カルロ・ゼンのレビュー一覧
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勉強になる漫画。ティム教授というどこ出身とも知れない白人教授が担当のゼミで、毎週、テロとは?勧誘の罠とは?といった社会系の問題について取り組むゼミ生たち。
ティム教授がぶっ飛んだキャラをしていてそこについつい惹かれて読んでしまうけれど、きっとこれ、『テロリズムとは?』などと書かれた学術文庫で読まされたら半分も読めずに寝ちゃうだろう… 現代社会の基礎について色々学ぶことができる、素晴らしい良書だと思いました。大学生は本当読んで然るべし。 -
購入済み
現実の歴史を踏まえてるエグさ
己の指揮権限の広さと我が身の安寧をもとめて中央勤務を望むターニャと、ずっと勘違いしたまま来ているゼートゥーアのすれ違いがもどかしい!
そして作品内の歴史はより凄惨な流れに傾いていく……
主人公の英雄的活躍や周囲とのすれ違いコメディで軽妙に表現されているが、ここまで戦争の無惨さが心に忍び寄る作品もなかなかないと思います。
目先に見える「戦闘の凄惨さ」だけじゃない。敵と味方、それぞれの国の前線と後方、軍と政治家そして国民との認識の乖離。
軍の中でさえ意識が統一できない、「世界大戦」という状況のおぞましさをさらっと描いているのがすごい。