藤井咲耶のレビュー一覧
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タイトル!
なんという身も蓋もない!でも、真田さんの主張をそのまま掲げているので納得です。つまるところ、これよ。とても難しいことでした!堅物を落とすためにあれやこれやと荒技も使い、精一杯頑張って結ばれます。後押ししてくれた弟、天晴れ。私は弟の明弘さんも男前で大好きです。
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購入済み
再会もの。
夜のお店、会員制のバーが主な舞台になります。主人公が不器用さん。ドジッ子要素もあり、ちょっと微笑ましい。せっかく再会したのに素っ気ない幼なじみに一生懸命働きかけていく様子にハラハラしてしまいました。
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ネタバレ
熱を孕む愛の行く末
先導するユーグによって、快楽に呑まれていく司は、最初はいやだいやだとしか言わないし、叫ぶような喘ぎしかしてくれませんが、回を重ねるごとに具合もよくなってきたのか良い声で鳴いてくれます。またそれがかわいく、以前の恋人、ロイに対する背徳であるからこそ、またそそられてしまいます。
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最終章。上演時間の長い舞台は慣れてますけど…過呼吸起こすかと思いました。密度の濃い油断できない長い舞台でございました。
ひとりの天使の手によって、神様たちがたくさん地上に降りてきた。あの榛原さんもそこら辺にいそうな普通のあんちゃんになったし。
主人公なのにらしくなかった連城響生。それでもちゃあんと主人公だったよ。彼の抱えてきたものはあたしの中にもある。彼が強くなったことがうれしい。
こう…想像を絶する展開てんこもりだったおかげで穿った想像をしながら読み進めてて。「そのくらいじゃ驚きはしませんよっ」ってとこもあったけど、もしかしたらケイはオーギュストになれないんじゃないかってのも桑原せんせなら -
Posted by ブクログ
ついに開幕!なんやもう、ものすごい内容のお話なのねぇ『メデュウサ』って。いつか全通するとかほざいたけど、無理。絶対無理!許容量超える!過呼吸起こすわ(経験者)!傍らに介抱要員として連城を・・・デートか?いや、こちらが介抱する羽目になるのね。
自信なさげになっていく藤崎、弱っていく榛原、いまいち役に立ててない相変わらず影の薄い連城。ワタルちゃんが普通のコに見えてきたし?頼りにできるのは奥田さんだけだわ(あたしにとって)!
ケイと榛原の安否が気になるところで終わってるぅぅぅ・・・かれこれ20年ほど前に瓦礫に埋もれたままいまも放置されているらしい某先生の某シリーズの彼のようにはならないように、次章最 -
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さて。もう、なにを書いたらいいものやら・・・
『伝説のハミル』の突然の登場に。みんながよくも悪くも掻き回されて。みえてきたいろいろなものがあまりにも多くて。これで本当に一冊分か?・・・振り返るって、疲れる。
ひとが羨むものをたくさん持っているのに、本当に欲しいものが手の内にあるかどうかもわからない、・・・や、ないのがわかってしまってるから、誰かに助けを求めたいのか。誰かにそばにいて欲しいような寂しさが連城に近づきたがったのか。榛原を信じたいのに信じきれない来宮がこぼした心情が、なんだかやるせない。
気持ちの向かう先が微妙にずれているせいで、どうにもならないもどかしさ。これの解釈も微妙にずれちゃ -
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くっそ、なんでこいつら二次元なんだ。なんで実在しないんだ。『メデュウサ』の来宮版も葛川版も、藤崎版すらも観たような気になっているのに、実在しない悔しさったら!DVDとか出るんじゃないか?再演はいつ?あったら全通するわ!とか思うのに・・・(奴らが実在しても怖いけど・・・)。
さて。連城響生は少々喋りすぎ。たまにはだんまりを決め込んで、榛原をやきもきさせてごらんなさいな。榛原だってケイに3日もオアズケ食らわしてるんだから。挙句に出た言葉があれよ!あーゆーことするから嫌いなんだわ(言い切った!)!
