弘兼憲史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ私は「いい人」なんだろうなぁ。。
「変わってる」とは言われるけど、結局は平均的な安定を求めるし、
思い切ったことは出来ない。
昔からそうだった。
「いい子」でいるテクはなかなかのものだったと思うω
でもね、私は嘘嫌いだし、我慢も嫌い。
だから、結構私に傷つけられた人もいると思う。
ところどころ思い切りがいいから(笑)
だから、この本でいう本当の「いい人」とは100%合致しないんだろうけど、
こうやって有名企業で普通にサラリーマンなんだってところが、
ごくごく一般的な感じがそうなんだろうなぁ・・・
別にいいんだけどね。
まわりから見ればやっぱり私は変わった子みたいで、
むしろ普通って言っても -
Posted by ブクログ
自伝的エッセイ。普通のこと、当たり前のことを自分の生き方、仕事に重ねて淡々と語っていく。
人間はアメーバではない(P.166)
高等生物や人間は生まれたときから個体差があります。…すべて能力はバラバラにあるわけで、それを人間が後知恵で平等にしろというのには無理があります。…現在それなりの充足感を得ている人だって、最初から恵まれていた人ばかりではありません。自分を活かせる機会を必死で探したり、たまたま出くわした仕事を必死にやっているうちに、道が拓けたという人がたくさんいるはずです。
誰もがラッキー(P.171)
今の時代、今の日本に生まれたという二つの極が重なっただけで、まず世界中の人から見 -
Posted by ブクログ
ついに島耕作は社長に登りつめた。
シリーズの最初の場面は、島耕作が課長になろうかというところだったので、大出世を果たしたわけで、ご同慶の至りだ。シリーズの最初の頃の小心さは全く影をひそめ、まぁ、人物的にも大きくなったということになる。
社長シリーズには、島耕作の略歴がされていて、それによれば、彼は早稲田大学を卒業した後、1970年に初芝電産に入社したことになっている。ということは、入社して40年が経過していることになり、年齢も62歳程度ということになる。大企業の社長としては、決して若くはないが、決して歳をとっているわけでもない。これから数年間は、この社長シリーズが続くのだろう。