まんまるしろくまざささんのレビュー一覧

募る想い

祇園祭　宵山　京の雅な佇まい　古き良き時代の流れを大切に、日本料理にしなやかに新しい風を吹き込む主人公・老舗料亭の跡取り娘で料理長のいち日。戦争で主を亡くし経営が傾いた家に立て直しと称してやって来た入り婿・周。年下ではあるけれど俊敏で頼もしい人。そんなふたりのお互いへの募る想いと周囲の人々が織りなす人間模様。美味しそうなレシピと相まって…今後も楽しみです！

おなかいっぱい

おいしいって幸せだなぁ。ひとくち食べて感動して心がほどけて笑顔になって。いちかさんとあまねさん、これまでの道のりもこれからも目まぐるしい毎日だろうけど、ひとときの晩酌もおいしいお酒と気の利いたおつまみ…癒やされるわ～もう小料理屋って感じ！…そうか料亭の料理長さんは癒しの時間も楽しめるんだなぁ。おなかいっぱいです。

別れても…

いつか聴いていた歌謡曲の一節。別れても好きな人…。なんだかな。懐かしいだけなら、思い出は美しい。で、終わるけれど。田中さんの職場の同期のみなさんは、それぞれ悩みを抱えているようで…。田中さんと入江君は将来に向けての話し合いかぁ。遠距離でつらかったこともあったけれど、お互いの想いを深めることもできたからよかったですね。今後も楽しみにしています。

解き放たれて…

本編を待ちわびていました！　橘家の後継者である子供たちにも知らせていなかったこととは…？　今後の行方は…？　読みながらどんどん解明されてすっきりしました！　主人公すみれの想いにようやく近づけたような…解き放たれて気分爽快でした。

笑顔って…

笑顔って…何でだろう？　ホッとする。　高柳先生もそうだけど、いつもどちらかといえば無表情や、への字に口を閉ざしている脱力感極まりない様子の人々に囲まれているからか。…自分も含めて。　忘れてしまったみたい。いつからだろう。心の底から笑っていた頃。

うなずけるところも…ね。

うーん。確かに。聡明なバリキャリ：燈子さんだけが推し量れる、愛しき淳一さんの心。何事においても優る弟を持つ兄としては。うなずけるところも…ね。確かにある。何でこうも能力が違うのか、努力してもしても報われない。あきらめと
やるせない思いを抱きながら、長男としてやがて経営者として家長になるべく冷徹に生きてきたはず。けれど優等生の弟が、なぜ嘱望された将来を捨てる覚悟で、忌み嫌う属性の女性と結婚するのか。それが幸せなのか。弟への複雑な思いが募る。夢の中の幼い弟は…。兄弟を見つめる両親の想いは…。続きが読みたい！

欲求…言葉にする。

人として生きていくこと。生理的欲求が満たされて身体は成長する。家族や友達や先輩（先達として生きている様々な人々…教師や上級生、職場の上司や同僚、近所の長老等々）後輩らによって社会的に成長する。そして心の成長。幼少期から青年、熟年を経て壮年、老年に至るまで精神的欲求は計り知れない。満たされない欲求を言葉にする。言葉として書き連ねる。ふりかえる。見つめ直す。…高柳先生の教えはさらりとしてずしりと響く。

はてさて…

いよいよ入江君の就職内定！　今後のことで相談かぁ。　田中さんもようやく職場に慣れてきて、さぁ２年目頑張っていこう！って時に…。お互い遠距離でつらい思いをして、励まし合って、将来も考えて、やっと一緒に歩んでいけるのかなと思っていたら…。
ふたりの意思で新しい展開。気になる！　そして田中さんの同期たちの恋の行方も…。はてさて…。

クール…。

第一印象はコミュニケーションを図る前のまっさらなもの。明るい人か暗い人か、生真面目そうとかチョイわるそうとか端正な風貌かまぁそこそこか、高柳先生は学生の頃も赴任先でも整った顔立ちのクールで物静かな人と受け止められてはいるけれど、とっさに見せる表情は多分歴史上の哲学者や思想家たちも同じであったであろう、はかなくて可愛らしくて人間くさい。

