藤井咲耶のレビュー一覧
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購入済み
そう来たか
浅見先生の作品がすごく好きなんですよね
レビューを見て購入したけど、思った以上の展開に落としどころも
こういうことかと思いながら読み進め、なるほどと思いました
こういうやり方もあるのかと
こういうどんでん返し大好きなんですよね -
Posted by ブクログ
ネタバレ割と、何度も読んで、何度も読み続けたけれど、終わりにはたどり着けなかった本、と読んだ方が正しいのかもしれない。
読み終わってない本が傍にあるのに、新しい本をとってきてしまうのは、私のとてもよくないクセだと思う。
そんなわけで「国権」。
「赤の神紋」という小説でドロドロを演じる連城のサイドストーリー。
連城はどうやって榛原を知り、榛原に傾倒し、また榛原に飲み込まれてしまったのか、の物語。
もちろん、一度地に落ちた連城は筆を折ったけれど。
奥田の助けを得て、立ち上がり。
けれど、また見てはいけなかったものを見せられてしまっていた。
とてもつらいつらい話。
時として創作はたくさ -
面白かった
便利屋でアルバイトしている売れない俳優真尋に、恋人のふりをして欲しいとの依頼が。依頼人は小説家の吉峯。吉峯は記憶喪失で、恋人が死んだ事を忘れていた。その恋人と真尋は瓜二つで…。
恋人のふりをしていくなかで吉峯に惹かれる真尋の気持ちがせつなかった。
読んでいく途中で後半の展開が予想できたが、予想できたぐらいの方が楽しめた。
後半にかかれていた、吉峯と恋人のなれそめの話が短いけれどとても良かった。 -
Posted by ブクログ
喫茶店「ナアレフ」の営業時間は朝七時から夕方四時まで、メニュウはホットコーヒーのみ、一杯1000円。
ありえない営業時間、メニュウ、値段は店の主人のやる気のなさの現れだったが、彼の思惑に反して常連客は増加中。
なぜならコーヒーの味は極上で、主人は完璧な美貌の持ち主。
身の程知らずな下心つきで寄ってくる客も少なくないのだ。
そんな主人にもたらされた知らせ―「仮釈放が決まった」。
あの事件から二年。
束縛するほどに愛されて、逃げられず、そして主人の身代わりのように塀の中で過ごした彼が帰ってくる―心は決まっていた。
二人にいったい何があったのか?喫茶店経営という一見穏やかな顔の下に隠された、物 -
Posted by ブクログ
よく考えたら、手違いで同居することになってしまった美大生とスーパーの店長代理の男同士が恋に落ちるなんてありえない話なのに、そこに大した疑問も抱かせず胸キュンな話に仕上がっているのがすごい。
手違い同居設定は、少女マンガでよく見かけるパターン。でも、柚上が几帳面で規律に従順な生真面目男なので、単純な事柄もなぜかややこしくなったりして、ヒネリが効いています。どこへ話が転がっていくのか面白くて目が離せませんでした。
性格は素直なのに世間の常識や規則にがんじがらめな29歳の柚上。同居することになった片野坂は、対照的に何事にもゆるーく享楽的に生きているように感じられるのですが、実はとても孤独な青年。柚