる気がする。 -
購入済み
欲求…言葉にする。
人として生きていくこと。生理的欲求が満たされて身体は成長する。家族や友達や先輩(先達として生きている様々な人々…教師や上級生、職場の上司や同僚、近所の長老等々)後輩らによって社会的に成長する。そして心の成長。幼少期から青年、熟年を経て壮年、老年に至るまで精神的欲求は計り知れない。満たされない欲求を言葉にする。言葉として書き連ねる。ふりかえる。見つめ直す。…高柳先生の教えはさらりとしてずしりと響く。
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ネタバレ名前だけ聞いたことはあるけどよく知らなかった久坂玄瑞。
こういう流れでしたか長州藩。
『無尽』では支離滅裂だった長州の動きは(分かったところで支離滅裂ではあるのだけれど)バラバラに暴走した末路だったのだな。
究極「正しさ」は確定できないから「何を信じ何に命をかけるか」にしかたどり着けない。
かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂
どの時代もどの場所もそうやって生き続けるしかないんでしょう?松陰先生。
今ある戦争もきっと、内実はそうなんでしょう?
確かにブレない様は美しい。打算の入り込む余地のない、傍から見れば狂った様は、清々しいほど。
だけど、とても、罪深い。 -
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何はなくとも。
対話型かぁ。まあるくイス寄せ合って座って、先生も教壇から離れて同じ目線で…やわらかい感じでいいですね。討論会とは違う和やかな雰囲気。だれかれ問わずにひとつのテーマを脱線しながら引き戻しながら探究する。こんな世界をつくりあげる先生と未来を模索するくもりなき心のいまどきの生徒達。学園ドラマ…青年群像…何はなくともアツい時代です。
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ネタバレ 購入済み
ボランティア
ボランティア、無償の愛、が現代の価値観には合わないという生徒の話。
この話では夢と現実のギャップに早々と気づけたという形になっているが、
こういう若者にどう接するのかが難しい。 -
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NHKのドラマで知ってずっと読みたいと思っていた。
(原作の本があるものがドラマ化されることにいろいろ言われている昨今だが、このドラマは良くできていたと思う。
どうせなら毎回ドラマ化した時は作者の方が感想を発表することを一般的にしたらどうですかね?
ドラマを人に託した子供だと例えれば、親には強い発言権があるのは当たり前ではないですかね。
もう少し言えば、原作の一番言いたいことをドラマ化するにあたり表現できない作り手の人って、単に読み取る力がない人なのかもしれないと思ったりする。
意図的に改ざんするよりましだけど、仕事向いてない。)
話がずれました。
1巻は全てドラマ化されたエピソードだったが、 -
Posted by ブクログ
娯楽漫画でない漫画だからか、発売後すぐ読むわけでなく、新刊で買ったのに昨日まで読まずにいました。
実際読んだら、読み進んでしまい、寝る時間の十二時を過ぎた読み進めてしまった。
今の自分の行いが、人からどう見えるか?恥ずかしい行いわしていないか考えさせられました。
漫画の内容なそのような所があった訳では無いが、読んで一息ついた時に、ふと自分はどうだろう?と考える漫画。
私は、こういうのを定期的に読まないと、自己中心的な、嫌な人間になるなぁと思いました。
読んだ今が良い人間になった訳ではないですが…
今日のあの態度は無かったなぁ、と思うくらいには出来ます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ悩める生徒に倫理・哲学の言葉でもってアドバイスしたり一緒に悩んだりする漫画の第7巻。
今巻は授業で「なぜ人を殺してはいけないのか」を生徒たちに話し合わせるのがみどころ。
「法律で決まっているから」という点を皮切りに、なぜ法律で決まっているのか、昔の時代はどうだったのか、戦争で人を殺すほど称賛されるのはなぜか、自分が殺したいと思うときはあるか、あるならなぜしないのか、殺し合いが続いたら国が成り立たないといったさまざまなトピックが展開されていく。
最終的に「良心の呵責」というキーワードから、殺人にかぎらず悪いことをした心の痛み、罪悪感を感じるように人間はできている。殺したくない、だから殺さない