何はなくとも。

対話型かぁ。まあるくイス寄せ合って座って、先生も教壇から離れて同じ目線で…やわらかい感じでいいですね。討論会とは違う和やかな雰囲気。だれかれ問わずにひとつのテーマを脱線しながら引き戻しながら探究する。こんな世界をつくりあげる先生と未来を模索するくもりなき心のいまどきの生徒達。学園ドラマ…青年群像…何はなくともアツい時代です。

ぼんやりとしたもの。

倫理。高校で社会科の選択科目だったような…。特に可もなく不可もなくぼんやりとしたものでしたが、ドラマで思い出して読み始めたら引き込まれました。高校の頃に興味を持てなかったのが不思議なくらい。壮大な宇宙や自然を元に生まれた思想世界。宗教や教育や医療や情報…様々な研究もここからすべてが始まっているような。読み続けていきたい作品ですね。

お兄さん　こわ！

わ～お兄さんこわいなぁ！　いくらΩを嫌うからって弟が決めた女性…将来を伴にする大切な人にかける言葉ではないでしょう！　冷徹にも程がある！
うーん。発情したΩがαを引き寄せてしまうのはわかるけど、すみれさんは運命の番である遼二さん以外に果たして発情してしまうのか？　結婚式までの慌ただしい時期。幸せいっぱいのはずなのに…

すっかりお母さん

晴れて夫婦になって３年。すっかりお母さんになったウヌ。我が子を抱く姿も聖母のように神々しい。政務に忙殺される殿下を妃として支えるべく気配りするところはまさに良妻賢母。こんな穏やかな世になることを願っておりました。臣下のヒュルもインホも幸せそう。

もやもや

天満はいいヤツだが軽い。三条係長は家族としてそれとも上司としてひなを心配しているのか、それとも…うーん、もやもやする。ひなの母親が三条係長の父親と再婚したことがきっかけで上司と同居するはめになったひな。天然すぎるドジでおバカキャラだけど生真面目に天満さんを慕い、三条係長の言動に揺れる乙女心は可愛い。

はちゃめちゃ

なんだかんだでイヤーな鬼上司と同居することになったひな。でも弟・大河くんに見せる表情は会社では見たこともないほど穏やかで優しい。その上、料理の腕は抜群！…なんなんだ～この人！気になる！　ひなと同じ思いで今回も読ませていただきました。　家族としてひなを受け入れてくれる三条係長の心のざわつきや別部署の係長・天満さんとひなの今後…はちゃめちゃな展開が楽しみ！

お幸せに！

ヒュル氏　ソレ嬢　ご結婚おめでとうございます。　朝鮮王朝時代の婚礼は華やかだったんでしょうね。極彩色の装束や煌びやかな髪飾り、饗応の膳…いつの世も新郎新婦はくたくたになってしまいます。ふたりは夢の中で初夜を迎えたようですが…。幼なじみで気圧されるばかりだったソレに愛おしさを募らせるヒュル。大切な人との特別なひとときが心の支えになってゆくのですね。末永くお幸せに！

春過ぎて…

ナムの兄貴とインホ氏から親しみ込めて呼ばれるほど敬愛されるナム・ヒュル。武官として世子時代から王ヒョンに寄り添ってきた強者。王族の跡目争いからようやく解放されてひと息つけるところだけれど…。春過ぎて、さわやかな陽光のようにヒュルのもとにあらわれた幼なじみソレ。一途な想いを矢にたくすように屈強な猛者の堅物なハートを射貫いてゆく。ヒュルの両親も公認のふたり。お似合いですね！　はてさて恋の行方はいかに。

末永くお幸せに。

厳しい冬を耐えようやく春を迎えることができましたね。父王の遺志に則って殿下の道を歩み始めたヒョン。冬樫のように堅く凍てついた心を包み込み温かく解きはなってくれたただひとりの愛すべき人ウヌと晴れて結婚することができてよかったですね！　これからの花咲く道を苦難を乗り越えてきた人たちと共に歩んでいきましょう。末永くお幸せに。