青薔薇様藤崎先生(!)の登場は、あたしにとっての希望。彼の逆襲だろうが復讐だろうが、願ってもない。ええ -
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ついに直接対決。手に握るほど汗はかかなかったけど、噛み締めすぎた奥歯の付け根が痛い・・・。怖い怖い怖い!ある程度は想像できた展開だったけど、それだけで済むはずもなくて。
冒頭しばらく出番のない、いてもいなくても物語は進行していってしまう、演劇人ではないけど小説家という微妙な位置にいる連城が、あれだけ影響されて振り回されているのに、それでもやっぱり「観客でしかない」ってところが切ないよ。追いすがっていきたいんだろうにもう一歩手が届かなくて。諦めずに足掻きはじめる気配のある彼の今後に希望なんか持ってみたりして。
でもほんと。「ただの観客でよかった」って。ものすごい緊張してものすごい興奮して、ものす -
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どん底からいくらか這い上がってあの状態(本編)の連城が、そのどん底へ墜落していくさまを描いている番外編。というわけで(?)、これでもか!と言葉攻め(だって小説だもん)されるさまを想像したらページを捲るのも恐怖(だって桑原作品だもん)!というわけで、読むのに時間がかかった一冊。
だって連城、他人の気がしない。なんとなく身に覚えのあるような感覚だらけ。わたしには奥田のようなひとはいなかったけど、榛原もいなかった。榛原と出会えていないことを幸運ととるか、それでも連城を羨ましいと思うか。刺激的な人生・・・桑原作品に出会えたことでよし、としよう。
それにしても、だ。いきいきと明るい笑顔をふりまくような連 -
Posted by ブクログ
いや〜ん、あたしも榛原さんと動物園デートしたーいっv
・・・って、前章までと同じシリーズの感想とは思えない。や、あいかわらずいろんな事件てんこもりで。連城さま御乱心!はいつものことといってしまえばそれまでですが、あんなひとこんなひとの意外な一面っつーの?特に榛原さんが妙に人間くさくなっちゃったっつーか、玄関にいたらびっくりするわ。
妙にあのハッピーエンド的な最後の頁。っつーか、これでシリーズ終わりなのか?とつい思っちゃったりなんかしたりして。ついほんわ〜としちゃった(だって前の巻がよぉ・・・)。でも、戦いはこれからなのね。ちょっと一服って感じ?
20080310〜20080315 -
Posted by ブクログ
榛原のキャンパスライフっすか。第6章までとは違う、神がすぅっと降りてきたようにいくらか身近に感じられる(逆だ。)、人間くささもありつつそれでもやっぱり変なひと(大食キャラなんて素敵っ)。
それぞれにいろいろな問題を抱えて、だけどそれを乗り越えて成功していくさまは、文章の勢いに乗って小気味よく深く凝った心を掻き回されるよう(読むスピードも上がります)。すぐ隣にももしかしたらいるかもしれない彼らの情熱を、分けて励ましてくれているような気がするのは、向かう先のわからない自分への・・・うん、ただの気晴らしにはしたくないな。いま、彼らに出会えたことを幸運と思おう(病んでる)。
本編よりはほんわか風味。そ -
Posted by ブクログ
ミラージュ以外の桑原作品初体験ですが、 お も し ろ い !
舞台(ステージの上という意味ではなくて物語の。)が全然身近に感じられるし(そりゃあ怨霊退治とくらべちゃあねぇ)、演劇っていう要素も身近。好きな劇団も好きな役者もいますし、全通は無理ですが1日おきに通ったこともあるよ。
・・・っと、ミラージュ40冊読んでるときもそうだったんだけど、この人の文章ってさりげなくすごい爆弾落としてさらっと先に進んでいくから、読み逃さないように噛み締めながら読もうって思ってたのに、その先に先に踏んづけてみたい地雷が仕掛けてあって、気になってつい駆け足になるっ、いやっ!もったいないっ!
変態キャラも健在。ド