藤井咲耶のレビュー一覧

  • 赤の神紋
    コバルト文庫/著:桑原水菜

    桑原先生といえばミラージュ!ですが、神紋もかなりおすすめです。

    登場人物達の人間関係にもドキドキしますが、それ以上に舞台での対決や想像をかりたてる文章にさすが桑原作品!と叫ばずにはいられません。
  • 赤の神紋 黒鍵
    連城が榛原の作品と出会った時に、「処女膜を破られるような痛み」って表現があってうわあって思った。作者は女の方で、主人公連城は男なのによくこの表現使ったなぁ、っと思って。面白いよね
  • 赤の神紋
    桑原作品といえば炎の蜃気楼ですが、私はこっちのほうが好き。初めて読んだシリーズです。先に連城の過去・黒鍵を読んでから読んだので、連城の榛原コンプレックスがわかりやすくて良かったです。文体も力があっていい。
  • 恋泥棒を捜せ!2〈パンダ航空・狙われた華編〉
    神園修慈(パイロット)×春日野美雁(27才・キャビンアテンアント)。パンダ航空シリーズ。相変わらずの神園、振り回される美雁・・・と思っていたら、天然で男を惑わす美雁だった(笑)。意外なカップルが誕生したのも見逃せない???
  • 赤の神紋 第十章―Double Tempest―
    「自らの作品を体現するワタルに、連城響生は圧倒される」・・・困るよ、連城。しっかりしてくれ〜。読むのが怖い。-----読みました。疲れたぁ〜。皆様のお心の深さについていけない(汗)。迫力の在るお話です。ぐったり。
  • 仮面の恋人

    そう来たか

    浅見先生の作品がすごく好きなんですよね
    レビューを見て購入したけど、思った以上の展開に落としどころも
    こういうことかと思いながら読み進め、なるほどと思いました
    こういうやり方もあるのかと
    こういうどんでん返し大好きなんですよね
  • 赤の神紋 黒鍵
     割と、何度も読んで、何度も読み続けたけれど、終わりにはたどり着けなかった本、と読んだ方が正しいのかもしれない。
     読み終わってない本が傍にあるのに、新しい本をとってきてしまうのは、私のとてもよくないクセだと思う。

     そんなわけで「国権」。
    「赤の神紋」という小説でドロドロを演じる連城のサイドスト...続きを読む
  • 仮面の恋人

    面白かった

    便利屋でアルバイトしている売れない俳優真尋に、恋人のふりをして欲しいとの依頼が。依頼人は小説家の吉峯。吉峯は記憶喪失で、恋人が死んだ事を忘れていた。その恋人と真尋は瓜二つで…。
    恋人のふりをしていくなかで吉峯に惹かれる真尋の気持ちがせつなかった。
    読んでいく途中で後半の展開が予想できたが、予想で...続きを読む
  • 赤の神紋 第十章―Double Tempest―
    シリーズ10

    読み始めると止まらなくなる熱量を含んでる
    このお話。

    ケイの、共演者殺しのせいで、
    なんと代役が、ワタル!

    お互いをみとめ、助け合い、
    二人で観覧車にまで乗っちゃって

    ケイは連城とめ穏やかないい雰囲気!
  • 赤の神紋 黒鍵
    シリーズ外伝2
    連城さん大学生編

    初めて榛原演劇にあって、
    のめり込み、挫折し。やがて立ち上がっていく話は奥田さんの頑張りなしではありえないことで

    青くかたくなな連城も
    熱狂のあまり榛原にのめり込む連城も
    悲観し、人のあたたかさに気づく連城も
    いいねぇ

    最高にチラッとでてきたケイとのシーンも
    ...続きを読む
  • 赤の神紋 第八章―Blue Ray Arrow―
    シリーズ8

    ぶち切れちゃって榛原さんに薬盛って、
    監禁しようとまでしたゃった連城さん

    怒涛の展開の、冒頭から

    恩師の死と、先輩作家さんの温かい言葉

    ケイの過去を探す連城、

    ケイを動物園に連れてってくれる榛原さん

    ケイと奥田さんの舞台の感動、
    そしてケイと連城ふたりのドライブの
    穏やかなラ...続きを読む
  • ナアレフの恋人
    喫茶店「ナアレフ」の営業時間は朝七時から夕方四時まで、メニュウはホットコーヒーのみ、一杯1000円。
    ありえない営業時間、メニュウ、値段は店の主人のやる気のなさの現れだったが、彼の思惑に反して常連客は増加中。
    なぜならコーヒーの味は極上で、主人は完璧な美貌の持ち主。
    身の程知らずな下心つきで寄って...続きを読む
  • 赤の神紋 第四章―Your Boundless Road―
    シリーズ4


    結局、熱にうかされたように
    4冊一気読みした…


    榛原に見いだされ、戦いの場へすすむケイ

    心を封印して、二度と会わないときめた
    連城


    奈良の墓前での再会はちょっと涙目になったよ
  • 赤の神紋 第五章―Scarlet and Black―
    ケイの舞台稽古編

    刺された榛原を助けた連城


    俳優たちの戦い


    ケイと連城の途切れそうで、でもあちこちで絡みあう縁



    役作りにのめり込んでいくケイと
    自らキスしちゃうところが印象的
  • 赤の神紋
    演劇の話


    心の内へ深く入り込んでいくような情熱と、産み出すものの苦しみと…

    暗い熱に惹かれていくように
    一気読みした

    二度目の一気読み……
  • 夜に濡らされて
     綺麗な作品でした。
    ただ、ちょっと綺麗すぎて生々しさに
    やや欠ける感じでした。
    ほかのものも読んでみたいです。
  • 204号室の恋
    よく考えたら、手違いで同居することになってしまった美大生とスーパーの店長代理の男同士が恋に落ちるなんてありえない話なのに、そこに大した疑問も抱かせず胸キュンな話に仕上がっているのがすごい。
    手違い同居設定は、少女マンガでよく見かけるパターン。でも、柚上が几帳面で規律に従順な生真面目男なので、単純な事...続きを読む
  • 愛のディスティニー
     でも、思ったよりも麗との再会は劇的ではないよ?(爆)
     そんでもって、この話って微妙なんですよね……(苦笑)
     ともすれば、すっごいどろどろになってしまいがちの話が、唯一、貴宏の性格の良さだけでギリギリ持っている。
     素直、なんだよね。まだ。
     割と、嫌な感じはしないんだけど……。
     これがもうち...続きを読む
  • 赤の神紋 第七章―Dark Angel Appearance―
     ケイの禁断の過去はそんなに、許されざるものなんだろうか……?
     とか、思ってしまった僕は。
     恐らく、一般的な価値観から大分ずれてる。

     そんな恐ろしいまでの執着さえも超えてしまうほど、ダメな事……?

     いや、ほら。
     倫理的・生物学的には間違ってるのはわかるけど。

     何か事情があったのかも...続きを読む
  • 赤の神紋
     なんていうか……これほどまでに、私のM的な快感を引き出す話はないと思う。
     結構ね。
     どうなるのかよくわからない二人の話が永遠と続いていて……両思いのはずなのになかなかお互いに言い出せなくて、すれ違って、決定打がなくて……という、じれったさ、が快感(黙れ)
     何でケイが戻ってきたのか、というとこ...続きを読む