あっさりと…

橘家へのご挨拶は無事終わったみたいだけど…う～ん、あっさりとしてアットホームとは程遠くてなにやら寒々しい。ま、企業の経営トップ一族ともなると次男坊の結婚には重きを置かないのかしら。気になるのはすみれに嫁としての覚悟をほのめかす遼二の母親。表情こそ穏やかではあるけれどその言葉の意味はずしりと重い。それだけにその後のふたりのひとときがオアシスのようで心を和ませてもらえた。今後の展開が楽しみ。

新しい顔かぁ

今回もじんわり、ほっこりあったまりました。田中さんと入江君。ふたりきりの夜。（田中さんのご両親、旅行に出かけるって…さりげないなぁ）肩寄せ合っていい雰囲気。ふりかえればふたりの出会いはバイト先。同い年で田中さんより先に勤めていた入江君。田中さんは大学生になって地元を離れて初めてのひとり暮らし。初めてのバイト。人見知りで自分から声をかけることすら出来ずにいた臆病なモブ子だけど穏やかでしっかりした雰囲気の入江君の優しさに惹かれていく。好意に値する人間ではないと自己分析にとらわれていた入江君も生真面目で繊細で素朴な田中さんに知らず知らず好意を抱いていく。そんなふたりがお互いの想いを確かめて大切につむ...続きを読むいできた恋がかけがえのないものになってゆく。普段着の言葉。身内にしか見せない表情。新しい顔かぁ…こんな感じが幸せっていうのかな。すてきですね。

あなただけを…

ほのぼのしました。やっぱり田中さんと入江君は似たもの同士ですね！　おおざっぱだと言う田中さん。入江君は几帳面で何事もスマート。生まれて育った環境も違えば好みが違うのもありです。そんなふたりが出会って、恋をして、将来を伴にしようと模索する根っこにあるものは、お互いを思いやる優しさと尊敬し合う誠実な心。田中さんの親友：早川さんも入江君の幼なじみ：熊井君もさりげなくふたりを応援している。入江君の両親もすてきです。…あなただけを見つめる。
息子の眼差しの先に咲くひまわりに穏やかですがすがしい風がそよいでいる。

いよいよ！

すみれさん、よかったね！　…すてきなプロポーズ。お姫様に誓いを立てる王子様みたいで！　遼二さん、ばっちり決まってましたね。すてきでした！　シチュエーションもさることながら、ごく自然にシンプルに。真面目で誠実な人柄が伝わってきます。すみれさんの返事もまっすぐで、本当に可愛い！ お似合いですね！そして豊原家への挨拶…結婚の承諾を願うくだりでは、属性差別に翻弄されながらも前向きに生きる愛娘・すみれ。その心に寄り添う父親の想いをひたむきに受け止める遼二さんの厳然たる姿勢に…この人なら大丈夫。ふたりで力を合わせて未来を創造し切り開いていけると父親目線で応援したくなりました。さあ、いよいよ橘家への挨拶！　...続きを読む遼二さんのご両親は…？　遼二さんのお母さんが今更なんでと話していた真相は…？　次回が気になります！

そうだね。

本当に恋しているなら、このままっていう未来はない。バイト時代の後輩安部さん名言…そうだね。　いつまでもその想いのままでいるのは自分だけ。未来に向き合えない自分だけ。　大切な人…その人の関わる人達も、その人の日常も、その人のライフステージも時の流れとともに変わってゆく。そうだね。自分も進まなきゃね。ひとりではなく一緒にね。…田中さん、入江君、安部さん、早川さん、田中さんの同期の人たちそれぞれの恋がどんな展開になるのか。楽しみ！

むざんやな…

むざんやな　甲の下の　きりぎりす　　松尾芭蕉
物語は、ようやく春を迎えようとする時期だけれど謀反の企てが明るみになった王妃一味の最期は哀しい。幼気な大君とともに権力を我が手に治めようと呪術まで仕掛けてきたが…。因果応報。大君の命は…むざんやな。

