山中伸弥のレビュー一覧
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ネタバレ棋士羽生善治と山中伸弥教授の対談本。表紙とタイトルが読者煽りすぎててあまり好きではないけど、第5賞「人間にできるけどAIにできないことは何ですか?」の選択肢を絞る大局観、経験を基にした直感力で勝つ確率を上げるの凄いわかる気がする…。経験に支配されず固定概念を作らないようにするのが大事!山中教授も元々整形外科医で、研究に没頭し始めたりと、無知だからこそ怖いもの知らずで飛び込めるのは成功者あるあるだなあ。慣れ親しんだ行動様式を変えると全身から不快感を感じるけど、飛び込んで概念壊してく教授好きー(しんいち)。ウルドさんの本でもあったけど、ポスドクの研究テーマ見つけるの大変だなあ。無意味に意味がある、は勇気づけられる。
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ノーベル賞を受賞した山中先生の本。
当時、この本が出たとき、とても話題になったような気がしますが、
かなり年月も経って、若干のブームが落ち着いた感もありますが、
ライフサイエンス系の継続的なインプットのために読んでみました。
今や、日本を代表する科学者の一人ですが、
キャリアの最初はお医者さんで、
しかもあまりパッとしなかったというのが
本の冒頭で明かされて驚きです。
(ジャマナカは流石に、言い過ぎ、、ですが、
古い体質の組織にはありがちなことですね。。)
そこから基礎研究の面白さに目覚め、
ハッタリもかましつつ、アメリカに留学。
そこでの学びとチャンスを活かして、
今に至るというキャリアは、
これから研究職を目指す全ての学生に参考になることでしょう。
途中、細かい研究内容については、分からないかもしれませんが、
そんなことはあまり気にせず、読み進めてもらいたいものです。
出版から月日は経ってしまったので、
サイエンス的な進捗はこの本の限りではないと思いますが、
山中先生の半生を簡単に追体験できるこの本はとても貴重だと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長と、羽生善治棋士の対談形式になっています。
科学と将棋の世界でのAIの位置づけや今後どのようになっていくのだろうかというお話が、それぞれの専門の立場で語られて非常に興味深かったです。
帯に書いてあるような「10年後、100年後の世界の予言」は出てこないのですが・・・。
本書の中で、「将棋で言えば、現状、AIは過去のデータを基にその場その場で一番いい手を指してくるのに対し、今日は攻めて行こうとか、持久戦でいこうといった「対局の流れ」から次の手を指すことはできない」というのが印象的でした。(もちろん今は流れを読むような研究も進められているようですが。)
そして、人間と機械(AI)の大きな違いの一つに、人間が必ずしも「最適解」を選んでいるわけではないという事も、言われてみればそうだなと思います。
「成功する確率は1%ですよ」と言われたからといって、チャレンジするのを諦めるのか?というと、そうではない場合も多いですからね。むしろ失敗から得られるものも数多くある。人間の可能性は「わざわざ最適解を求めない事」に残されているのかもしれませんね。
気軽に読める内容なので、頭を休めるのにもいい本だと思います。 -
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芦田愛菜ちゃんが「魂が震えた本」と紹介していたので読んだ。少し難しい内容で、基礎知識がないと読み進めるのが難しい部分もあるかも。自分は基礎知識少々あったけど、そのなんとなく理解していた部分がより奥深く理解できてよかった。
山中先生の例えが分かりやすかった。科学って無限大。
山中先生の関西弁に、親しみをおぼえた。
また、小学生でこの本を理解した芦田愛菜ちゃんは本当に賢いのだなと思った。
中高生に読んで欲しい、とも紹介されていたので、良ければ息子にも読んでもらいたいと思っていたが、ちょっと難しすぎるかな…たぶん挫折するな…と思ったため薦めるのを辞めました笑 -
Posted by ブクログ
山中先生は当然として、羽生さんの知識というのか教養の深さに驚きました。AIについて、かくも深く知っているとは。
シンギュラリティは、私は来ないと思っているのですが、そういうことよりも、大切なのは、人間を特徴付ける一つである「知能」とは何なのかを考えてみること、そしてまた、人間とは何なのかを考えてみることだと、この本を通して思いました。
本書の最後の方で、山中先生の「生物って本当にすごいです、人間にしてもよくこんな精妙なものができたなと思います。例えば進化論が説明するような偶然の産物だけで本当に僕たちはできているのかなと感じる時もあります。」との言葉が一番心に響きました。 -
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2016年にお亡くなりになった平尾誠二氏について、闘病中から親交のあった山中伸也氏がお二人の交流について語られた「友情」の続編です。本書では山中氏は冒頭の「はじめに」だけで、あとは平尾氏と高校、大学、社会人とラグビーを通じて親交のあった方、そして平尾氏の息子さんと奥様が平尾氏の想い出をつづられています。
あれほど注目されて多忙だった平尾氏が、それでも周囲の親しい人たちへの気配りを決して疎かにしていなかったことが様々なエピソードで語られています。
一方で波長が合わない人との会食では「ごめん、俺、帰るわ」ときっぱりと明言し、無理をしてまで時間を共有することがないなどの厳しい一面も紹介されています。
平尾氏と関わった人たちが、いろんな局面で平尾氏の言動に影響を受けて、今も平尾氏の存在を感じながら生きておられる様子が描かれています。
改めて、本当に多くの人に影響を与えることのできる人であったのだなと感じます。
本書の内容とは直接関係しませんが、10数年前に平尾氏の講演を聴かせていただく機会がありました。平尾氏のお話が終わったあと、司会者の方が「何かご質問はありますか」と言われ平尾氏と直接お話しができる機会など滅多にないと思い、ドキドキしながら手を挙げて質問させていただいたことを思い出します。その時も大変丁寧に私の質問に応えてくださいました。あの時のオーラも凄かったです。