【感想・ネタバレ】幼女戦記 6 Nil admirariのレビュー

あらすじ

生存とは、いつだって闘争だ。
帝国軍、ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は極寒の東部戦線において文字通りに原初的な事実を『痛感』していた。
精緻な暴力装置とて、凍てつき、動くことすら、骨を折る季節。
なればこそ、冬には策動の花が咲く。
矛盾する利害、数多の駆け引きが誰にも制御しえぬ混迷の渦を産み落とす。
誰もが嘆く。こんなはずではなかった、と。
さぁ、覚悟を決めよう。
何事も、もはや、驚くには値しない。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「驚くには値しない」ー最後の方の2人の登場人物が言ったこのセリフが今回の目玉かもしれません。作者があとがきで言及したように、別に魔術の世界でなくても本当に当てはまる言葉だと思います。この巻はどこか教訓的なところがありました。

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2021年10月14日

購入済み

アニメより

アニメ見てから続き気になって原作へ
アニメから来た方には3巻ないし4巻から見ることをおススメ
もちろん全部買うのもアリですね

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2019年05月03日

Posted by ブクログ

出口戦略のないまま泥沼の総力戦に絡めとられてしまう帝国。組織論としての「失敗の本質」を知りたい人は、本書を読むとよい。

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2018年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

連邦との消耗戦の中、サラマンダー戦闘団も
練度を重ねて頼りな軍団になりました
政治的な要請で使い勝手の良い武器も進化し
つつありますが、長引く戦いの終止符模索で
同盟国イルドアとの外交もどきにレルゲン大
佐が・・・(´・ω・`)

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

第一次二次大戦時のヨーロッパ的異世界へ「幼女」として転生させられちまった元エリートビジネスマンの物語、その第6弾。

この戦局においてはターニャの無双も出番はなく、ひたすら種種雑多な戦線に出向いていいようにコキ使われる、という描写が多かった気がしますね。
主人公よりはサブキャラクターにスポットが多く当たる巻でもありましたね。ドレイク中佐はいいキャラだ。メアリーのポンコツ具合と対比されて、さらに男が上がっているようです。

にしても。「オーバーロード作戦」の小ネタ解説には笑わせてもらいました。あの世界にアインズ様がいたらどうなるのか。相手が近代世界だろうと、ナザリック軍とともに問答無用で無双してしまうのでしょうねー。なにそれ読みたい。

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2017年03月06日

Posted by ブクログ

占領地を放棄し賠償請求も無し。すべて戦前の状態に戻す。
望んだ侵略戦争ではなく、防衛戦争である以上ターニャの案は至極真っ当でありながら受け入れられない。
このまま続けると破滅が待っているというのに。

この辺りのジレンマを読んでいて共感できるのはなかなか得がたい経験でした。
ただしそれが故に全体として爽快感がなくダラダラと感じたので星一つ減

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2023年12月24日

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