まっすぐ

今回の表紙絵　新緑と紫陽花を背景にふたりが手つなぎでほっこりしているのかなと思いつつ読み出したら…遠距離恋愛は難しい！　周囲の人々のつらいエピソード。　田中さんにも自分以外の男性との出会いやふれあいが…信子さんは特別で大切な人なのに…入江君の苦しい胸の内が突きささる。紫陽花は花色が少しずつ変化することで移り気な意味合いがあるけれど、遠距離での心のうつろいを象徴しているかのよう。　田中さんも新しい出会いを通して改めて自分を見つめ直す。博基君との恋は特別。だからこそ続いていけるようにしないと。…紫陽花の花は色を変えながら咲き続ける。辛抱強いという花言葉のように。　入江君への想いは、ひたすらまっすぐ...続きを読む。

遠距離恋愛って…

愛媛と広島…フェリーでその日の内に会える距離とはいうものの、日常は…。田中さんは市役所新人職員として、入江君は大学院生として生活環境も関わる人達も同期のバイト時代のように交わることがない。田中さんは懸命に社会人として頑張ってやっと1カ月。アクシデントはあったけれど久しぶりに入江君に会えて嬉しそう。入江君のお母さんとも話せていい雰囲気。でも入江君は自分の知らない世界で成長していく田中さんにどうしようもない寂しさを感じて…。遠距離恋愛って地理的にも精神的にもこたえますねぇ。

やさしさに…

卒業旅行。田中さんも入江君も初めて訪れた金沢の街。満喫してましたね。やっぱり旅は道連れ　世は情け…ひとりの寂しさも見知らぬ誰かのやさしさで元気をもらえて笑顔になれる。そして歩み出せる。　花嫁のれんをくぐった田中さんを見つめる入江君。卒業して愛媛と広島で遠距離恋愛となるこれからを…未来への希望を見据えるまなざしは限りなく清清しい。　田中さんと入江君。ふたりのこれから。バイト先の店長や先輩や仲間達そして店を訪れる人達とのふれあい。ずっとつながっている。…やさしさに包まれている。

夢のあとさき

いつまでも栄耀栄華は続かない。王が身罷り、次期聖君の決定権が大妃に委ねられた今。王妃は焦る。わが子大君を聖君にと次なる手を霊媒師ジョクムに請託するが…。ジョクムには育ての親ジョクラが心配していた報いとなるものがふりかかり、肝心の大君の体調もおもわしくない。竜に対するには竜の命式が必要とジョクムが言っていたが果たして大君の命は…。ウヌに届いた世子の手紙も心配だ。　世子が存命ならばと願わずにはいられない。今後の夢のあとさきはいかに。

目指すべきは…

ウヌとの愛の語らいを胸に押し留める世子。　本当は居ても立ってもいられないはずなのに…。つらいですね。　目指すべきは世子を脅かす悪者たちとの対戦。呪術を武器に巧みに攻めてくる王妃一味とどう立ち向かうのか。　果たして世子を窮地から救うのは…いよいよ攻防戦！　次回の展開が楽しみ！

かけがえのない

ほっこりしました。　読む度に温泉に浸かるようなじんわりあったかい気持ちになります。　モブ…脇役…けれどなくてはならない存在。　就活を終えて学生生活もあとわずか…ふたりだけのメモリｲ　のような友人や恋人との思い出。やがては人ごみに流されて…日々の暮らしにうずもれて…寂しい気分になるけれど、それぞれに寄りそえる想いはかけがえのない力。　漫画も音楽もスポーツも…旅行も…その他の分野も様々なニュースを届けてくれる。　このめぐりあわせに感謝。

こわい！

とうとう宮廷の内側にも黒い邪悪な影が忍び込んできた！　世子が宮廷を離れている間にウヌの身にも危険が迫って…こわい！　世子とウヌを守っている周りの人たち、ヒュルやミヒャンも巻き込まれていきそう。ハラハラ、ドキドキの展開であっという間に読み終えてしまいました。次回が楽しみです！

