雨瀬シオリのレビュー一覧
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悩める生徒に倫理・哲学の言葉でもってアドバイスしたり一緒に悩んだりする漫画の第7巻。
今巻は授業で「なぜ人を殺してはいけないのか」を生徒たちに話し合わせるのがみどころ。
「法律で決まっているから」という点を皮切りに、なぜ法律で決まっているのか、昔の時代はどうだったのか、戦争で人を殺すほど称賛される...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらず面白かったな〜。
最後の授業のなぜ人を殺してはいけないのか?を話し合う回がすごくないですか?それぞれのキャラクターにあった、なぜ殺してはいけないのかを展開していくの天才かな…?
高柳先生の過去編もちょっとあって、それはわりとなんか結果ほっこりしましたPosted by ブクログ -
珍しいラグビーを題材にした漫画。
ラグビーワールドカップに合わせて作らせたか、作者が狙って作ったのかはわからないがタイミングとしては良い。
15対15のスポーツなので登場人物も多く、ルールもそこまでわからないのでなにが起こっているのかはイマイチわからないのだけど、スポーツ漫画のセオリーを踏襲していて...続きを読むPosted by ブクログ -
無口、リストカット、個人主義。またいろんな生徒が出てきた。漫画だから脚色してるところはあるけれど、悩みを抱えてる高校生は実際にはたくさんいるのかな。Posted by ブクログ
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ご批判の矢が自分に当たってる 100年川柳
自分に突き刺さることはよくあること。
コミックも然り。
買ってしまったので読むしかないが、面白くない漫画に出会うと同じ気持ちに。
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最近は歴史に関するコミックが多い。なので楽しみにしていることも多い。大人が読むコミックとしてこれからも読み応えのあるコミック連載を続けてほしいPosted by ブクログ
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今回も、どのエピソードも良かった。特に好きだったのはゲーム依存の青年が、スマホをなくしたことで居場所の無さ・やることの無さに気づき、労働の価値を考えるエピソード。私もスマホ無くしたらやること無さすぎて不安すぎてやってられないだろうなと、心当たりがありすぎた。
あとヤングケアラーの高校生が、言葉や自...続きを読むPosted by ブクログ -
ルッキズムに対し、ある程度までは仕方ない。美を”優秀”と捉えるのは人間の本能として抗えない。ただ差別になっては行けない。という答えが現実的でよかった。それぞれに自分の心と向き合う必要があるのだと思う。
なぜ人を殺してはいけないのか?という生徒に対し、ゲシュタルト療法のカウンセリングに連れて行くのも...続きを読むPosted by ブクログ -
漫画読んでからこちらを。
臨場感が凄い漫画なので小説版でどうなるのかと思っていましたが、雰囲気はそのままでとても読みやすかったです。
倫理勉強したくなりました。今からでも遅くないかな。Posted by ブクログ -
喫煙行為も人によっては自傷行為の一種かも、
という話、なるほどと思った。
LINEグループから抜けたらやはりいじめられてしまう。
それについての議論を倫理の授業でディベート形式で行うことになるが、このシーンが素晴らしかった。
倫理はとても大事だけれど、それがわかったところでうまく生きられるわけで...続きを読むPosted by ブクログ -
高柳の闇が深く、彼自身に迫る話が多かった。自問し、悩み、矛盾を抱えていると自覚しているところが、人として、主人公キャラクターとして、とても好き。第3巻までで登場してきた生徒たちの、話し合いと卒業。そして新たな学年。
リストカットした生徒の根本的原因を探ろうとすると、彼らにとって敵になってしまう。「...続きを読むPosted by ブクログ -
ジュダさんの存在がすごく気になって好きだった。また登場してほしい。
何のために勉強するのか、生徒の努力をきちんと認めてあげた上で、「自分のために」勉強する必要性を押し付けがましくなく説ける大人に私もなりたい。
真実の自分のあり方についての考え方、実存主義が気になったので後で調べる。
ジュダ「...続きを読むPosted by ブクログ -
簡単に病んでいるという言葉を使って欲しくないという高柳の台詞が響いた。
あと、SNS依存の女の子とペルソナの話。高柳”仮面をキレイに磨くのも大事だけれど、勉強は仮面を被る貴方自身を磨くもの。役者が美しくなればなるほど、ペルソナ(仮面)ももっと美しくなる”
“たえず鏡に自分を映し、美しければそれに...続きを読むPosted by ブクログ -
NHKのよるドラで放送されていたのが素敵だったので、原作購入。
絵のタッチがちょっと苦手なのだけど、高柳の無愛想で暗くどこか不気味な雰囲気がよく分かる。
あとがきが一番胸に響いた。作者のおばさんが鬱病で自殺。付箋だらけの倫理の教科書と、神様と対話する形式の日記が遺品として残されていたと。
倫理っ...続きを読むPosted by ブクログ -
しっぽの声が秀逸。どんな良いことや良い方向にに向かっても、そうではない力が存在する。
それを無力感で諦めるのか、一歩づつでも前に向けて歩くべきなのか、考えさせられるPosted by ブクログ -
今はこの雑誌のみ定期購読。ロングセラーの漫画が続く限りは読み続けたい。そして他にもロングセラーがこの雑誌から生まれることを期待したいPosted by ブクログ
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マンガもドラマも見ていないので、代わりに一読。
倫理を体系的に理解するには『正義の教室』の方が分かりやすかったが、こちらはストーリー寄り。倫理教師・高柳によって、生徒一人ひとりが悩みに向き合うことになる姿が学園ドラマっぽい。
確かに、倫理は「学ばなくても将来ほぼ困ることはない」が、高校生という多感な...続きを読むPosted by ブクログ