カルロ・ゼンのレビュー一覧
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購入済み
新作きた!!
幼女戦記でお馴染みのカルロ・ゼン先生の新作です。内容はもちろん自信を持って面白いと言えます!
ターニャが成長したらこんな感じになりそう 個人的には東ドイツを彷彿とさせる背景でした。共産主義的な -
Posted by ブクログ
統一歴1927年7月25日。
ターニャは沈みゆく帝国において、転職を決意する。軍、政治、官僚の三位一体がバラバラで「予備」が検討されるようになる。
東部戦線において、詐欺師ゼートゥーア中将の果断な戦線整理による後退と敵の突出誘導、連邦が意図を見破って逆襲しようとするが、さらにその光背をつくゼートゥーアの手腕、こきつかわれるデグレチャフ中佐。
多国籍義勇軍を率いるドレイク中佐とラインの悪魔が激突するが、スー中尉の猪突猛進により、味方にも被害が出る。
小回転ドア作戦により東部戦線はいちおう押し返しに成功する。
西部方面ではロンメル将軍が連合王国本土への海路による強襲を計画し、ターニャら203航空魔 -
購入済み
いいです!
今回はターニャとヴィーシャの会話が多くて
嬉しかったです。
相手こそ優位である、と見て戦っているところが好きです。
戦果を見て、相手にしてやられた!とお互いが
憤り嘆くところも大好きです。
状態の悪化を微かに感じとり、戦々恐々としてそれでも歩き続けようとしているところがもう堪らんです。
1〜10巻まで、ずっとそうやって進んでいるところが好きで読ませてもらってます。
次も待ってます! -
購入済み
お堅い文章、その実丁寧な解説
地球は宇宙人に統治されるが、ある程度自治権を認められる。
宇宙人の対惑星地上用の傭兵としてスカウトされ志願した主人公の物語。
登場人物はアメリカ、スウェーデン、中国、イギリス等各国の癖のある同僚。
文化の違いから常にトラブルが起こる。
作風としてはややお堅い部分のある文章でライトノベルとしては若干重め。
ただ、会話の流れである程度分かりやすく説明がされているので、読みやすい。
この作者の独特な良い点だと思う。
外国人のノリを日本人の主観から読める、易しい仕上げ方。
ただ、作風が徹底してるので、
ある程度主観的なストーリー展開になる。
文章の途中で他人の思考に移るこ -
Posted by ブクログ
日本人の伊保津明、アメリカ人のタイロン、スエーデン人のエルランド、イギリス人のアマリヤ、中国人のズーハンの5人で構成されたヤキトリK321部隊。
外交特使に同行する儀仗兵という任務で、独立運動で対立している惑星バルカへ降り立つ。
調理師パプキンの采配で重武装をもったK321だが、現地民の暴動により基地が襲撃をうけ戦闘となる。
アキラが要請した起動爆撃によりなんとか生きて帰ることができたが、それにより法廷に立たされることに。
海兵隊のリメル武官と少し仲良くなり、パプキンは隠した意図をもって動き、何とか無罪放免となったアキラ。
火星の追加教育を終えそれぞれ故郷へと帰るが、アキラは羽田で。。。
表紙