人生は…

信子さん、就活お疲れさまでした。そして田中信子さん、入江博基さん、進路決定おめでとう。　よかったね！　博基君が落ち込む信子さんを一生懸命支えようとしている姿は思わずホロリ…大切にしようという想いがあふれてすてきでした。
ふたりの未来はまだまだこれからですね。
人生は…汗かきべそかき歩こうよ　これからのふたりに　バイト仲間のみんなに…信子さんの友人や博基君を慕っていたあの子に　エールを送ります。

帰れるところ…だよね！

いやはや、前回は遼二さんが女性から手を握られていたから、どんな展開になるのか、やきもきしていましたが…なぁるほど、ね！　ばったりその場を見ていた幸登さんはともかく芽ぐ美さんは察していた！（わかってはいるけど、とうとう…ね。）　それにしてもすみれさんの温かな言葉がしみましたね～ほんと帰れるところ…だよね！　で、遼二さんが返す言葉はシンプルに…おお、なんということでしょう！　まさに王子様！　すてきなロケーションと重なってめまいがしそうなくらいかっこいい！　さてさて次回は…待ち遠しいっ！

もう迷わない

ようやくウヌに届いた世子の想い…寂しい子供時代のことも自然に話せるほど心穏やかに過ごしていられるのは、ウヌが一緒にいてこそ。お互いにもう迷わない。ウヌのたったひとりの友：ミヒャンも応援しているからね。　ユ・テギョンの陰謀にも負けないように！　冬来たりなば春遠からじ…春はもうしばらく先かもしれないけどウヌの体調は…春の兆しかな？

この先も…

田中さんと入江君も付き合ってはや一年。大学３年生ともなると就活やら研究室検索やらガクチカ、ゴウセツ等々慌ただしくなってふたりで過ごす時間って本当に限られてくる…迷っているならそのとき慌てないように準備しておく。バイト先の店長の言葉がしみじみうなづけました。この先もふたりで力を合わせて階段を上がって行きましょう。みんなが応援していますよ！

恋をするということは…

とうとう来ちゃいましたね！　入江君が田中さんの生まれ育ったふるさとへ！　ふたりで初めての遠出…しかも1泊するなんて！　ほんとドキドキ！　さてさてどうしよう！　でもふたりらしいすてきな話し合い…お互いを大切に想う気持ち…よかったね。入江君が田中さんのご両親にあいさつするところはほほえましくってほんわかしました。ご両親うれしそうでしたね。　そして初めてのバレンタインを迎え、チョコ菓子初挑戦のバイト仲間：安部ちゃん。年下で可愛いけど、田中さんもうなずくしっかり者！　恋にはいろいろなかたちがあって、いろいろな想いがわいてくる。だから面白い。楽しんじゃおう！　頼もしいね。　恋をするということはときにつら...続きを読むくて切なくて苦いこともあるけれど、時は止まらない。また新しいめぐりあいがはじまって恋がはじまる。…今回も感動！　ありがとうございました。

サプライズ！

霊媒師ジョクムを育てた朝鮮一の霊媒師ジョクラ。将来聖君となる世子を護ることを一途に託していた。陰徳陽報…果たしてジョクムは徳を積めるか？　それとも悪に落ちるか？　思わぬサプライズで宮廷の外を散策する世子とウヌ。ジョクラの願いは、かたちをかえてウヌに託されたのか…そう思いたい。

時が止まったらいいのにね！

最後の御伽になりませんように…本当にこのまま時が止まったらいいのにね！　ようやくお互いを最愛の人として歓びを分かち合えることができたのに。なにやら霊媒師がたくらんでいる。おそろしい…。

あったかいね！

今回も読み出したらノンストップ！　田中さんと入江君のほほえましいやりとりがほっこり、じんわり…あったかいね！　入江君が風邪をひいたときも、ふたりで過ごす初めてのクリスマスも、プレゼントの交換も…そして田中さんが帰省する日も…こんなにもピュアな恋人同志ってすてきですね！　幕間シリーズも個性的で面白い。続編楽しみです。

う～ん

すみれさんは遼二さんを慕い、大切に想っている。遼二さんもすみれさんを想う気持ちに迷いはないはず。なのにお互いを気遣いすぎているのか、なかなか先に進まない。はたまた遼二さんは他の女性に…う～ん、わからない。　まだまだ前途は厳しい？

秋を愛する人は…

季節は秋。秋を愛する人はこころ深き人…田中さんと入江君の恋も深まりましたね。自然に語らって、自然に手をつないで歩けるようになって、そして黄金色の大イチョウの木の下でふたりっきり。まさにすてきなワンシーン！　ほっこり和みます。本当にこのふたりは熱いけど穏やかであったかい。

春遠からじ…

君側の奸　領議政：ユ・テギュンの企みに翻弄される世子。唯一こころを許せるウヌとのひとときも世子嬪を迎えることでかなわなくなる。ウヌの体調も心配。厳しい冬の寒さに耐えて蕾を膨らませてゆく梅…冬来たりなば春遠からじ　世子とウヌに芽生えた蕾もどんどん膨らんでゆきますように。

めでたい！

とうとう入江君言っちゃいましたね！　かっこいい！　花火大会の帰りもすてきだったけど、新人バイト生・大野君とのくだりも…両親に田中さんを紹介するときも…そして田中さんを送る帰り道でも…田中さんよかったね！　めでたいわぁ！
モブ子…脇役っていうけれど、田中さんのまわりの人たちも、読んでいる私たちにもそれぞれに恋をする想いがわいてきて、温かな想いを届けてくれる…心のオアシス…リフレッシュ系柑橘系さわやかストーリーですね！

計り知れない

世子の想い…ウヌ以外は考えられない。愛するウヌと共に生きていきたい願い。ウヌの想い…女官としてただひたすら世子を慕い、護り、愛する。世子と共に流れに身をまかせて生きていきたい願い。そして王妃の想い…我が子を守り抜くため、一族の繁栄のため、邪悪な手段を使ってでもたぐり寄せたい盤石な未来。どうすれば…願いは叶うのか。崇高な願いと暗黒な願い。願いの深さは計り知れない。

こわいなぁ

すさまじい悪意から世子…恭岸君を包み込むように護るカン女官。その様子をうかがう王妃。霊媒師の文言もゾクリと薄気味悪い。これから世子とカン・ウヌを待ち受けているものは…こわいなぁ。

想い想われ

どうなることかと心配していましたが、遼二さんは大丈夫そう。すみれさん、ひと安心。なんだけど、上杉医師の気になる見立て…。すみれさんを想う遼二さんの
想いが強ければ強いほどこころの負担が大きくなる…うーんフクザツ。

一難去ってまた一難

世子と深く深く愛しあえるようになればなるほど、いつかは訪れる女官として控えていかねばならない立場のウヌ。世子嬪を望む父王と世子を退けたい王妃。父王とやっと心穏やかに向き合えるようになったのにまた一難…。春はまだまだ遠いのかな。

この上ない贈り物

ウヌが夢にまで見ていた遠き日の出会いを世子も覚えていた！　物語の一番真ん中には花と水。慕うべき花を浮かべた水の流れのままに生きていこうとするウヌ。王様は小康状態で王妃も角を隠している。果たしていつまで水面は穏やかだろうか？

光って咲いて…

花火大会…打上花火…パッと光って…何かの歌詞のよう。田中さんと入江君のすてきな夏が光って咲いた！　ふたりのこれからがどんどん熱くなる！　店長サプライズもよかったね！

どうなるの！？

属性だけでなく何ものにもとらわれない。お互いを大切にしてお互いを高めていく。このふたりなら大丈夫かな。でもまだまだ前途は多難そう…とうとう遼二さん倒れちゃいました！一体どうなるの！？